月東湊さんのレビュー一覧

犬神と内緒の六日間 小説

月東湊  壱也 

エロい!ほとんど地下にいます。

良いお話ではありました。
主人公智一が母のお荷物だと思いこんで自分を殺し、再婚してできた弟の悟の面倒をみることで存在意義をつくり。
そんな智一にヤマツミは言いたいことはちゃんと言葉にするように伝えたり。

悟も少し兄離れしたり。

不法投棄はいけません!神社も後世まで守らないといけませんね。

半分以上智一がひたすら水晶の掃除して、夜はヤマツミとサギリにペロペロされ…。
どっちが…

0

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

めっっっちゃくちゃ良かった。

私の萌えツボに「男前な受け」というのがあるんだけど、この受けのリラはちっちゃいけど男前で最高だったので、「超弩級に男前な受け」リストに登録させていただきました。

この場合の「男前」というのは、単なるカッコいいを超えてまして、攻めの心の灯台のような、道しるべ的なキャラ限定です。

皆から強いと思われている攻めだって、時には心が弱ったり闇に引き込まれそうになったりする。
そんな時、受けの何…

3

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

大好きな一冊になりました(´∇`)

すごく好きだなぁ、よかったなぁ。
読み終わった後にじんわり嬉しい気持ちになれるお話でした。

受け様は、小人族のリラ。

攻め様は黒獅子の頭を持ち、呪われた王子と言われていたダルガート。


第2王子に王位を譲りたい父王と王妃が、ダルガートへの嫌がらせとして、小人族のリラが娶わせられたのだけど。

他国から攻められた時に、助けてくれたダルガートのことが、憧れで大好きだったリラは…

3

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

幸せの予言

「獣とともに生きる」そう予言された獣使い・琉央と守護獣の運命を背負った皇子・青麟の物語。

月東湊先生の作品は個人的にとても読みやすく、かつ、ストーリー展開も素敵だといつも感じています。
今回もとっても素敵な物語でした。

さて、彼らの出会いは皇子の花嫁候補がやって来ていた、ある夜のことでした。

はじめは素直に心の内を明かすことができず、度々琉央を困らせてしまう青麟。
しかし、彼…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

この作品に、出会えて良かった

578年間「英雄の剣」で刺されて動けなかった竜と、その剣を抜いたシルヴィエルが出会ったことで始まる物語。

最初は竜を信じられず、常に疑いを抱いていたシルヴィエルでしたが、だんだん交流が深まるにつれ、竜に信頼や愛情を寄せるようになります。

その過程がとても好き。

お互いに同じような背景を抱え生きていた彼らは、お互いの「弱み」や「他人には見せない部分」をさらけ出し合って打ち解けていき…

1

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

今までで一番泣いた作品

この作品の一番の魅力は二人の葛藤にあると思います。

以下大きなネタバレあります。

ずっと人間を食べられなかった優しい鬼とそんな鬼と関わって行く中で想いを寄せるようになる潮。
幸せな日々を送っていたのに、タイトルにもある通り、彼らは「鬼」と「獲物」という関係にならざるを得ない状況に陥ってしまいます。

自分を食べて欲しい潮と彼を食べたくない鬼。
この作品では彼らの葛藤が鮮烈に、そ…

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呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

太陽

呪われた孤独な王ダルガートと、太陽のように眩しい小人族のリラ。
そんな二人のお話です。


ダルガートはずっとずっと孤独な王で心が凍りついていて
すべてを諦めてしまっていたのですが
そんなダルガートの元にリラが嫁ぐことになります。
リラが嫁ぐことになるのは、ダルガートの父の第十四代陛下と王妃の
ダルガートへの嫌がらせなのですが、
リラと出会えたことによってダルガートは大きく変わっ…

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呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

読めて幸せ!!!って作品

あ~~~めーっちゃ良かった!好き!
酷い境遇で生きるダルガートを曇りなき愛情で癒していくリラ。

童話の雰囲気を思い出す素晴らしい救済物語。

リラがとにかく明るく前向きなので、読んでて元気をもらえます。
特に踊りシーンが大好き!楽しそうな様子が目に浮かぶようでほっこりしました。

えろは作者の創意工夫?に笑っちゃったwサイコーです!
出会ってくれてありがとうって思う二人。
こ…

3

青龍の涙 ~神は生贄を恋う~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

神様と生贄、前半は辛いけど諦めないで読むと感動です。

読みかけても何にも読む気になれなくて、何冊か目に手に取って読み始めてみたら一気にひきこまれました。

号泣です。
半分近くまで救いがないような読んでてこちらも辛くてどうなっちゃうの?これでどうやって幸せになるの?と思ったら…。

まさか鬼か悪魔のようだった龍神様が…。

そしてやっと幸せになれると思ったら…。
そんなぁ!龍神様の気持ちはわかるけど…。

そして十年間龍神様のこと…

1

偽りの花嫁と真実の恋 小説

月東湊  森原八鹿 

王道花嫁もの

あとがきにもあるように中華版ロミジュリです。さらにBLです。
身代わり花嫁ものは最近鬼門だと自覚してるのに、月東さんなので楽しみに読んでみました。

長いお話ですね。
途中までは楽しく読みました。
偶然森で瑛に助けられた煌。そして村に度々訪ねてくる瑛。男らしく大人で強い瑛に憧れる煌。

瑛の言葉に煌は女装や不自由さの不満を誇りに変えて生きて。

8年後に村を訪ねた瑛は煌の美しく成…

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