ゆりの菜櫻さんのレビュー一覧

腹黒アルファと運命のつがい 小説

ゆりの菜櫻  アヒル森下 

攻めの執念たるや…

オメガバース物はいろんな解釈があって、その自由さも魅力の一つだと思います。
今作もオリジナリティあるオメガバースでしたが、ちょっとノリについていけなかったかな。

幼稚園の頃に出会って以来、聖也を愛し執着する政臣。
二人共αだが、政臣は聖也をずっと番にしたいと考えていて…。
政臣はただのαではなく、結界を張れ人を操る能力やαをΩに変える能力を持つ、エクストラアルファという高位なαです。

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海賊王の求婚 小説

ゆりの菜櫻  兼守美行 

悪くはなかったが、よくもない

表紙がきれいだったので手に取りました。
この先生を読むのは、初めてではないと思うんですが・・・・・こなれていて読みやすいし、ベテランなのか、展開にも心理描写にも無理がないし、悪くはなかったとおもいますが、それ以上でも、それ以下でもなかったのが残念というのでしょうか・・・・・
地の文で、中世イタリアっぽい世界観ぶちこわしのカタカナ言葉とは出てくると、こちらはドン引きなので、もったいなかったです。…

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甘い罠に惑わされて 小説

ゆりの菜櫻  くるわ亜希 

美形上司はDヲタ

トンデモCIAモノですね。あり得ない設定ですが、フィクションとしては楽しめました。

主人公のかわいい系男子が、上司である凄腕で超美形のCIAエージェントにハニートラップ任務のためのSEX調教を受けることになって…というストーリーです。ラスベガスからアラブへと舞台もビュンビュン変わります。

実は上司は元々主人公に一目惚れしていて…ということなのですが、その辺の必然性? 理由? がちょっと…

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カテドラルな束縛 小説

ゆりの菜櫻  せら 

「カテドラルな恋」の続編

前作で恋人同士になった主人公カップルにアクシデントが起こり、色々あり愛を更に確かめ合う…という続編です。「恋愛なんてめんどくさいだけ」が信条だったリカルド氏が主人公の海人に出会って愛を知った…というのは分かりますが、それにしても変わりすぎというか甘々すぎませんか!?

海人が転落事故に合い、巻き込んで記憶を失った青年に纏わるエピソードはイマイチ納得がいかないとような気もします。解決の仕方も、え…

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カテドラルな恋 小説

ゆりの菜櫻  せら 

主人公にあまり共感できず…

「仕事」の描写がもうちょっときちんと欲しかったです。片手間に仕事してる(なのにやけに予算は使ってる)ようにしか見えなくて、仕事ってそんなに甘いものじゃなかろう?という感じがどうしてもひっかかって。「LOVEが主眼のBLだから、これでいいんです」ってことかもしれませんが、個人的にはBL成分以外のストーリーもきっちり楽しめる作品の方が好きです。

また、主人公の「憧れが恋に変わる」はまぁ良いとして…

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恋の冷めない距離 小説

ゆりの菜櫻  兼守美行 

お気軽BLですが。

お互いウダウダと悩んだ割には、ノンケのはずの俳優の直哉くんがえらくあっさり絆されたなぁ。真田さんは長年ひた隠しにしてきた…というけど、その努力はあまり意味がなかったのでは…?

直哉くんが売り出し中の俳優であるとか、マネージャー氏に思いを寄せる後輩タレントくんに誤解されて攻撃を受けるとか、女子アイドルに粉をかけられる…とか色々なエピソードがあるのですが、色々突っ込みすぎてどれも中途半端になって…

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お義兄さんは若頭 小説

ゆりの菜櫻  小椋ムク 

シリーズ物…じゃないの?

たぶん…シリーズで続けるつもりで書いたんですよね? 母の婚家がヤクザであること、義父には息子が2人いること、主人公と恋愛関係になる義兄と組との関係、別の組との関係、義兄が家を裏切ろうとしている疑惑、ヤクザ兄弟の長男の彼氏(?)、主人公の勤務先が母の親族の会社であること、サラリーマンとしての仕事について……。いろんな設定がふくらまず、はっきりと片付きもせず放置されているような気がしました。

主…

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腹黒アルファと運命のつがい 小説

ゆりの菜櫻  アヒル森下 

進化系オメガバース

う〜ん…。

オメガバースの設定そのものが私にとっては、萌えられたり萌えられなかったりでちょっと難しいのですが、読みたいという欲求には勝てず手を出してしまいました。特殊設定があるというのが気になったのです。
攻めの将臣は、世界屈指の大企業のお坊ちゃんにして、“エクストラ・アルファ”という特殊なバース。そして、なんと彼は番と決めた相手をオメガに変えることができたり、結界を張れたり、相手の行動を…

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腹黒アルファと運命のつがい 小説

ゆりの菜櫻  アヒル森下 

攻めの執念に拍手!!

オリジナル設定が面白いシリアスなオメガバースものです。
ありきたりなオメガバースものは読み飽きた、という方も楽しめるんじゃないかと…。

東條グループ本家でアルファの将臣(攻め)は、分家で一つ上の聖也(受け)に執心し、自分の「番」にする事に執念を燃やす日々。そんなある日、アルファであるはずの聖也に突然発情期が来て…というあらすじです。

こちらの作品では、α、β、Ωの他に、「エクストラ・…

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白夜月の褥 小説

ゆりの菜櫻  小路龍流 

色々てんこ盛りの小説

戦時中の日本に似た架空の国のお話です。 戦時中なのに人前プレーや3Pなどとんでも設定ですが、先が気になって一気読みをしてしまいました。攻めが二人いる様で、途中までどちらが本命なのかわからなくて、最後は鳴沢が可哀想でした。色々とんでも設定だけど、正宗と綾瀬がやっと気持ちが通じ合えた頃には、戦争で引き裂かれてしまうというせつない要素もあります。 二人の最後はちょっと曖昧だけど、絵葉書が届いた時点で生き…

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