月東湊さんのレビュー一覧

聖王騎士の甘い溺愛 ~異世界の恋人~ 小説

月東湊  旭炬 

受けの成長も描かれた溺愛系ファンタジー

あらすじ:
航(受け)と幼馴染の健太は、施設育ちの高校生。
ある夜、二人は王国の騎士と名乗る美貌の青年・キース(攻め)と出会い、竜巻に巻き込まれ異世界へ。
キースに保護され、王国での暮らしに馴染んできた頃、健太が邪教の魔術師に術をかけられ…

主人公が物心つく前に施設に引き取られた天涯孤独の身の上という、なかなかシリアスな設定からスタートする作品。
幼馴染との絆や、それぞれの精神的自立…

6

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

コレ!という印象が残らなかった

あれー?私は別の作品を読んだのかな…。というほど皆さんのレビューとは違う感想になりました。

最後まで鬼を「あんた」って呼ぶ潮をどうも可愛いと思えず…。う~ん。なんと言えばいいのか。小さなアップダウンが沢山ありすぎてコレ!という印象が残りませんでした。精気を食うためという初エッチも唐突だし、神様が見える同級生とか、竜神とか、鬼が消えるって話も、腫瘍のことも、何もかもが唐突でツギハギな気が。

4

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

妖怪パラダイス


淫兎の穂澄(受け)は住んでいた森を追い出されてしまい、道端で死にそうになっていると、そこを通りかかった六辻(攻め)に拾われます。
彼の家は妖怪がたくさんいました。ただの化け兎だと思っている六辻は穂澄も家においてくれると言ってくれます。
六辻も妖たちもいい人ばかりでとても居心地がよくて・・・

穂澄は雌しかいないはずの種族なのに何故か雄で生まれてきた淫兎です。
その上とても体が弱かった…

5

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

グロ注意!そして、ネタバレ注意!

涙が止まりませんでした。
前作『青龍の涙』のスピンオフということですが、竜神が出てくるだけで続編というわけではないみたいなので、これだけでも楽しめます。

グロやエロはありますけど、夏○友人帳や蛍○の杜へなんかと似た雰囲気で、切なくて心温まる物語でした。しかも、露神様が出てくるんですよ!残念ながらこの作品の露神様も消えてしまうのですが、鬼と潮の幸せを守ってくれていた優しい神様です。

残…

4

青龍の涙 ~神は生贄を恋う~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

竜神は人間らしく、人間はまるで神仏の化身

賛否両論あるようですが、私は好きでしたね。
前半で、竜神はそれはそれは酷いことを彰にしました。よりによってあんなにいい子を脅したあげく、メチャクチャに陵辱したのは、許せないことです。
でもこの400年竜神が、とても寂しかったのであろうことは想像できます。信じていた人たちに裏切られながら、それでも村を潰すことはしなかった竜神は、やっぱり優しい人だと思うけどなぁ。そして、とても人間らしい。彰を陵辱…

2

千年皇帝 ~最後の花嫁~ 小説

月東湊  六芦かえで 

理想の国王

タイトルが“千年皇帝〜最後の花嫁〜”なので、私は最初千年生き何度も結婚と死別を繰り返した皇帝が最後の伴侶を得る話だと思っていました。でも、本当は“最初で最後の花嫁”という意味だったんですね。偽装結婚的なことはしてたっぽいですが、800年も一途に想い続けた皇帝に感動しました。過去のストーリーがちょっと曖昧なままだったので、その辺が気になります。陽と白秀と泰平の呪いを解く伴侶もいずれ現れるのかなぁ。な…

1

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

ごめん 無理。

うーん怖すぎた。
いいお話なんだろうけど、怖すぎたので、百万歩譲って中立が精いっぱいな私を許して・・
身体損壊シーンが無理な方は、お止めいただいた方がよいかと。

陸裕先生の挿絵目当てでget。
美しい表紙。。。。中の挿絵もほんとに美しい。
ただただあのシーンさえなければ・・・・・
あのシーンがあるが故に、長らく読み終えることができず タンス預金ならぬ
タンス本と化してしまった。

2

兎とジゴロと甘えん坊「純情ウサギが恋したら」番外編 特典

優しい言葉に救われて

本品は『純情ウサギが恋したら』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、六辻視点で術者・ジゴロが
アパートに押しかけてくるお話です。

ある日、六辻は
帰宅途中にバイクに乗った
遊び人風の男に声を掛けられます。

彼は淫兎だった穂澄を助けるためにと
穂澄の姉達が連れてきた術者でした。

その時彼は
自分は契約相手の見つからない淫妖に
精を売るジゴ…

3

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

可愛さはありますが…

雌しか生まれないはずの淫兎の雄として生まれた受け。住んでいた森が開発されて行き場を失い、ウサギ姿でさまよっていたところを警察官の攻めに保護される。普通の人間には見えないはずなのに、攻めのアパートには他にも先住の妖たちがいて…。


妖を見ることができる攻めと、突然変異的に雄で生まれた淫兎という妖の受けです。
ウサギ姿で行き倒れていたので、最初はただの(?)ウサギの妖だと思われていて、翌日受…

3

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

にぎやかな妖パラダイスです!

モフモフファンタジーです。『淫兎』の雄が、受けの穂澄です。受け視点で進みます。
こちら、オチが分からない方が面白いと思うので決定的なネタバレなしで書きたいと思います!

『淫兎』というのは淫妖の一種で、男性からもらった精気を餌にして生きています。そのため雌しかいないはずが、穂澄は雄として生まれてきてしまったんですね。成体になれば男性の精気でしか生きられないのですが、雄で力も弱いため精気をもら…

2
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