ゆりの菜櫻さんのレビュー一覧

腹黒アルファと運命のつがい 小説

ゆりの菜櫻  アヒル森下 

攻めの執念に拍手!!

オリジナル設定が面白いシリアスなオメガバースものです。
ありきたりなオメガバースものは読み飽きた、という方も楽しめるんじゃないかと…。

東條グループ本家でアルファの将臣(攻め)は、分家で一つ上の聖也(受け)に執心し、自分の「番」にする事に執念を燃やす日々。そんなある日、アルファであるはずの聖也に突然発情期が来て…というあらすじです。

こちらの作品では、α、β、Ωの他に、「エクストラ・…

8

白夜月の褥 小説

ゆりの菜櫻  小路龍流 

色々てんこ盛りの小説

戦時中の日本に似た架空の国のお話です。 戦時中なのに人前プレーや3Pなどとんでも設定ですが、先が気になって一気読みをしてしまいました。攻めが二人いる様で、途中までどちらが本命なのかわからなくて、最後は鳴沢が可哀想でした。色々とんでも設定だけど、正宗と綾瀬がやっと気持ちが通じ合えた頃には、戦争で引き裂かれてしまうというせつない要素もあります。 二人の最後はちょっと曖昧だけど、絵葉書が届いた時点で生き…

10

白夜月の褥 小説

ゆりの菜櫻  國沢智 

SMとメロドラマ

トピでおすすめをいただきまして、読了しました。
感想。それほど長い話ではないのに、内容の充実度が物凄く高かったです!

架空の大和帝国が舞台で、隣国ロゼルと戦争をしています。
ざっと言ってしまうと、美しい受けに攻めが2人、という展開。
そして、この作品は前半と後半で色合いが違うなぁ、と感じました。
視点は、一貫して受けの綾瀬少尉視点です。

前半は、綾瀬が密かに恋している親友の鳴沢…

10

国王陛下の麗しき花嫁 小説

ゆりの菜櫻  みずかねりょう 

この腹黒エロおっさん!(国王だが)

あー読みたかった、やっと読めたー
昨日やっと手元に届き、読み途中の本をさっくり放り出し、読み始め。
さららんと読めちゃったので、楽しみにし過ぎてた反動で なんだかしょんぼり。

以下特筆ポイント
1.国王(攻め)が 強烈エロ大魔神。受けさん壊れちゃうよう。
  超絶色男、表紙見ればわかる通り、ラテン系に見えちゃう。
  受けさんの事が好きすぎて、あほ状態。(策士なんだけど)
  プ…

6

国王陛下の麗しき花嫁 小説

ゆりの菜櫻  みずかねりょう 

安心な甘々溺愛ストーリー

 とにもかくにも甘々な溺愛物です。
絶世の美貌を持ち、攻め様のデュランには辛辣ながらもなんだかんだで甘い攻め様のアーネスト。
アーネストの事が好きで好きで、自分のものにするために長期獲得計画を画策していた攻め様のデュラン。
 
 セフレ関係だったけど、国王になるデュランの為に身を引くような気持ちでアーネストが別れを告げてから1年後、デュランいよいよ本気で口説き始めます。
口を開けば、好き…

5

国王陛下の麗しき花嫁 小説

ゆりの菜櫻  みずかねりょう 

甘々バカップルのどつき漫才

大国の第一王子×小国の第二王子、というカップリングのお話。
12歳の時に出会い、18歳でセフレの関係になり、22歳でセフレ関係を解消した、現在どちらも23歳の攻めと受けです。

1年前、セフレ関係を解消すると攻めに告げた受け。それは攻めの父が亡くなり、1年の服喪のあと攻めが国王になるためだったのですが、喪が明けて国王になった攻めから舞踏会の招待状が届きます。
別れたので顔を合わせづらかった…

6

愛しの腹黒弁護士 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

腹黒 ばんざーい!

おもしろーーーーーーーーーーーーーいっ
久しぶりの躊躇なし神!

葛西リカコ先生の挿絵ももちろんですが、「愛しの官能小説家」が
面白かったので、心待ちにしていた当作。
いやあ面白かった!!!!!
桐生さん(受けさん)が、前作受けさんを苛めるシーンなんか、
リカコ先生の挿絵とあいまって、「うーん これよーー もう最高っ」と
ひとりエキサイト(笑)

能天気な私は、「?」 「??」…

13

国王陛下の麗しき花嫁 小説

ゆりの菜櫻  みずかねりょう 

BLだけは幸せいっぱいでいいじゃないか党

みずかねりょうさんのイラストに惹かれました。ハラハラドキドキといった場面はありませんが、私は結構好きでした。細かいところは気にせず、甘くてキラキラなデザートを楽しむ感覚を求めている方にはオススメです。

デュランの方はもう出会ったときからアーネストに一目惚れして以来、好き好きオーラ(というか独占欲)丸出しなので分かりやすいです。一方アーネストの方は、好きな気持ちはあれど、デュランは国王となるこ…

5

国王陛下の麗しき花嫁 小説

ゆりの菜櫻  みずかねりょう 

溺愛モノ好きさんにお薦めです

中世ヨーロッパ風ファンタジーです。主役の二人が共に王族で、陰謀あり、立ち回りあり、そしてちょっとした冒険ありと非常に華やかなお話ですが、基本は甘々な溺愛モノです。包容力のある男前攻めと、ツンデレな美人受けが、痴話喧嘩をしたりイチャイチャしているのをひたすら楽しめるという、私にとっては大変ツボなお話でした。(*´ω`*) 
作者さんが、「現代社会に疲れているので『もうBLだけは幸せいっぱいでいいじ…

14

唇は千幾百夜の擒 小説

ゆりの菜櫻  みずかねりょう 

苦悩する攻め様を読むのが好き

 受け様の和沙は公安部捜査官。攻め様のアルベルトはマフィア。
テロ組織を捕らえるため、そのテロ組織に接触するアルベルト属するマフィアが隠れ蓑にしている宝石店に、アルベルトの来日に合わせて通訳として潜入する和沙。
建築家をめざしていた和沙は大学時代、将来は警察官になる、という約束の下カッサリアに留学し、そこでウェイターをしていたアンドレアに出会い、恋人同士になる。
しかし、てひどく捨てられての…

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