愛の蜜に酔え!

ai no mitsu ni yoe

愛の蜜に酔え!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神74
  • 萌×247
  • 萌21
  • 中立9
  • しゅみじゃない4

96

レビュー数
27
得点
630
評価数
155
平均
4.1 / 5
神率
47.7%
著者
樋口美沙緒 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784592876847

あらすじ

クロシジミチョウ出身で天涯孤独の里久は、クロオオアリ種の有賀家で世話になっている。次期王候補で片想いの人でもある綾人が病気と知り、治療のため星北学園に編入するが!? 
擬人化チックファンタジー!

(出版社より)

表題作愛の蜜に酔え!

有賀綾人、クロオオアリの次期王18
黒木里久、クロシジミチョウ16

その他の収録作品

  • あとがき&おまけ(SS「王子様のお人形」)

レビュー投稿数27

キレ過ぎの攻め(病気)×無知受け

虫シリーズ、気になった巻だけツマみ読んでるんですが、このお話の世界観を受け入れないと終始ポカンとしてしまいがちです。特にこのお話とか。

なんか冒頭から薄幸の地味メン(受け)が、仲が良かったのに突然自分をフッた攻めが病気ってんで、それを治せるのは自分しかいないとか言うもんだからそれまでずっと会ってなかった攻めに今、会いに行きます……ってところから話が始まります。
そっから攻めがサ◯ヤ人化する病気(金髪になってやたらとキレやすくなる)で、治療法は受けとのセックス……ということで訳もわからぬままベッドイン。
キレやすくなってる攻めは、困惑気味の受けを有無も言わさず無理矢理抱き、何かあればキレ、受けが泣けばヘニャヘニャ、受けが他の男といればキレ散らかし、となんだか忙しい様子。

前半の受けは何も話が飲み込めていないので、終始「なんなん?」って感じで、それに対して攻めはキレ散らかしまくるので私も一緒に「なんなんなん???」って感じでした。
そっから名探偵◯ワロかよ、みたいなネタバラシが展開され、攻めが「俺は幸せにはなっちゃいけないんだ…!」とか面倒くさいことになりつつも二人は幸せなキスをしてハッピーエンド……。
まぁ、二人が幸せならそれでオッケーです。


とりあえずこのシリーズの癌は狂った大人で、そりゃあこんな大人の下で育ったらみんな狂わざるを得ないよね……みたいな話でした。
受けが白痴系と健気の合わせ技で泣かせるんですが、それよりも後半のネタバラシがちょっと馬鹿っぽくて涙が引っ込みました。

余談。
攻めがナイフみたいにキレやすいのは病気の所為、みたいな書かれ方してるんですが、BLの攻めって大体こういう面倒くさい拗らせ方してる攻めばっかなんで、ちょいちょい「キレやすいのは病気の所為」って台詞を見て「そういやそうだった…」とハッとすることが数回ありました。じゃあ病気でも無いのに、やたらとグジグジギャアギャア騒いでるBLの攻めって一体……いやでもこの攻めが普段菩薩系なのか……?ならなんかそういう菩薩要素を病気克服後に見たかったです。

1

激しくすれ違う恋の行方!

なぜか未読だった本作ですが、
シリーズ再読の中でようやく読んでみました。
正直いうと、あまり萌えられなかった……

ハイクラス・クロオオアリの綾人とロウクラス・クロシジミチョウの里久。
クロシジミはクロオオアリから蟻酸をもらわないと生きていけない生態なんですよね。
自然界でもクロオオアリに擬態して世話をしてもらうのがクロシジミの特徴です。
こんな世界があるなんて知らなかったなぁ。
とても不思議ですよね……と、普通に感心してしまいました^^;

二人の恋はすれ違いの恋ですね。
綾人も子どもだったと思うくらい、
里久に振られたと勘違いした後は冷たく当たりまくる。
クロオオアリから怒りでグンタイアリとして定着してしまった綾人でしたが、
結果的に有賀家から解放されて自由になれました。
里久もまた、綾人から定期的に蟻酸を貰えることになって元気に、
自由になりました。
色々あったけど、結果的には良かったのかなと思います。

あまり記憶喪失という展開が好きでないこともあるのと、
記憶喪失中の里久が積極的なのもあって違和感を感じてしまいました。
ただ、遠距離中の綾人の健気さには萌えた♡
カフェで2日に一回手紙を書くエピソードにひっじょーに萌えました(〃ω〃)

ただ、涙が止まらないほど泣いてしまった他の作品ほど切ないと思えなかったので、そこが自分の中で残念でした。

0

振り回される

ムシシリーズ第二弾。クロオオアリとクロシジミなので、気楽に読み始めたら内容が痛かった。周りにあまりに振り回される二人が気の毒すぎて萌がやや減少したため、萌にしました。もう少し強い二人の方が好きなのかもしれないです。本編270P+あとがき+後日談9P。

絶滅危惧種のクロシジミである里久(りく)。クロオオアリの有賀家で保護してもらっていますが、ある日、女王から「もう蟻酸は与えない、今後はパートナーからもらえ、また、綾人が病気になったのでその治療に役立つように」と言われ、綾人の通う星北学園に一時入学することになり・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
天ちゃん(テントウムシ、有賀家のアルバイト)、有沢遥(綾人と同じく王候補)、有塚(有賀家の分家筋、星北学園生徒)など。
澄也もちょびっとだけ出てきました。

**内容に触れる感想

出会った頃の二人は幼過ぎて、大人の思惑どおりに振り回されて、気の毒過ぎて。
有賀家女王様の思惑は分からなくもないのだけど、それで子供たちの人生を大きく左右してよいものでもないし、だからといって酷いと女王を責める気持ちにもなれず、もやもやしたので、萌が減ってしまった感じです。

二人して酷い事態を乗り越えて、なんとか二人の新しい人生を勝ち得て終わったので良いのですが、後日談の9Pだけじゃ甘さが足りなーい。もっともっと甘いお話を読みたい!!!
二人の同人誌を探してみます・・

0

虫シリーズの2作目

虫シリーズの2作目です。
現代の文明が滅亡し、生き残るために虫と融合した人類の世界が舞台で、虫がカギとなるとても独特な設定です。
シリーズは出版順ごとに読んだ方が理解がし易いかもしれません。
特に1と3と4は繋がりが深く、6と7はほぼ前編後編です。

今作はクロオオアリの綾人×クロシジミチョウの里久→ハイスペック執着攻めと健気無垢不憫受けのお話です。
両片思いがすぎる!二人ともお互いへの気持ちが強すぎてこじれがハンパないです。
終始「違うの!ほうれんそうだよ!ちゃんと報告、連絡、相談して!」と脳内で叫んでいました。
天涯孤独設定や駆け落ちの約束、他人からの策略、そして昔懐かしの禁断の手法(記憶喪失)までも出てくるので最後までドラマチックな展開に切なさとワクワクハラハラで夢中になりました。
途中の里久の不憫ぶりは相当です。里久…
今作も虫ならではの生態が興味深く、読了後はかなりググりました。

5

擬人化世界観は神評価です


ドラマCDを少しだけ聴いて「こういう健気受けは好きかも!」と思い、原作を購入しました。1巻の「愛の巣へ落ちろ!」も読了です。(村瀬歩さんの小動物系受けボイス最高すぎます!!)
切なさは期待に裏切らなかった。一気に読み終え、号泣しました。クロシジミの受けちゃんがかわいそうで、かわいくて…(涙)幸せになってくれて本当によかった…。

正直最初は「擬人化設定でなければ普通の王道BLじゃん、ストーリーの展開が韓流ドラマみたい」って思ってたんですが、白泉社のものだと気付いたとき「!!!」ってなった。某先生の某作品のあとがきの中で、「新人時代白泉社で本を出させてもらえたんだけど、タイトルに◯◯をつけなければならないとか、設定は◯◯でなければならないみたいないろな厳しい条件付きで、大変苦労した」という話をされていました。虫シリーズも樋口先生の初期の作品なので、もしかしたらこの作品もそうではないかと勝手に推測しました。
だからいろいろな厳しい制限の中でこのような壮大な世界観を作り上げた樋口先生に尊敬しかありません。パブリックスクールシリーズはまだ未読ですが、ますます興味が湧いてきます。Charaさんのバースデーフェアのときに買おうかと思います。
虫シリーズの次作は時間があったら読んでみたいと思います。

0

萌えるし泣けるし最高!

虫シリーズの2作目。
1作目のような、執着攻×健気受が大好物なわたしにとっては、今作も1作目と似たシチュエーションに願ったりな2作目でした!

身分差やすれ違いに萌え、さらに途中から
すごく泣ける...(;O;)

可哀想な受が好きな方は読んで損しないと思う!!!!!
私は、健気でスキがありまくる受けがモブや当て馬にちょっかい出されちゃうのが大好きなので、本当に本当に萌えました///
ハラハラするけど、
最後にはちゃんと報われるので、安心して読んでもらいたい!

3

涙と鼻水とでティッシュ必須

樋口さんの虫シリーズニ冊目。
虫の擬人化もので、種によってハイクラスとロウクラスにはっきりと分かれています。

**********************
受けはクロシジミチョウ最後の一人の里久、16歳。
体が弱く、クロオオアリと共にいないと生きていくのが困難な種のため、クロオオアリの一族から保護され依存して生活しています。

攻めの綾人はハイクラス・クロオオアリの王種で、高校三年生。
王種でありながらも次期王となることを厭い、里久だけを愛するハイクラスとは思えぬ性格。
**********************

里久は天涯孤独で施設育ち。
クロオオアリの女王宅へ引き取られるまでは、毎日が死と隣り合わせのような日々を送っていました。
ですので綾人との出会いは里久の奇跡で宝物。
そしてそれはつねに孤独を感じていた綾人にとっても同様で、いつしか彼の望みは流れのまま王となることではなく里久と駆け落ちしてでも共にいることとなります。
ただ彼らの前には女王という越えるには困難な壁があり…というストーリーです。

このシリーズに挑戦するのは二回目です。
一冊目の攻めがかなり横暴で、その時は読むのをやめてしまいました。
多くのお話がハイクラスが攻めというパターンかなと思われ、しかもハイクラスは大抵俺様なので、当時自分には無理かなぁと感じたんですよね。
ただ、綾人はそういうタイプとはかけ離れています。
ですのでわたしのような俺様攻めが苦手な方は、こちらから読むのが良いかもしれません。
世界観や内容は把握できますので、問題ないように感じました。
そして今回面白いと感じたのは種の生態。
樋口さんがどの辺りまで実際のその種の特性に合わせてお話を作られているかはわからないのですが、今回のオオクロアリとクロシジミチョウの関係性は本当のことならばひじょうに興味深いです。
調べてみたくなりました(苦笑

0

過剰な不憫さ

ムシシリーズ2作目。
1作目と同様、身分差、すれ違いです。その上に、病弱、孤児といった要素があります。
本作では、より相互の離れがたさの象徴として、受けの病弱さは攻めの体液(蟻酸)で治り、攻めの隠れた血の出現を抑えるのが受けの体液(甘露)で、という関係性が描かれています。
受けは天涯孤独のクロシジミ里久。クロオオアリの女王に養われているためいつも言いたいことも言えず。
攻めのクロオオアリ綾人は、王種の生まれなのに先祖がえりでグンタイアリの血が出たり怒りのコントロールができなくて、いつも里久に酷い事を言ってしまう。
この2人のすれ違うやりとりが後半まで延々続くので、里久があまりにも不憫で読むのも辛くなってくる。その上アテ馬ですらないモブ男に最後まで犯されるって…
それを知った綾人に怒り狂われてついに記憶喪失に。
記憶喪失設定ってあ〜んまり好きじゃないんですよね…でもこの場合は、里久の辛さを一度まっさらにリセットして、いじけて何も言えない性格から変わっていけるので結果的には良かったです。
何も思い出さないまま、また綾人に恋をする里久。でも今の里久は以前の里久とはもう違う。待つのではなく、自分から離れていこうとする綾人に会いに行き、想いを伝える事ができる。
終盤やっと2人の甘々な様子が描かれるので、前半の哀しさとの対比もあり良かった良かった、と涙も出そうなくらいですが、あまりにもメロドラマ的な気がしますので評価は「萌」で。

2

ゆっくりゆっくり

シリーズ2作目。
私に知識がないからそう思うのかわからないですが
思いのほか、虫の習性とか特徴とか
うまく取り入れられててそこがまた面白いなと思うシリーズ。

今回の二人は、クロオオアリ×クロシジミ。
立て続けに読んだせいか、キャラの境遇やら設定やら流れやらが
少々デジャブwま、致し方ない。

ふたりの出会いはもっと幼いころ。
施設にいた受を保護すべく、女王に連れだって迎えに行った時。
お互いにお互いが大好きだった・・のに!というところ。
女王様の策略故にすれ違わされてしまった二人が可哀想。
グンタイアリの血が現れたせいで暴走気味な攻がまた痛々しい。
受視点で読んでいるせいもあるのだが、
なぜそんなに攻が怒っているのか。
2年前の事件とはなんなのか。
明かされるまでがヤキモキしてしまう。

解決してからの記憶喪失。
少しずつ少しずつ。
氷が解けるようにして近くなる距離感が好き。
結局どんな形であれ、好きになってしまうという結論が
可愛いなと思いました。

終わりよければすべてよし。
最後は気持ち悪いくらい受にメロメロな攻にエールを送りたい。

6

なんだか懐かしい。

ムシさんシリーズです。
ついつい何度も読み返したくなります。

懐かしさを感じる安定的な王道路線でした。

1

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