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月東湊
碧雲
ネタバレ
「旅の道づれは名もなき竜」の番外編4作 全部が、相愛を描いた暖かい内容だけに、 読後、花食いの優しい竜が、シルヴィエルが亡くなった後、 どうするんだろうかと思ってしまった。 数百年の間、ずっと独りで生きて、 仲間の花食い竜は絶滅、 夢を見ないはずの竜が、観た夢は、死んだ両親や、助けてくれた少年。 人間の寿命は短い。 竜に比べたら儚い寿命のシルヴィエルの ほんのちょっとの笑…
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本編後シルヴィエルの故郷の神殿で暮らす二人。竜視点です。 毎日シルヴィエルは朝早く起きて神殿の精霊の泉を磨きます。 シルヴィエルを抱きしめて眠る竜は気づくものの後から起きてシルヴィエルの様子を見守り、彼の美しさにうっとり。 本当はシルヴィエルとイチャイチャやもっと先のこともしたいのに、シルヴィエルが精霊のいる場所では…とさせてくれなくて。 思わず竜は精霊たちが一晩旅行にでも行っ…
月東湊 円陣闇丸
表紙絵がお子様メルヘン調で、忌避していた本。 評判が良いので購入して読んだら、表紙がお子様なだけだった。 あとがきによると、2017年に雑誌掲載をした作品に追加再編をしたもの。 なら、ファン要望があれば、更に続編もあるかも? -- ●父王 后の初産に急ぐ途中、呪術師が乘る馬車を田に転落させて恨みを買う。 生まれてきた子は、呪われていた。産んだ后は自死。 父王は、嫡男を忌み、避け…
レオ視点です。 村に帰って家族3人で暮らしています。子供はまだ赤ちゃんの頃かな? ルシェルが隣国から戻ってから、よく自分の首を無意識に触っているのにレオが気がついて。 ずっと17年間首にチョーカーを着けてたから、無いと無いで気になるようで。 かわりにどうぞとレオから布を首に巻いてもらい。レオの持ち物だと思うとレオの匂いがするようで嬉しいって。 くっ!可愛い!と思うレオでした。 …
月東湊 カワイチハル
絶望しかない!と思っていたら…! ルシェルが可哀想で。何も教えてもらえず何も知らず、のどかな村でひたすら理由もわからず自分だけ勉強と礼儀作法をつめこまれ。体はどんどん弱っていき、走ることもできずすぐ熱を出して寝込んで。 幼馴染のレオとの甘酸っぱい関係から踏み出すところも良かったです。 後半は今までの仕打ちはなんだったの〜?ってくらいルシェルが隣国で自由ではつらつとしてて。もう熱も…
月東湊 榊空也
獣使いの琉央は、知らずに守護獣と意思疎通をする。 良くなついた守護獣の正体が鍵だった。 余り世界観に入り込めなかったのは、何故だろう? --- ●琉央 :天空雑技団の流民の獣使い、19才、どんな獣にも懐かれる。 金持ちの家の双子の片割れ。 「一生を獣と過ごす」と予言され、処分される前に母親が雑技団へ預けた、捨て子。 ●王妃:獣好き。 雑技団に双頭の蛇を見学に訪れ、城に琉…
月東湊 街子マドカ
BL版もののけ姫風? とっても良いお話でした。 かかさま〜!若草を良い子に育ててくれてありがとう(泣) 優しい山の獣たちと山の恵みで、かかさまを亡くした後も一人で生きていた若草。 誰も恨まずでもこっそり泣いて。 泉の神様を心の支えに。 とにかく若草が可愛くて良い子で、獣たちとのやりとりも面白くて。 みんなに見守られて。それも全ては泉の神様もとい山神様のおかげで。 …
月東湊 水貴はすの
H3PO4
スピンオフから読んでいたのでした(汗) で、途中まで読んだら、めっちゃ既視感が。山波建設?不正?役員会で啖呵切ってる?双子の兄弟? と、あちらの評価が良かったもので、今回のお話はちーとばかし没入は出来ませんでした。萌どころがね、ちょっとずれちゃったというか。 他の方のレビューにもありましたが、オススメはスピンオフの方です。 慶一と槇人の恋愛シーンは、入り込めないまま、萌えきれず。 …
最初、高野は何てやつだ、お金で言うことを聞かせるのはまぁ仕方ないとして、と思ってましたが、物語が進むにつれて渉に首ったけになってしまう。。。 ですが、その渉への思いがねじ曲がって、どう対処して良いのかわからずに、最悪の仕打ちをしてしまいます。 渉はそれを機に高野から距離を取り、離れていきます。 高野の方は、信田とのことも渉とのことも気持ちの折り合いが付けられないまま、そしてどうにもならず…
これは…スピンオフから読んで正解でした。 こちらだけだとひたすら主人公が痛くて何が起こってるのか訳がわからないお話です。 いや、片想いしていた初恋のお兄さんに花嫁に貰われ抱かれて…と幸せ成分も入ってるんですがね。ハッピーエンドなんですがね。 親に選ばれなかった愛されなかったと思い込んできた主人公に攻め慶一だけが、違うと信じていてくれた、優しくしてくれた、守ってくれた。 そこへ行き着くま…