テクノサマタさんのレビュー一覧

草の冠 星の冠(2) コミック

テクノサマタ 

1・2巻はオススメ。

季節や植物が擬人化されている作品。
「飼猫柳」が本当に素敵なおとぎ話で、絵本のようで好きです。
全部の巻通しても2巻が特にまとまってて一番良いです。

切なさとかわいらしさが詰まっていて好きだったのですが、3巻以降はなんかドンヨリ暗くて滅入ってしまうほどで、読まなくなってしまいました。
残念。

3

草の冠 星の冠(2) コミック

テクノサマタ 

キュンとせつない。

季節や植物が擬人化?してるシリーズものの第2巻。
何故か2巻だけ読んでみました。
いや、気になるお話が入ってたのがこの巻だったので。
シリーズものではありますが、それぞれに読んでも問題ないと思います。
2巻に載ってる話は2巻だけで完結してるので大丈夫。

「不断梅花」
梅の精が守る家。
そこに春までの間住む男がやってくるのだが…。

すごく癒される感じのほっこりするお話だなぁ。…

1

草の冠 星の冠(1) コミック

テクノサマタ 

割と永遠に近い存在、でも儚いもの

このシリーズは植物、春夏秋冬が人になっています。でも妖精みたいなものだと思います。人間との交流もあり、季節との交流もあります。

人間と妖精の場合、お互いに触ることができなかったり、人間は年を取ってしまうけど妖精は少年の姿のままだったり…
どこか切なさが漂っています。

ほんわか+切ない。粗めのトーンが多様されていて、画面がキラキラしています。ポップ?でも普通のキラキラ系と違うのは、主線…

1

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

キュンキュンしました

うはー、面白かったー。
高校生同士の「普通の恋」にキュンキュンしました。
物語そのものはとても地味です。特別大きな事件は起きないし、分かりやすい当て馬も登場しない。でもそれがイイ。
杉原さん特有の流れるような優しい文体で綴られる「普通の恋」に引き込まれました。
同棲中の彼氏と喧嘩してしまった大学四年生の受けが、攻めと出会い、片思いし、そして付き合いはじめた六年前を回想するという構成。
主役二人の輪…

3

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

最後まで読めませんでした

リクルート活動中の受けが
ちょっとしたすれ違いで
同棲している恋人と気まずくなって
高校時代の出会いに思いをはせるお話。

年のせいか、
「そんなことでいちいち拗ねるのはよせ~!」
というエピソードてんこもりで
とうとう最後までたどり着けずリタイアしてしまいました。

や、多分、自分の年のせいなので中立評価に(滝汗)

受けの子、めっちゃウザかった(失礼)ですが
同棲中の…

4

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

夏服は、初恋の服

5本短編が入っていて、時系列はバラバラで同じCPのお話です。

白い開襟シャツの制服の先輩を見つけて
目が離せなくなって・・・
同性の先輩に初恋してるかわいい後輩のお話。

物語は現在からはじまり、過去にさかのぼっていくんですよ。
ハッピーエンドが見えた状態で過去を紐解くシナリオ・・・
ちょっとしたタイムスリップをした感覚で思い出話を読みすすめるわけです。

『夏服』なんてタイ…

3

Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

初めて帯で。

新刊につく帯のセリフで「お?」と思いました。
『浅羽さんはどうして俺に優しくしてくれるんですか?』
随分前なので間違っているとは思いますが、とにかく普通のセリフが書かれてあったんです、ボーイズラブには珍しく!こういう作品を待っていたんだと思いました。
有り得ない設定というのがあまり好きではないので、こういう普通のセリフが書かれていると安心するんです。
コンビニバイトの悠くんと優秀な弁護士の…

12

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

きらきら高校生

高校生の男の子の、夏服の白シャツって、いいよね
ぺなぺなしたシャツの中で、細いからだが泳ぐ感じ
自転車をこぐ後ろ姿、
どこまでも続くような青空に
はためくような白いシャツ
先輩のたくましい腕

なんだか、恥ずかしいくらいの、ド直球で爽やか

「高1のクリスマスは忘れられない」
って
ここまで臆面もなく、かわいいのって!!

この二人には、おとぎ話のように、末永くむつまじく…

1

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

爽やかなのはよろしい

本編と番外編4作収録されています。
実はなかなかハードなお話と平行読みしていて、あまりに落差が激しいので、逆によりいっそうこちらの爽やかなキュンキュン少年のお話がキラキラして見えました。
いつもは学生同士(それも、高校生)にはあまり入れ込めないんですが、これは良かったです。
イラストもピッタリだったので、神評価にしちゃおう。

本編は、高校生の頃から付き合っていて只今同棲中のカップルの、…

4

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

胸キュンキュンのワンコ物語

こんな青い季節、もう遙か彼方の昔のことと懐かしく(?)新鮮に感じました。
それにしても、このワンコぶり、尻尾と耳が本当に見えるようだ。

一緒に暮らす社会人一年生の先輩・坂江と、就職活動中の真っただ中の大学4年の茅原の些細な喧嘩から、過去の回想を綴った形の物語です。

いつも行く朝のコンビニで気になった坂江、その背中を追いかけながら一生懸命な茅原。
その情景描写が、青春にふさわしい坂道…

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