雨月夜道さんのレビュー一覧

相合い傘で子育て中 小説

雨月夜道  金ひかる 

カバーイラストの祖語と無理やり感と不快感

レビューが良かったので期待した分、ガッカリしました。

出だしと言うか、清二がまだ小さい体の時の部分までは、良かったです。
でも、その次の段階から、無理やり感がすごくて。

清二のスーパーマンっぷりが(苦笑)。
たった3年で、倍以上の身長に育ち、日本語の読み書きだけでなく2ヶ国語を習得し、家事育児を完璧にこなすなんて、ありえないでしょう。
いくら先生が裕福でいいものをたくさん食べさせ…

1

狗神さまは愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

タンポポともふもふっ!

おもしろかったー。
久々にわくわくした作品でした。

ワンコ攻めは苦手だったのですが、こちらの攻様はただただワンコではなく、やる時はしっかりやる頼り甲斐のあるワンコ様でした。
「ヨメ、ヨメ」と尻尾とタンポポで感情丸出しな可愛らしさと、自分の運命、任務に逃げずに立ち向かう姿とのギャップがすばらしい!
他のワンコ攻めもそうなのかな?と、新しい扉を開かせていただきました。

一方の受け様……

3

相合い傘で子育て中 小説

雨月夜道  金ひかる 

無表情·不器用·可愛い·照れ屋…萌えどころ満載!

以前から気になっていた作家さんで、前作シリーズ2冊を購入していながら未読のままだったので、初読み作家さんでした。

私自身、現代以外のお話を読んだことがなかったので、どういうものなのか気になっていながら時代小説に手を出せないでいたので、今正直に思うことは「もっと早くに勇気を出せばよかった…!」です。
それくらい、最初の数ページで世界観に魅入られ、現代じゃないからこその葛藤や言葉回しが新鮮で、…

6

相合い傘で子育て中 小説

雨月夜道  金ひかる 

成長する清二のイラストは必見です

イラスト買いです。
多分、この作者さんの作品は、同じく金先生のイラスト買いで以前に1作読んだはず。

大正時代設定の身分違い物です。
口減らしのため人買いに売られた少年が、雨の中車にひかれて死にかけているのを周りの野次馬がただ見殺しにしている中、助けの手を差しのべたのは、、、

小説家の是清と、是清に拾われた子どもの清二、そして是清が兄に託されて育てている甥の伊織の三人での暮らし。

1

とある編集者の受難「相合い傘で子育て中」番外編 特典

全ては原稿のために

本品は『禁欲的じゃない』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

秋月が清二を引取って1年後、
秋月が一人で子守をした時のお話です。

本作は秋月の担当編集者である
長谷川の視点で展開します。

小説家は変わり者とよく言われますが
編集者である長谷川は
全くその通りだと思っています。

仕事上の取り決めくらい守れ!
お前はそれでも社会人か?
と絶叫したくなっ…

0

相合い傘で子育て中 小説

雨月夜道  金ひかる 

大人の成長も描く子育てモノ

あらすじ:
大正時代。
人買いに売られた少年・清二(攻め・14歳〜)は、車に跳ねられ死にかけていたところを、売れっ子小説家の是清(受け)に拾われ、彼と暮らすことに。
是清の幼い甥・伊織と三人で暮らすうち、是清に家族以上の想いを抱くように…

清二は、引き取られた当初は14歳。
酷い環境で育ったことから、読み書きもロクに出来ず、7、8歳にしか見えないほど小柄で、自分には何の価値もないと思…

4

相合い傘で子育て中 小説

雨月夜道  金ひかる 

強くなろうと頑張る年下攻めが素敵です

大正時代を舞台とした子育てもの+猫。初読みの作家さんですが、子育てに猫、そしてワンコ年下攻めとなれば、もう読むしかない!!と。写真機や馬車、そして着物というアイテムがレトロ感を満喫させてくれます。そして、着物の色っぽさが最高でした( ´艸`)
ほのぼの&甘々な日常の中に、主役二人の気持ちをしっかり掘り下げてある切ない部分やシリアス展開もあり、とても読み応えがありました!


自動車にはねら…

4

狗神さまはもっと愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

おむつもふ

六芦先生たどりで前作を読み、続刊があることを知ってGET
前作より「人間の自然神に対する信仰心」や「異端のものに対する態度」を
問いかける感じが出てる気がする。
健気な攻め、受けとも、善人、善狗で、号泣ものっぽいテイストなんですが
なぜか泣ききれず、うーん、萌どまり。

攻めさん:狗神であるけど、すごい雑な扱いをされてます。
理由は、白狗で、白狗だったら病弱 というのが今までの通例だ…

1

恋する付喪神 小説

雨月夜道  金ひかる 

神様と画家の恋

表題作の長編、あとがき、短編という収録順でした。

付喪神のトキ(攻め)が15年かけて恋する少年・要(受け)の元へと行ってみれば、疫病神より陰気な青年に育っていて…という話です。

トキと要の両方の視点が入っていて、心情が分かりやすかったです。
要がトキを受け入れるまでがメインなのかと思っていたのですが、実は好き好き言いながらトキが要の想いを信じていなくてと一捻りされたストーリーで面白か…

2

お稲荷さま、居候中 小説

雨月夜道  三池ろむこ 

狐のもふもふとぬいぐるみのふかふか

高校生の彗太(受け)はマンションに引っ越してきて早々妖に襲われますが、昔から仲良くしていた田舎の神社の御先稲荷の那智(攻め)に助けられます。那智は東京に遊学に来たので、しばらく家においてくれないかと頼みます。
1人で寂しかった彗太は大好きな那智がそばにいてくれると喜んで承知します。

彗太は霊媒体質で霊や妖が視えてしまい、その為に様々な霊がらみのトラブルに巻き込まれ、両親に疎まれてしまいます…

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