斎賀時人さんのレビュー一覧

毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~ 小説

十河  斎賀時人 

最高です!

こんなに何度も読み返した小説はそう無いぞと思うくらい読んだので、減価償却率高いです。というか、BLは漫画ばかりで、小説でこんなに気に入った話は無いです。
シリーズ通して、ミステリー要素もあり、今作は特に、ラストでタイトルの伏線が回収されまくるので、理解した後に叫ぶことになると思います。
オススメ!

8

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

圧巻でした

コミカライズの試し読みからハマって原作を読み始めた者です。アンドリウムが知力と策略でもって彼の意のままに物事を操って行くのが凄く面白いです。全てが彼の掌の上なんですよ。

全てが彼の意のままなんですが、そこに新たな感情が生まれた事によって一気にBLらしくなってました。ヨルガという共犯者を得た事によってもう無敵ではないでしょうか? 

前作の「毒を喰らわば皿まで」のエンディングでアンドリウム…

0

毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~ 小説

十河  斎賀時人 

アンドリム様は様付けで呼ばなくては。

最後の賢者、アンドリム様に心を奪われております。
一巻を拝読したときは容赦のなさに衝撃を受け、彼の虜になりました。一巻で美しく完結していた物語の続編がまたまたまた読むことができるなんて!
十河先生、ありがとうございます。できればアンドリム様とヨルガの物語、最後まで…正直に言いますと、一巻で描かれていた未来の先も!拝読したいです!!!!

一巻では物語を覆すべく、素晴らしく美しい「悪の宰相」…

5

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

愛する娘のための復讐譚として読みごたえあり


ジュリエッタが清廉潔白な女性でないところがすごく好きです。
聡くて無垢な聖女を演じることができるジュリエッタの行く末がどうなるのか、最後に贄になるのか…、その山場となるシーンでアンドリムは同行できないというのが、この物語が(アンドリムの物語なんですが、)アンドリムだけの物語ではないという感じがして、とても引き込まれました。

そしてアンドリムとヨルガの最期まで描かれていて…。
一巻を読…

3

毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~ 小説

十河  斎賀時人 

続いて欲しい

前作から2年後、アンドリムは47歳。
 
突如ヨルガが10年分の記憶を奪われ、それを取り戻すために砂漠の遺跡に向かうお話。
砂漠の遺跡には、卵の父親を求める砂竜がいて、ヨルガを呼び寄せるために記憶を奪った。
記憶を奪うのは、番であるアンドリムを忘れさせるため。
アンドリムとヨルガが番になったのは5年前。
奪われた記憶の10年前に番になった二人の関係性の根源があるらしいが、当のアンドリム…

4

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

めちゃくちゃ面白かった!

コミカライズがSNSで流れて来て、そちらが物凄く面白くてこちらにたどり着きました。そうしたら最新刊が間もなく発売されるとあるではないですか!

なので取り敢えず最初の巻を読んでみたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。
悪役が改心して新しい運命を切り拓くお話は沢山ありますが、悪役のままで策略を巡らせて復讐を果たして行くのが凄く好みでした。

個人的にはヒロインとその妹を表舞台から引き摺り…

7

毒を喰らわば皿まで ~箱詰めの人魚~ 小説

十河  斎賀時人 

毒を喰らわば皿まで 3作目

個人的には第1作がいちばん好きです。
完全に悪だったアンドリムとマラキアは、だいぶ、根はいい奴になってきたなあ、と感じました。
しかし、今作も面白く、一気に読み進めてしまいました。

1作目のエピローグでサラッと綴られた、アンドリムとヨルガの最後までのエピソードが少しずつ明らかになり繋がっていくのが面白く、切ないです。
Xデーまであと何年、、、、?と数えてしまいます。

リサルサロス…

3

毒を喰らわば皿まで ~箱詰めの人魚~ 小説

十河  斎賀時人 

シリーズで一番BLしてた!

シリーズ3作目⭐︎今回は前作、前々作のキャラが目白押し。
その後の皆さんが垣間見れる感じでした。
3作目はそれぞれのキャラクターの掘り下げのが表立ってたかな?
設定が細かくて行きつ戻りつしながら読みましたが、ストーリーだけでいうと2作目が一番面白かった。

BL作品で女の人がしゃしゃってるのが嫌。ってコメントを時々見かけますが、今作でその気持ちに激しく共感。
美意識高い男の子が、俺はお…

3

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

その林檎は齧るな

毒をくらわば皿まで
#一度悪いことをしてしまったのなら徹底的に悪事を行い、最後まで悪に徹する#
という意味らしいのですが、個人的に一巻のアンドリム様の悪事は記憶が目覚めて以降はそこまで??って感じがありました。
他人に苦しめても屁とも思わず自分が豊かになる事だけに邁進していたのに、記憶が戻った後はただひたすら復讐に徹する。
物語としては面白かったのですが、タイトルから期待してた悪とはちょっ…

4

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

全てはアンドリム次第

なんかもうアンドリムしかわからん!って感じですね。

伏線があったんでしょうが薄っすらとしか読み取れず。
今作もアンドリムの頭脳は冴え渡り、他国の後継者問題まで解決してしまい。
アンドリムのすることはただではすまない。
何重にも利益と遠回りや何十年先の平和のため?

しかもその理由が愛するヨルガのためだったの?なんかものすごい壮大なスケールですね。このお話も前作のラストのワンコと少年…

2
PAGE TOP