間之あまのさんのレビュー一覧

キスと小鳥 小説

間之あまの  陸裕千景子 

日の当たる小鳥

「お兄ちゃんのお嫁入り」がとても気に入ったので、こちらも手にとってみました。
儚げな感じの表紙とストーリー紹介から、シリアスもの?と思ってしまいましたが、出てくる登場人物たちがみんなポジティブ、または個性的キャラなので、楽しく読めました♪

特に主人公の日向は、名の通り、明るくて真っ直ぐな性格の本当に良い子です。
別作品ならいっくらでもシリアスに傾きそうなストーリーを見事に明るく持っていっ…

3

いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

10年かけた愛情は最強です

…と思えるような、『嘘つき溺愛ダーリン』のスピンオフです。前作も糖度高めだったけど、今作も凄いです。

攻めの風見が、高校生のうちから2人で過ごす将来を見据えて、周りから固めていって、ひたすら受けの睦実を愛しちゃってます。
それは、睦実のことを性格から何もかも分かっていて、不安やらトラウマすらも包んでしまう深い愛情と、自分の思い通りにするような腹黒さです。

そんな風見は、社長でイケメン…

6

いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

甘い作品最高です!

前作品「嘘つき溺愛ダーリン」のスピンオフで前回の受け様の幼馴染が今回の受け様で、
攻め様も高校時代からの友達で3人でつるんでいた関係でした。
スピンオフですが単品でも読める作品で、
じゃあ次回作はどうなるんだろう・・・ワクワクソワソワという感じですw

高校時代から10年、セフレ関係を保ってきた関係でしたが
とうとう攻め様が最後の一手を出しにきた今回の作品

セフレというちょっと受…

1

いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

今作もあまあま!

私の萌えのために書いて下さっているのではないかというおこがましい妄想をしてしまうくらいに、間之先生のお話にはツボがありまくりで、大好きな作家さんです。

今作は「嘘つき溺愛ダーリン」のスピンオフで、雪穂の幼なじみ、むーくんのお話です。

高校2年の時に、クラスメートの慶邦とセフレの関係を始め、10年。雪穂に恋人ができたことで、その関係が動き出します。

新生児の時に修道院に捨てられてい…

9

いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

糖分補給

間之あまの先生は糖度たっぷりで、荒んでいる時に読むと本当に癒されます。
今回は「嘘つき溺愛ダーリン」のスピンオフですが、まさかまさかのカップリング。
睦実は面倒見の良い周りをいつも気遣っている子。
でもそれは自分が必要とされるためにの行動です。
幼いころからのトラウマがそうさせているのですが…
でも、それをすべて、理解したうえで手の上で転がしながら懐柔していく慶邦。
もう、キュンキュン…

3

いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

大好物!

辛くても健気な頑張り屋さんと、そんな受け様を溺愛してて、意地悪だけど甘々な攻め様。
間之あまの先生の作品は「お兄ちゃんのお嫁入り」から入った自分的には大好物なお話しでした!

序盤から両思いである事が丸わかりな受け様と攻め様なのですが、受け様、睦実に根深いトラウマがあって、両思いでもその時点では「はいハッピーエンド」ってならないんですね。
自分が相手を好きで、相手も自分を好きで。
それな…

8

キスと小鳥 小説

間之あまの  陸裕千景子 

秘書が出張り過ぎで攻めの影が薄い

久々に間之さんのご本を読みましたが、やはり甘いですねー。
間之さんと言えば個人的にはあまり特筆すべき山のない(すみません・汗)、甘さ補給のために読む作家さんなので、こんなにレビュー数も評価も高いというのは正直驚いています。
しかし、小鳥が死んだ話の直後のバンバンジーは如何なものか…

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受けの日向は、21歳の常に前向きな大学三年生。
年齢にそ…

6

キスと小鳥 小説

間之あまの  陸裕千景子 

甘いだけじゃない!!

甘いけれど、それだけじゃない、笑いや切なさもあるお話でした。面白かったです。
甘々だけのお話は苦手なので、最初の方はどうかなーと思っていたのですが、記憶をなくした後の歪んだ俺様の攻めの方が好みでしたし、前向きな受けの姿勢にどんどん惹かれていく様子も爽快でした!
そして後半の擦れ違いは切なかったです。
嫉妬深い攻めは大好きですが、過去の自分に嫉妬しちゃうって。。それもこれも全ては愛が故ですね。…

3

片恋ロマンティック 小説

間之あまの  高星麻子 

無自覚でめろめろ

親からの愛情を受ける事なく育った、世界的人気モデル琥藍(攻)と、小学校入学の時からの付き合いのパタンナーの椎名(受)。
椎名は早くから琥藍に対しての気持ちを自覚していたが、琥藍は親からの愛情を受ける事なく育ってしまったため、何事に対しても感情が欠落している。それ故に、高校二年生の時に、琥藍が必要以上に学校に来ない事を寂しく思った椎名が学校に来るようにと誘ったとき、仕事現場で
「男同士でヤるとも…

3

キスと小鳥 小説

間之あまの  陸裕千景子 

楽しい一冊

金子みすゞか……というタイトルと、柔らかい色調の表紙。
舞台は夏の信州、かつてサナトリウムだったという趣のある病院、
そこで15歳の日向が出会ったのは、小鳥を連れた美しい青年……

という繊細でリリカルな話……と思って50ページ位まで読んだが
さにあらず、クスッとするようなおかしくて明るい話だった。


中3の夏に出会ってその後忽然と消息が分からなくなってしまったリヒトを
忘れら…

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