愛の蜜に酔え!

ai no mitsu ni yoe

愛の蜜に酔え!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神53
  • 萌×231
  • 萌15
  • 中立9
  • しゅみじゃない4

167

レビュー数
24
得点
443
評価数
112
平均
4.1 / 5
神率
47.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784592876847

あらすじ

クロシジミチョウ出身で天涯孤独の里久は、クロオオアリ種の有賀家で世話になっている。次期王候補で片想いの人でもある綾人が病気と知り、治療のため星北学園に編入するが!? 
擬人化チックファンタジー!

(出版社より)

表題作愛の蜜に酔え!

有賀綾人、クロオオアリの次期王18
黒木里久、クロシジミチョウ16

その他の収録作品

  • あとがき&おまけ(SS「王子様のお人形」)

評価・レビューする

レビュー投稿数24

虫シリーズの2作目

虫シリーズの2作目です。
現代の文明が滅亡し、生き残るために虫と融合した人類の世界が舞台で、虫がカギとなるとても独特な設定です。
シリーズは出版順ごとに読んだ方が理解がし易いかもしれません。
特に1と3と4は繋がりが深く、6と7はほぼ前編後編です。

今作はクロオオアリの綾人×クロシジミチョウの里久→ハイスペック執着攻めと健気無垢不憫受けのお話です。
両片思いがすぎる!二人ともお互いへの気持ちが強すぎてこじれがハンパないです。
終始「違うの!ほうれんそうだよ!ちゃんと報告、連絡、相談して!」と脳内で叫んでいました。
天涯孤独設定や駆け落ちの約束、他人からの策略、そして昔懐かしの禁断の手法(記憶喪失)までも出てくるので最後までドラマチックな展開に切なさとワクワクハラハラで夢中になりました。
途中の里久の不憫ぶりは相当です。里久…
今作も虫ならではの生態が興味深く、読了後はかなりググりました。

1

擬人化世界観は神評価です


ドラマCDを少しだけ聴いて「こういう健気受けは好きかも!」と思い、原作を購入しました。1巻の「愛の巣へ落ちろ!」も読了です。(村瀬歩さんの小動物系受けボイス最高すぎます!!)
切なさは期待に裏切らなかった。一気に読み終え、号泣しました。クロシジミの受けちゃんがかわいそうで、かわいくて…(涙)幸せになってくれて本当によかった…。

正直最初は「擬人化設定でなければ普通の王道BLじゃん、ストーリーの展開が韓流ドラマみたい」って思ってたんですが、白泉社のものだと気付いたとき「!!!」ってなった。某先生の某作品のあとがきの中で、「新人時代白泉社で本を出させてもらえたんだけど、タイトルに◯◯をつけなければならないとか、設定は◯◯でなければならないみたいないろな厳しい条件付きで、大変苦労した」という話をされていました。虫シリーズも樋口先生の初期の作品なので、もしかしたらこの作品もそうではないかと勝手に推測しました。
だからいろいろな厳しい制限の中でこのような壮大な世界観を作り上げた樋口先生に尊敬しかありません。パブリックスクールシリーズはまだ未読ですが、ますます興味が湧いてきます。Charaさんのバースデーフェアのときに買おうかと思います。
虫シリーズの次作は時間があったら読んでみたいと思います。

0

萌えるし泣けるし最高!

虫シリーズの2作目。
1作目のような、執着攻×健気受が大好物なわたしにとっては、今作も1作目と似たシチュエーションに願ったりな2作目でした!

身分差やすれ違いに萌え、さらに途中から
すごく泣ける...(;O;)

可哀想な受が好きな方は読んで損しないと思う!!!!!
私は、健気でスキがありまくる受けがモブや当て馬にちょっかい出されちゃうのが大好きなので、本当に本当に萌えました///
ハラハラするけど、
最後にはちゃんと報われるので、安心して読んでもらいたい!

1

涙と鼻水とでティッシュ必須

樋口さんの虫シリーズニ冊目。
虫の擬人化もので、種によってハイクラスとロウクラスにはっきりと分かれています。

**********************
受けはクロシジミチョウ最後の一人の里久、16歳。
体が弱く、クロオオアリと共にいないと生きていくのが困難な種のため、クロオオアリの一族から保護され依存して生活しています。

攻めの綾人はハイクラス・クロオオアリの王種で、高校三年生。
王種でありながらも次期王となることを厭い、里久だけを愛するハイクラスとは思えぬ性格。
**********************

里久は天涯孤独で施設育ち。
クロオオアリの女王宅へ引き取られるまでは、毎日が死と隣り合わせのような日々を送っていました。
ですので綾人との出会いは里久の奇跡で宝物。
そしてそれはつねに孤独を感じていた綾人にとっても同様で、いつしか彼の望みは流れのまま王となることではなく里久と駆け落ちしてでも共にいることとなります。
ただ彼らの前には女王という越えるには困難な壁があり…というストーリーです。

このシリーズに挑戦するのは二回目です。
一冊目の攻めがかなり横暴で、その時は読むのをやめてしまいました。
多くのお話がハイクラスが攻めというパターンかなと思われ、しかもハイクラスは大抵俺様なので、当時自分には無理かなぁと感じたんですよね。
ただ、綾人はそういうタイプとはかけ離れています。
ですのでわたしのような俺様攻めが苦手な方は、こちらから読むのが良いかもしれません。
世界観や内容は把握できますので、問題ないように感じました。
そして今回面白いと感じたのは種の生態。
樋口さんがどの辺りまで実際のその種の特性に合わせてお話を作られているかはわからないのですが、今回のオオクロアリとクロシジミチョウの関係性は本当のことならばひじょうに興味深いです。
調べてみたくなりました(苦笑

0

過剰な不憫さ

ムシシリーズ2作目。
1作目と同様、身分差、すれ違いです。その上に、病弱、孤児といった要素があります。
本作では、より相互の離れがたさの象徴として、受けの病弱さは攻めの体液(蟻酸)で治り、攻めの隠れた血の出現を抑えるのが受けの体液(甘露)で、という関係性が描かれています。
受けは天涯孤独のクロシジミ里久。クロオオアリの女王に養われているためいつも言いたいことも言えず。
攻めのクロオオアリ綾人は、王種の生まれなのに先祖がえりでグンタイアリの血が出たり怒りのコントロールができなくて、いつも里久に酷い事を言ってしまう。
この2人のすれ違うやりとりが後半まで延々続くので、里久があまりにも不憫で読むのも辛くなってくる。その上アテ馬ですらないモブ男に最後まで犯されるって…
それを知った綾人に怒り狂われてついに記憶喪失に。
記憶喪失設定ってあ〜んまり好きじゃないんですよね…でもこの場合は、里久の辛さを一度まっさらにリセットして、いじけて何も言えない性格から変わっていけるので結果的には良かったです。
何も思い出さないまま、また綾人に恋をする里久。でも今の里久は以前の里久とはもう違う。待つのではなく、自分から離れていこうとする綾人に会いに行き、想いを伝える事ができる。
終盤やっと2人の甘々な様子が描かれるので、前半の哀しさとの対比もあり良かった良かった、と涙も出そうなくらいですが、あまりにもメロドラマ的な気がしますので評価は「萌」で。

2

ゆっくりゆっくり

シリーズ2作目。
私に知識がないからそう思うのかわからないですが
思いのほか、虫の習性とか特徴とか
うまく取り入れられててそこがまた面白いなと思うシリーズ。

今回の二人は、クロオオアリ×クロシジミ。
立て続けに読んだせいか、キャラの境遇やら設定やら流れやらが
少々デジャブwま、致し方ない。

ふたりの出会いはもっと幼いころ。
施設にいた受を保護すべく、女王に連れだって迎えに行った時。
お互いにお互いが大好きだった・・のに!というところ。
女王様の策略故にすれ違わされてしまった二人が可哀想。
グンタイアリの血が現れたせいで暴走気味な攻がまた痛々しい。
受視点で読んでいるせいもあるのだが、
なぜそんなに攻が怒っているのか。
2年前の事件とはなんなのか。
明かされるまでがヤキモキしてしまう。

解決してからの記憶喪失。
少しずつ少しずつ。
氷が解けるようにして近くなる距離感が好き。
結局どんな形であれ、好きになってしまうという結論が
可愛いなと思いました。

終わりよければすべてよし。
最後は気持ち悪いくらい受にメロメロな攻にエールを送りたい。

6

なんだか懐かしい。

ムシさんシリーズです。
ついつい何度も読み返したくなります。

懐かしさを感じる安定的な王道路線でした。

0

古典的少女漫画+α

以前読んだものを細かい部分を忘れていたために再読。初回は読後浸りすぎてレビューできませんでした。再読してやっと冷静になれたのでレビューを。

このシリーズでは定番の健気受がこれでもかとつらい目に合う展開にロミジュリ要素も加わってお話を盛り上げてます。完全にすれ違って受けは記憶喪失、引き裂かれるも未練たらたら一生お前を…という攻め。ここまでだと70年代少女漫画王道展開。
しかし見どころはここから。カプだけでなくそれを取り巻く環境や思惑も、いったんリセットされてもう一度きちんとやり直していく様子で、前半の鬱気分がすっきりできるのです。なんだか陶芸家さんができの悪い作品をおりゃー!と叩き割って作り直していくイメージとモチーフの陶芸が重なります。と同時に自由と希望のイメージや、恋は二人でするものというメッセージなんかも見えつつの大団円。おまけの攻めの溺愛生活はデザートのようで、満腹です。
難を言えば受けが男である必要性がまったくなくてですね。前半の受けがうざいのは後半で成長するための布石なので仕方ないにしても、BLである必要性が全くない話になってしまった部分かな。受けに男らしさは皆無です。それがダメな人には無理かも。そこを重要視しない人にはこってり少女漫画を読む気分で楽しめると思います。クオリティとして星四つで。

3

里久が可愛すぎます。

受・クロシジミの里久と、攻・クロオオアリの綾人のお話。

前半では里久がひたすら可哀そうです。
特にひどい状況がMAXになった、綾人が怒りで皿を割ったり、その直後に犯されてしまうシーンでは胸が締め付けられました。

「あまりにも辛すぎて記憶喪失」というのが私が読んでいた話の中ではあまりなかったので、新鮮でした。
すれ違いが生んだ結果ですが、最後は互いの気持ちが通じ合ってよかったです。

それにしても…あんな可愛らしい子の乳首から甘露でちゃうって…えろすぎる!!この設定が神です!!
虫って色んなことが可能になるからすごいですね。夢広がりますね。
里久がえろ可愛すぎて悶えました。

今回も、街子先生のイラストが可愛くて素敵でした!

2

第2弾 儚く健気すぎる

シリーズ2作目はクロオオアリ科の綾人 と クロシジミチョウ科の里久
一族のために引き裂かれた二人が傷つきながら遠回りして漸くたどり着く愛の軌跡です。

想い合う二人を引き裂き傷つける女王アリの憎たらしいこと。
一族のためにと言いながらも実は自分の血筋があまりよろしくないコンプレックスから次期王を最上の血筋で作り上げることばかりを考えている非情な女でした。
後継者の第一候補である綾人を言いなりにさせるために里久を人質にし、里久を利用するために綾人の将来の安泰を枷にする。
なんてバカな…もっとちゃんと話し合えよ…と思っても、13歳と15歳の無力な少年には難しいことでしょうね。
特に、無知で力のない里久が行動することもできず待つだけの日々を送るのも仕方ないことなんだけれど、いいように操られだんだん追い詰められていく二人を読んでいくのはとても辛くなります。
綾人が凶暴性と不信感が増していく中で弱っていく里久。

前作と同じ名門高校の生徒だったので同じ登場人物たちが出てくるかと思ったら全く別物というくらい居ませんでしたが、終盤で出てきた若い医者が愛の巣への澄也でしたから、時系列でいうと前作から7〜8年経った頃でしょうか。

前作の翼が病弱ながらも気が強かったので、里久は絶滅危惧種で日本で最後の一人、そのうえ狭い世界でやっと生きてる病弱ないたいけな子というところで健気度も高いでした。

愛の蜜というのが里久が出す甘露のことかなと思いますが、綾人が夢中になって吸う姿を想像すると、母乳を欲しがる赤ちゃんのようで可愛いです。

番外のショートストーリーでは超甘々です。
やっと心から結ばれてともに暮らせつようになって1年経った頃のある朝のこと。
健康に気遣った朝食を食卓に並べ里久をお起こしに行く綾人がとても幸せそうで読んでいてやっと安らげました。

1

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