千地イチさんのレビュー一覧

『誰がお前なんかと結婚するか!』書き下ろしペーパー  花嫁のトリセツ 特典

私立女子高校の文化祭にて

本品は『誰がお前なんかと結婚するか!』の協力書店限定特典ペーパー
です。

本編後、レン視点で椿の高校の文化祭に行くお話になります。

レンは椿の部屋のカレンダーのメモ書きから2週間後に、椿の勤務先の
高校の文化祭が開催される事を知ります。

レンは椿に行ってもいいかとお伺いをたてますが、椿の勤務先は女子高
でナンパ目的来る連中がいるらしく、生徒の親族や学校のOG、現役の
中高…

1

誰がお前なんかと結婚するか! 小説

千地イチ  yoco 

縁は異なもの味なもの

今回はウェディングドレスブランドのCEO兼デザイナーと
親友の結婚で婚活を始める女子高の数学教師のお話です。

受様が親友の結婚で始めた婚活で知り合った攻様の恋人になるまで。

受様は私立女子高校の数学教師です。品行方正で清廉潔白、真面目で優しく
てかっこいい先生として生徒達からも慕われています。

受様には長い付き合いの親友がいます。彼との出会いは高校の時、彼は文武
両道でカ…

6

誰がお前なんかと結婚するか! 小説

千地イチ  yoco 

恋愛をこれでもかと真っ向から描いた、とても心に響く作品でした

ずっと本心を押し隠し、完璧を演じ続けてきた主人公に、人の目なんて一切気にせず、自分に正直な攻め。
正反対な二人が出会い、ぶつかってスレ違って、愛しさを覚えたりする。
本音をさらけ出し、カッコ悪くとも素顔を見せる。
そして、自分の全てを素直に受け入れるー。

と、「恋愛」をこれでもかと真っ向から描いた、とても素敵なお話でした。
これ、二人の恋愛を通して、「人生とはなんたるか」を訴えかけて…

18

はるか彼方の心臓 小説

千地イチ  奈良千春 

大人になってしまった少年の再会もの

人物描写や感情の表現がリアルで、小説読んだなーっと満足させられる作品です。

晴人はあまり感情を表さないミステリアスな人物として登場しますが、とつぜん「なんでそんな目で
俺のことみるの?」と英雄から指摘されます。
はじめはそれがどんな目なのか晴人にも読者にもわかりませんが、後にそれがどんな目かが語られて、
ようやく“あぁそういう事か”と、英雄のとまどいの理由に気づかされます。
小説なら…

0

雨の下の君に捧ぐ 小説

千地イチ  國沢智 

受けが手強いわぁ…((゚Д゚;))))

高校時代の甘苦さのある記憶。
同職(美容師)での再会。
真逆な性格・考え・境遇の2人が織りなすストーリーです。

口絵カラーで『年下ワンコ攻め×冷笑の美人先輩受け』だ!と思ったけれど
あれ?おかしいぞ。読んでも読んでもワンコ受けのフラグが少し見える…。
え…?どうしよう。期待からの逆CPはチト辛いぞ??(´・ω・`;)
ーと、先輩が手強くて全然受けにならないので焦りました。
リバじ…

2

はるか彼方の心臓 小説

千地イチ  奈良千春 

遠い昔の残像に恋しつづけている男

あらすじにある『純粋で厄介な恋』
ああ、これは確かに厄介かもしれない。

遠い昔の残像に恋しつづけている男が、その残像を残した男との再会。
現在すっかり変わってしまった姿にショックをうけながらも
その中にある昔と変わらない面影に抗えない恋心に揺らいでしまう。

そんな批難めいているようで物欲しげな目を投げる男の不思議な引力に
昔を忘れたい男は心に燻る過去を引き出されていく。

3

君だけが僕の奇跡 小説

千地イチ  奈良千春 

まさに奇跡の出会い

答姐の「あなたの好きなタイトルを教えて」みたいなトピでこの本のタイトルが挙げられていてタイトル買いしました。
読んでみたら「君だけが僕の奇跡」というタイトルが本当にしっくりくる、まさに「奇跡」としかいいようがない出会いが描かれていてとっても良かった。

攻めの慎吾は人気音楽グループのメンバーなんだけど、生まれつき目が悪く色の無いモノクロの世界で生きている青年。

それがある日、街に貼られ…

4

はるか彼方の心臓 小説

千地イチ  奈良千春 

脇役が魅力的だった

古着屋店長の英雄(攻め)と交番のお巡りさんの晴人(受け)

ヤンチャで自由奔放で、足がずば抜けて早くて、晴人の目にはまるで太陽のように映った15の頃の英雄。
晴人はそんな英雄にたった一度、助けてもらったあの日から彼に心の全てを奪われてしまったせいで晴人の心は空っぽのまま……。

10年経っても憧れてやまない存在・英雄に偶然再会するも、彼はすっかり落ち着いた平凡な大人になって小さな古着屋の…

1

君だけが僕の奇跡 小説

千地イチ  奈良千春 

世界が一変する奇跡

カラフルな表紙が目を惹きます。
沢山のお花や星が散りばめられていて鮮やか。
読後にこの表紙をジックリ見返すと涙腺が緩みます(;///;)

表紙の鮮やかさに反して、ストーリーは色のないモノクロの世界。
けれど時折極彩色がブワッと舞うのです。文字の中に。
その瞬間に色のある世界に生きていられる幸せを噛みしめました。

歌手と絵描き。
色を持たない者と持つ者。
弱さを抱え息を潜めて…

2

はるか彼方の心臓 小説

千地イチ  奈良千春 

後味が良く読みやすい

鮮やかなひまわりと温度感の低い人物がとても印象的で、表紙買いしました。
過去のトラウマと再会もの。
中学時代に受に助けられたことがきっかけで恋をした攻と、そんな中学時代を忘れたくて自分を偽って生きるようになった攻が、大人になって再会する話でした。

BLというよりは受の過去が重すぎて、そんな過去に捕らわれている受の成長物語のような印象を持ちました。
攻と再会(といっても受は覚えていません…

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