梨とりこさんのレビュー一覧

草食むイキモノ 肉喰うケモノ 小説

今城けい  梨とりこ 

食べちゃいたい

もう食べちゃいたいぐらいに可愛いという
攻の気持ちがあふれています(笑)

今城さんの作品はあまり読まなかったのですが、
あらすじの「小動物のようなたたづまい」という記載に
惹かれ、購入に至りました。

小動物のようであり、中学卒業と同時に就職し、真面目に働く幸弥と
同じ会社で働き、幸弥をずっと見守ってきた関目のお話。
幸弥が上司からのセクハラで困っていると知り、
関目は同じ同…

4

禁断の甘い鎖 小説

夏目怜央  梨とりこ 

兄は真実に目を背け愛を受け入れる

「息もとまるほど愛し愛される喜びに涙が止まらない!! 禁断の兄弟年下攻ラブ!!」
帯に書かれたフレーズ、いやぁ~全然泣けませんです。
なんて薄情な感性をしているのかと、泣けないのは私だけなのか?!なんて思いつつ
禁断ストーリーを取りあえず読破、最後まで泣けませんでした。。。。

内容は訳あり新人俳優としてマネージャーをする事になった受け様が、初めて会った時に
それが20年も前に生き別…

2

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

犬なら可愛がってくれるでしょ?

どこから読んでも達幸の独占欲がにじみ出ちゃってる作品
達幸にとって明良がすべて
梨とりこ先生のお色気あふれるイラストがまた(´Д`)

大好きな独占欲ものなのですが、
あまりの執着ぶりに達幸が子供っぽく感じてしまった故に
神評価に一歩及ばず。

もう達幸がかわいそうに感じるほど明良ラヴで
早く達幸を好きになってあげて!って思いながら読みました。
明良が自分に素直になれたとき、本…

4

プラチナBOOK 04 セレクトフェア2012 特典

間違いなく、少数派。

宮緒さんの作品は、『渇仰』に限らず未読です。こちらは、渡海さんだけが目当てでした。今回の『追いかけようか』が特別お気に入りなわけではないのですが、好きな作家さんなので。

いやなんか、西条ちょっと進化してないか!?と思いました。いくら毎回訂正されてるからって、立花に言われる前に(それでも『クマ・・・』と言いかけてるんだけど)『ベア』って自分から言い直してるよ!

相変わらず、立花は『ベア』…

3

プラチナBOOK 04 セレクトフェア2012 特典

先生・・・ご苦労したのですね。

やっぱり今回のフェアで1番読みたかったのが、このNO4ですよね。
それもお犬さま!きっとこれが読みたくて既読した書籍を再び購入なんて方が
沢山いるのではないかと推察しながらワクワク読みでした。
そして、内容はと言えば、主役の二人が出てこない!!これは高校時代の二人の
担任の回想録でしたね。
それも同窓会に出席できない多忙な攻め様の欠席のハガキを読みながら感慨深く
思いを馳せているような…

1

プラチナBOOK 04 セレクトフェア2012 特典

犬の話

もうっ!これのためにフェア参加しましたとも(涙、、、)
きっとそんな人が多数いるはず。
そうです!『渇仰』の犬。。。あーちゃんの犬ですっ!!
これだけで萌え萌えつけましたw

さて、その番外編は高校の同窓会での教師の回想によって綴られます。
第三者からの視点でもすごい!!というのがわかって、ハァハァします(エッチはなくともねw)
入学式であーちゃんとクラスが離れてしまったために総代で…

2

裏を返せば…! 小説

栗城偲  梨とりこ 

残念縛り

これはこれは、なんとも残念な、変態さん攻めの本。

自分がMなもんだから、自分がされて嬉しいことを、つい、好きな相手にしちゃって、結果、相手にはSだと思われて嫌われちゃうという、なんとも因果なイケメンさんが攻め。
そんなややこしい相手に好かれているとは露知らず、普通に対人関係に悩む受け。
この二人のすれ違いッぷりがなかなか笑わせます。

それにしても、栗城さんってプラチナ文庫では、攻め…

2

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

双方からの方向性の違う執着

達幸の明良に対する執着は、最初から最後まで変わらず凄いです。
「とにかく明良しか見えてない、他はどうでもいい」という盲信っぷりは、
もうストーカーと言ってもいいでしょう。

お話は、2人が6年ぶりに再会したところから始まります。

火事で家財を失い、恋人に裏切られ、
揚句、理不尽な解雇を言い渡された明良の前に突如現れた達幸は、
何もかも失った明良とは対照的に、俳優として大成功を収め…

6

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

強烈

とにかく強烈に犬です。
でも犬に似つかわしくない嫉妬などの人間的感情も持ち合わせていて、
とても複雑な人物になっています、達幸は。
複雑だけど、ちょっと短絡的。
明良のことになると一生懸命を通り過ぎて狂ったようになってしまいます。
というより狂っています。
明良もそのことに関し、色々と不安を抱くのですが……
それ以前に途中まで明良も相当酷いです。
悪い意味ではありませんが、……いや…

3

裏を返せば…! 小説

栗城偲  梨とりこ 

期待はずれ;

栗城先生の作品を読むのはこれが初めてです。
粗筋読んでピンときたのと、挿絵家として大好きな梨先生の小説なので喜んでレジへ。
粗筋だけではどっちが攻なのか分からなかったところも気に入ってw

小説帯が【『這い蹲って舐めろ』って言ってください】などというトンデモ系だったので、さぞや中身もぶっ飛んでるのかと思いきや、肩透かし喰ったってくらい大人しめです。
もっと両者SM同士の攻防戦があるのかと…

3
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