釘宮つかささんのレビュー一覧

狼王子とパン屋の花嫁 小説

釘宮つかさ  サマミヤアカザ 

溺愛攻めと健気受け

ルサーク王国の王太子アレクセイと、パン職人のミハル。
二人の出会いは悲しいものでしたが
その出来事がなかったらアレクセイと出会うことはなかったと思うと
読み終えた今少し複雑な気持ちです。

アレクセイはミハルを見つけた日から、ずっとずっと優しいんです。
こんなの好きになっちゃうよなぁと思いました。

お話の中に色々な伏線が散りばめられていますが
全部回収されていくので疑問が全て解…

0

「汪国後宮の身代わり妃」コミコミ特典SS小冊子「初めての里帰り」 特典

嫉妬心

婚礼の儀式が一段落し、翠蓮が哉嵐に「里帰りがしたい」と言います。
すると哉嵐は一緒に行こうと言って、みんなで翠蓮の故郷に行きー…。


里帰りするところが読めて嬉しかったし、
哉嵐の嫉妬心があらわになったところを見れてよかったです(*´ω`*)
そりゃ自分の妃がそんな格好で泳いだら怒るよねぇと思いました。
嫉妬している哉嵐に対する翠蓮の行動と言葉が
小悪魔のようで恐ろしい子!って思…

1

汪国後宮の身代わり妃 小説

釘宮つかさ  石田惠美 

溺愛攻めってやっぱいいよね

表紙に惹かれて購入しました。

従兄の身代わりに汪国の新皇帝の哉嵐の元に嫁ぐ翠蓮。

不憫受けのお話か!?と最初思ったのですが、
そこまで不憫ではなかったです。
不憫な扱いは受けてないので(*´ω`*)

ファンタジー要素もあり、苦しくも幸せな愛のお話でした。
天紅がシリアスで辛い部分を中和してくれる可愛さを持っていました(*´ω`*)
そして、傷ついた哉嵐を癒やす存在(翠蓮)…

3

気高き騎士は初心な王子を一途に愛す 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

攻めの覚悟にシビレます!

タイトルでわかるはずなのに、ユリアンの恋は実るのか?セルジオはどう思ってるのか?とずっとハラハラでした。

長いお話でユリアンがいつまでも、母上が母上が…と縛られていて。
大好きなセルジオへも遠くから眺めたり偶然のふりをして少しでも会いたくて図書室へ通ったり、二人の仲が亀の歩みのようで。
いったいどうなるの〜?と思っていたら…。

セルジオへの切ない片想い、成人までのカウントダウン、ま…

6

気高き騎士は初心な王子を一途に愛す 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

毒親に邪魔されて

シリーズもののスピンオフとのこと。
BLの小説デビューが遅かったので、スピンオフとは知らずに読みましたが、このお話だけでも十分に理解できました。 


エスヴァルド王国の王太子・ユリアンと軍人セルジオとの両片想いのストーリー。
兄やいとこが同性と結婚、もう1人の兄は別の国の元王女と結婚したとかで、ユリアンには国の跡継ぎを作るよう母親からプレッシャーを与えられる日々。
そんなユリアンは貴…

3

偏愛パラドックス 小説

釘宮つかさ  緋汰しっぷ 

甘い受けを丸ごと受け止め躾けてくれる攻め

はぁ、すごかったです。
千尋視点でジェットコースターのような日々でした。

後からわかる千尋の自己評価の低さ、ストーカーのように獅子王に付きまとい追いかける行動原理。何もかも経験値の不足や思い込みから理由がわからなかったんだね。
長かったねぇ。獅子王がせっせと千尋を甘やかし世話を焼き尽くして大事にしてきたのに。

獅子王が怒る通り千尋は社会をわかってないというか。呆れます。確かに獅子王…

1

激愛フェティシズム 小説

釘宮つかさ  中田アキラ 

激愛攻めに萌えた!

釘宮さんの作品を知ってから過去作を漁っていますが、こんなに面白くて完成度も高いのに、レビューが少なかったり評価がそんなにされてなくて寂しいです。

アメリカ人の父とフランス人と日本人のハーフの母を持つ営業本部長のラドリー。
彼に助けられ恋をしてしまう乃蒼(のあ)。
何度も書き直し助けられたお礼と食事のお誘いのメールを送るも返事はなく、失恋したのだと傷ついた乃蒼。

ラドリーの送別会で話…

1

獣医さんの秘密の恋人 小説

釘宮つかさ  こうじま奈月 

とっても面白かった!

ちょっとだけ、ん?な要素はありましたが、とっても面白くてハラハラして良いお話でした。

獣医の睦月の病院へしょっちゅう差し入れを持って会いに来てくれる年下営業マンの小鳥遊。
彼に好意はあるもののどうこうする気はなかった睦月。
しかしある晩ケモ耳尻尾が生えて困り果てた小鳥遊が頼ってきて…。

本当に色々良く出来たお話なんですよ!(何様?)

獣の本能か睦月への愛情からか小鳥遊が暴走し…

1

秘密で緻密な欲望 小説

釘宮つかさ  こもとわか 

まるで我が子

こちらは釘宮さんの3冊目の作品なんですね。
秘密で緻密な欲望。
最後の桐谷修の告白を読むとタイトルに納得します。

兄渉は可愛がってきた唯一の家族である4つ下の弟の修に数年間ずっと避けられ、大学進学を機に家を出て寮に入ることも直前に知り、最後の言葉は「もう戻る気ないから」って言われて…。それから8年間。

その後もメールも返事はなく連絡もなく。
ただ誕生日にはワインと薔薇の花束が届く…

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救ってくれたのは超人気俳優でした 小説

釘宮つかさ  小禄 

現代もやもやファンタジー

現代物ファンタジー、凄腕陰陽師の血を引く人気俳優×憑き物体質で運の悪い一般人。冬雪の運の悪さに唖然、耀仁も同情したんだろうな。

耀仁に守られ、普通の生活が送れるようになると、冬雪本来の良さが出て、良い子だし癒し系、しかも可愛くて耀仁が惹かれたのも納得。実家と縁を結び直すきっかけにもなっててほのぼのした。耀仁が溺愛して冬雪には勝てない感じが可愛かった。すれ違いも耀仁が気の毒で…遠回りしたけど想…

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