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宮本れん
kurinn
ネタバレ
悠介もほたるも結ばれてから幸せな生活を叶家で送っています。 ほたるが二十歳になり宗哲が分家を集めて悠介の伴侶として迎えた事を公言しました。本家の家元の言葉は絶対なのと、ほたるの献身的な働きを見ていた人々からは不満の声は聞こえません。 しかし叶派の生徒達にはそういう事は無く、悠介や兄の宗介や妻の綾乃がほたるを庇っていました。 悠介も茶道の生徒を取ることとなり、仕事でも偶然再会したと嬉しそう…
宮本れん 千川夏味
最初は本家の家のしきたりに抵抗する目的から男子であるほたるを許嫁に指名した悠介が、誠実で健気なほたるに絆されて愛するようになるお話です。 ほたるは初恋の悠介と一緒に1年間限定で暮らせる事に、疾しさを覚えながらも嬉しく思って叶家にやって来ます。悠介の優しい言葉や態度に期待してはいけないと自制する様子がとてもいじらしいんです。 ほたるの両親は産まれたのが男子でさらにゲイだと知ると辛く当たる…
宮本れん 小椋ムク
空腹時には読まない方が良い作品でした。受けの作る料理が実に美味しそうで、匂いまでが感じられような空気感のある素敵な物語です。 ただ攻めが受けを好きになった理由がちょっと弱かった気がしました。 攻めが2人の関係をオーベルジュの仲間に告白したのはとても潔いと思ったし、近くの別荘を買って2人で住む家を準備しているのも好感が見えました。 ただグループ会社一族での働きが見えて来ないし、これから…
宮本れん 天路ゆうつづ
東雲月虹
昔終わった恋が再び動き出すお話ってロマンティックですね。 しかも元カレの誠一郎がどれだけ一途なのか序盤からまるわかりです。 ベーカリーショップのこだわりは桂が好きだった食パン、 店に使われている木材はカツラの木、 店名は“石釜ベーカリーK”…。 当の桂は誠一郎に言われるまで気づかなかったようですが これだけお前のことしか考えてないってわかってあげなよぉおお!!と そういう意味でもだも…
宮本れん 不破希海
ぴれーね
電子専門の単行本で、134ページと読み応えのあるボリュームになっています。 今後、小説はこういう形での刊行に移行して行くんですかね。 で、こちら、教師と生徒ものであり、切なくピュアな純愛ものになります。 これ、教師と言う立場である受け視点で進みますが、大人だからこその弱さや苦悩、そして、自分を突き動かす激しい愛しさー。 そんな彼の心情が、とても丁寧かつ繊細に綴られ、心を打たれましたよ。…
2人の幸せな後日談でした。 サーシャの生家に二人が行くお話です。 生家は事前に修繕されており、サーシャは両親が生きていた頃のようだと感激します。 それに対して「おかえり」と言葉をかけるアルベルト。 サーシャは母親が亡くなってからは誰にも声を掛けてもらえなかったので思わず「ただいま」と言ってアルベルトの腕の中に飛び込みます。 なんて良い男なの!いや、旦那様です。 そしてサーシャの母親…
宮本れん サマミヤアカザ
いやあアルベルト様のスパダリっぷりは半端無かったです。 世間知らずなサーシャをほっとけなくて城に連れて行って甘やかす。実は一目惚れだったんですね。 狼をとても憎んでいたので、サーシャが人狼だったと知った時は一時的にパニックになっていました。 それでもサーシャに城を去られてからの軌道修正はさすがでした。 まずは自らの態度を臣下に謝り、そんな国王の為にサーシャを探すのに手を尽くすって。サーシャ…
宮本れん 北沢きょう
いるいる
薬膳料理で気の流れを良くして心と体を整えるなんて羨ましいわ~! ーーーと、序盤は表紙のようなほのぼのをのほほんと読んでいたのですが、 バックボーンは少々重みのある一方通行な恋の切なさを感じるお話でした。 片思い・誤解・すれ違い要素のある切なさは響くモノが合って涙する場面もあったんだけど、攻めも受けも変に大人というか…;遠回りな言葉のやりとりで展開が進むにつれ焦れったさが増したのでこの評価…
てんてん
本品は『銀の祝福が降る夜に』のコミコミスタジオ限定特典小冊子です。 本編後、アベルトがサーシャの生家を訪れるお話です。 眠る前の一時にぽつぽつと昔のことを話していたサーシャは アルベルトから生まれた家を見たいと言われます。 目を閉じれば目に浮かぶ懐かしい我が家にふと思いをはせる事があっても 大切な場所であってもこれからのサーシャがいる場所は彼の隣だと 思っています。 …
今回は若くして王位に就く国王と食料を求めて王都に出る人狼のお話です。 何も知らずに惹かれ合った2人が過去と種族を乗り超えて結ばれるまでと その後のラブラブな短編を収録。 受様は人狼の父と人間の母の間に生まれます。狼や狼の血を引く人狼は 危険な生き物として忌み嫌われいていたために受様一家は人狼である事を 隠して森で静かに暮らしていました。 しかし狼が森で生き延びているとの噂で…