葛西リカコさんのレビュー一覧

妖精は花蜜に濡れコミコミスタジオ特典ペーパー 真夜中の温室 特典

華よりも香るのは

本品は『妖精は花蜜に濡れ』の
コミコミスタジオオリジナルの特典ペーパーです。

本編後、
ヴェルレインの城でのラブラブなお話になります。

蝙蝠王を倒した後、
イールはヴェルレインの城で
夢みたように花々を育てる暮らしをしています。

特にヴェルレインがイールのために
改装してくれた温室は季節を問わず
多くの花が咲く常夏の楽園となっています。

今イールが心待ちにし…

4

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

寄り添いあう二人

毎夜の悪夢によりトラウマを抱えた祐一は、呉葉の傍に安らぎを覚えて共に暮らし始めます。
一方の呉葉は、祐一の傍に居ればいるほど自分ではない誰かを己の中に感じ、祐一に対して制御できないほどの執着を覚えます。そしてそんな自分に苦しみながらも止めることができず、次第に過度な嫉妬を露わにしていきます。

ホラー、シリアステイストのお話で、
主人公たちの追い詰められた心理がにじみ出たような、どこか糸が…

6

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

受けのきも!発言に何故だか萌えてしまう。。

文句なしに神作品です!!
実は今まで凪良先生の作品が個人的にハマらなかったので手に取るのが遅くなってしまったのですが、久しぶりのドストライクでした!!
卑屈で自分に全く自信のない攻めが、孤高の受けに強烈に惹かれていく様子が鮮やかで眩しかったです。
受けと攻めが恋愛からほど遠いところから始まって、最終的に思い合えるという展開が大好きなので、受けの攻めへのきも!発言には萌えました!!!
攻めか…

16

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

電車で読むのはオススメしません!笑

葛西リカコさんの美しい表紙とチルチルでの高評価。
これは買いですね!と本屋さんで見つけた時に迷わず手に取りました
他の方のレビューにあるように、
・美しい彼
・ビタースイート・ループ
・あまくて、にがい
・月齢14
の四部構成になっていて『あまくて、にがい』のみスクールカーストの頂点に君臨する清居の視点、残りの三編は清居とは正反対、スクールカーストの最底辺にいる平良の視点で描かれてい…

4

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

実は、羞恥プレイあり!?

もう何度読み返したことか。
超名作だけあって、ちるちるさんでも評価が高いし、レビューもたくさんあるし、私なんぞがレビューするのも、おこがましい気がして、なかなか書けませんでした。

だってねえ、完璧なんですもん。

人が人を一途に想う気持ち。
イジメとスクールカーストの問題。
美しい、寂しい人間が、モデル業界や芸能界に身をおく思い。
踏みつけられてきた人間の卑屈さと共にあるピュアさ…

14

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

俺は神さまじゃねえよ。

4つのお話で構成されており「あまくて、にがい」のみ清居(受け)視点、他は平良(攻め)視点で物語は すすんでいく。

この作品は、何小説に分類されるのだろう?シリアスとも違うし、ラブコメではない。でもサスペンス以外の全ての要素が詰まっている気がする。
だから私の中では、エンターテイメント小説だ。

かと言って、(受け)か(攻め)のどちらかに もの凄く感情移入できたか?と聞かれれば、素直に「…

15

恋を綴るひと 小説

杉原理生  葛西リカコ 

相性の問題

杉原理生さんの作品はいくつか読んだことがあり、評価の高いものも含まれているのですが…どーも毎回、なんだか残念な気持ちで読了することになります。あらすじを読んで「今度こそ」と思ったこの作品も結局…。

世話焼きの蓮見と変わり者の和久井。大学時代からの友人同士の二人がゆっくりと恋を自覚してゆく物語です。他の作品同様、丁寧に書かれていて、とても優しい物語だと思いました。…思ったんですけどね。

2

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

末永くお幸せに

まずは、受けの子について
平良が清居のことを『キング』と呼んでいたので、私は某ウエストゲートパークのギャングの王様の様に、常に冷静でカリスマ性を備えた人物なのかと思ってたら、中身はわりと普通の子でした。恋もするし、嫉妬もするし、寂しがり屋で、傷つきやすい。家庭内での孤独を紛らす為、テレビの中に憧れを抱いていた事が切ないです。単純に目立ちたいとかじゃなく、誰かに大事にしてもらいたかったんだろうなぁ…

19

愛しの官能小説家 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

ワイルドタラシ系攻めが最高

表紙の攻め、無精髭に筋肉質な二の腕……最高!
ありがとうございます、葛西さん!
完全に表紙買いでした。
そしてゆりのさん、多分初読みではないかなぁ。
いつもどういう作品を書かれているのか存じ上げないのですが、今回のこのタイトルは、表紙の肌色率が低めなのに反してひじょうに書店買いし辛いのではー(苦笑
帯は購入時もうついていなかったのですが、まさか攻めの名台詞「俺の作品のために、一肌脱げ。い…

7

妖精は花蜜に濡れ 小説

鴇六連  葛西リカコ 

妖精の純愛

あらすじ:
蝙蝠王と人間との間に生まれた妖精・イール(受け)は、蝙蝠一族の営む高級クラブの人気歌姫。
ある夜出会った新客・ヴェルレイン(攻め)という男に惹かれていくが…

妖精(ラフェリ)の設定にオリジナリティがあり、ラフェリたちの不憫な境遇にもなかなか引き込まれる作品でした。

花を栄養源とし、身体から精液ではなく花蜜を排出するラフェリ。
ラフェリを産み落とした乙女たちは、蝙蝠一族…

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