chikakumaco
カシオ 猫野まりこ 茶渋たむ 高木ユーナ 栗戸なつ 如月あい ウェルダン山田 阿部はちた 束原さき 小嶋ララ子 Maria
寡作なので、次のコミックスが待ち遠しい、束原さき先生のお名前を見つけてつい買ってしまった。
アンソロジーは読み切りを中心にしておいて欲しい…。途中から買うとジレジレ感が凄い事になってしまう。バックナンバーを買おうかどうか悩ましいし、好きな作家さんのがコミックスになるのを待つしか無いのかなぁって思う。
■さて。冒頭は表紙も瑞々しい青春もの。カシオ先生、『群青夏恋』。
退屈な田舎町の夏、東京…
ちょっと、これは、うーん。読み手側を選ぶ作品かも知れません。その独特のフワフワとしたタッチの画もそうですが。フツーの高校生の日常にして、「この世界の為に!」と、付けさせられる貞操帯。(男子用の貞操帯って⁈)最初は主人公の恭平と同じく、この中二的世界観に入りにくいんですね。あぁ、これ何となくSFなんだな、と感じるのはしばらく読み進めてから…かも。逆にこの世界に入れてしまえば、大丈夫です!というか、こ…
きました。ドロドロ愛憎劇、完結巻。
両親や、周りの人間をも巻き込んだ義兄弟の愛憎の果てに何が待つのか?そこに救いはあるのか?
読み手によって解釈は違ってくるものだと思いますが、私は、素晴らしい結末だと感じました。
ネタバレ無しで読んだ方が、絶対に良いです。
なので、これから読まれる方は、このレビューはとばしてくださいね…。
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遥さんと和解して、別れ際にさよなら、っ…