風見香帆さんのレビュー一覧

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

単なる記憶喪失ものではない良作♪

もうもう、すっっっっっごく好みのお話でした!

あらすじを見て、記憶喪失で地味受けかー、結構好きかもwと軽い気持ちで購入したのですが、大正解!!!

前半が相馬(受け)視点で、後半が記憶がもどった勝倉(攻め)視点という二部構成です。なので、きちんと攻め側の気持ちも丁寧に描かれていて、かゆい所まで手が届く作品。
後編で、勝倉が相馬を好きすぎて嫌われないようオロオロする様子がしっかり伝わって…

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彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

攻めが好み過ぎました・・・!!

すごく面白かったです。攻め→→→受けが大好きなんですが、ドストライクでした。本を読んでる最中はテンションが上がり過ぎて、2~3度体温が上がった気がします(笑)

受けは、初めは女王様というかちょっと我儘なんですけど、攻めが好きすぎて持ち上げすぎてしまった結果そうなってしまったので、後半に分かる出会いの辺りを読むと、素直で優しいあの子が序盤の女王様になるとは・・・と(^▽^;) 受けの相馬が余計…

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嘘つきは恋に惑う 小説

風見香帆  端縁子 

貴方に会うために。

表題作は本誌で読んだものだったのですが、これはなかなか面白かったです。
自分へのご褒美のように着飾って出掛けるバー。
そこで出会った素敵な男性。
彼との逢瀬のためについつい無理をして。
食費を削って、寝る間も惜しんで働いて。
「健気」を絵に描いたような受ですよね。
攻の方はお金もあって強引で。
有無を言わせない勢いで関係を持っていくんですが、いいのかな、そんなんでとか思ってもみたり。…

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脚本のないラブシーン 小説

風見香帆  北沢きょう 

人間不信攻め様VSコアなオタクファンのピュア恋

人気俳優の攻め様と昔からのファンで付き人になった受け様との
恋愛初心者同士の手探り状態のラブストーリーみたいでした。
受け様は子供の時から新しい家族に馴染めず、自分の居場所が無いような
寂しい日々を送っていた時に、偶然見たTVで時代劇での攻め様を見てから
ファンになったんです。
辛いことも寂し時も攻め様の演技を見ていると明日も頑張れるって思えるくらい
熱烈なファンになっているのです。

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初恋偏差値 小説

風見香帆  北沢きょう 

脇キャラが切ない

受けが大事な人のために身代わりになって攻めと関係を持つ、というシチュエーションが好きなんです。嫌々身代わりになっていたはずが、段々惹かれていくというのが萌えるんですよ。
この作品の柚季はまさにそれ。酔った勢いで愚痴をこぼすのを親身になって聞いてくれたのが決定打だったんでしょう。その夜、経験豊富な神城に美味しく頂かれちゃいます。
恋愛初心者の柚季相手に最後までしちゃうとは!
でもこの時点ですで…

1

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

斬新ですね~。

記憶喪失ものなんですが、結構斬新だな、と思いました。『記憶喪失』自体は、BLではひとつの王道・テンプレ設定ではあるんですが、これは切り口が新鮮でした。
それに、確かに記憶喪失を扱っていますし、それが重要なファクターなのは間違いないんですが、『記憶が戻るかどうか』がキーポイントではないんです。

記憶を失った恋人が、まるで別人のように!というだけならさほど珍しい設定だとは思わないんですが(いく…

1

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

面白かったー

すっごい極端な話なんだけど、じつは物凄くシンプルかつ重要な人生の教訓が詰まったお話だと思いました。
シンプルな教訓、つまり、自分に優しくしてくれる身近な人をきちんと大事にしろ、おろそかにしてはいけないよ、という。
恋人に限らず、家族でも友人でも仕事仲間でも、人間って自分に甘い相手に対してごう慢になってしまう部分が少なからずあるように思う。もちろんこのお話の受けみたいなのは極端すぎてさすがにめったに…

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嘘つきは恋に惑う 小説

風見香帆  端縁子 

叶わぬ願いと知りながら・・・

とっても健気な受け様ですねぇ~、施設育ちでかなり貧乏で
一時暮らしただけの祖父に仕送りをしながらこれ以上切り詰め
られない程質素な生活の受け様
でも、そんな受け様が唯一ストレスを発散させることが出来るのは
自分の身分を偽り別人として半月に1度の自分へのご褒美のような
時間をゲイバーで一人呑みながら過ごす事なんです。
受け様にしたら精一杯の贅沢なひと時なんです。
そんな店である日強引に…

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初恋偏差値 小説

風見香帆  北沢きょう 

大人初々しい?

なかなか面白かったです。

同じマンションに住む溺愛する従兄弟の部屋からガラの悪そうな男が出てきた。
不審に思い従兄弟との関係を質す柚季。
男は柚季が相手をしてくれるなら従兄弟には手を出さないといい…。

身代わりのようなそうでないような。
自分の身を差し出して守るつもりが…。
一種のミイラ取りがミイラに!状態。
ろくに恋愛をしたことがなかった柚季はその感情に振り回されることにな…

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彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

地味受なのに女王様

帯『……そうだ。幸せだったんだ、俺は』

表紙には3人が書かれていますが、これはイメージで内容は勝倉[攻]と相馬[受]との2人の話。

地味受スキーとしては地味受!というフレーズだけで即買い。
でもこの地味受相馬は何と地味受には珍しく、勝倉に尽くされて当然という態度で我が儘も平気で言う女王様受なのですよー。
彼等は同居してるのですが、家事も料理も勝倉まかせという有様。
ともかくひたす…

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