yocoさんのレビュー一覧

窓辺のヒナタ 小説

朝丘戻  yoco 

良くも悪くも小綺麗

『坂道のソラ』の関連作。
前作未読ですが、問題なく読める内容でした。

あらすじ:
日向(受け)は、ゲイであることから義父と弟に辛くあたられ、肩身の狭い思いをしている高校生。
SNSで知り合ったシン(攻め)という男性に女性と勘違いされ、本当のことを言い出せないまま彼に惹かれていき…

顔も素性も知れない相手に本気の恋をするという展開にやや引っかかるものの、現実世界でそれぞれ鬱屈した思…

10

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

壮大な愛の物語が完結

 どうもこのシリーズを単体で時間を空けて読み進める精神的強さを私は持ち合わせておらず、1巻の評判を伝え聞いたのち、電子書籍で1巻ずつ買い進めて、この3巻が出るまで親鳥のように温めていたものでございます・・・・・(T_T)邪道極まりなくてすみません。本当に素晴らしい作品でした。
 アワードで上位に入っているのを横目に見ながら、見て見ぬふりをするのは辛かったですが、最後まで一気に読み終えてシリーズと…

11

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

印象のダブルミーニング

題名通り、8年後、恋人になった後の2人。

「八年目のクリスマス」
今年のクリスマスは恋人になった礼がイギリスにやってくる。その為に8ヶ月の間ずっと頑張り続けたエド。
そんなエド視点での礼への愛と執着が語られます。
出会いの頃の愛に怯えるエド。今年のクリスマスにもうすぐ会えると浮かれるエド。礼に仕事が入り感情が制御できないエド。別れた8年間の発狂するほどの礼への想い。コマドリに優しい心を…

6

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

BL界のビルデュングスロマン的な

「パブリックスクール」第2作。

冒頭、1作から続く誰もいない学校内での連日の強姦から。
相変わらずエドの心がわからない礼と、言葉では何も言わないエド。
何も言わなければ何も通じないのに、何を言ってもそれでも通じない。
読者にはエドの本心はいつでも透けて見えているのに、礼のフィルターがかかると途端に解釈がずれていく。
怖いところは、礼の解釈もまた成り立つところ。
作者様が一つ一つのセ…

6

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

エド、頑張ったよね!

まずは、前作からの続きなので、未読の方は前作から順番に読むことをお勧めします。

前作から礼もエドも、色々な自分なりの理由から、自分の一番素直な気持ちを相手に伝えられずにもだもだしっぱなしで、礼くん、もういい加減エドの気持ちに気付いてやれよ!とおばちゃんは萌えきれずにいたのですが、クリスマスエピソードで少しいじいじを脱したのかと思えた礼くんの明るさと、卒業間際のエドの切なさが垣間見れて、ようや…

3

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

壮大なプロローグ。忍耐!

今はこういうの(私的)当たりの時期なのか?!
また主人公卑屈シリーズに当たってしまった!
やはりこういう主人公は読んでいて辛いし、非常にイライラするのですが、今回の礼くんは、まぁ、こんなに卑屈になっても仕方ないよね……と思える境遇で、100%感情移入できないわけでもありませんでしたが、それでもやっぱり、辛い!……というか、うじうじが長い!長すぎる!
それは、うじうじに拍車をかけるエドのせいで…

7

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

青き血のプライド

遂に読みました。「パブリックスクール」…
覚悟はしていたけれど、これはまた凄絶な不憫受け。
痛い、痛い、痛すぎる。悲しすぎる。可哀想すぎる。
主人公の礼は、元々母子家庭なのにお母さんが亡くなって、いきなりイギリスの貴族の家に引き取られて、アジア人だの混血児だの汚れた血だの言われて、学校では孤立し。
胃も心もキリキリしますね…
これが本の中だけの「可哀想な話」ならまだしも、今現実に溢れてい…

3

花待つ君に捧ぐ愛 小説

和泉桂  yoco 

大正浪漫譚スピンオフ

あらすじ:
刑事を辞め探偵業を始めた戸次(攻め)のもとに転がり込んできたのは、ヤクザの元情人・晶(受け)。
なりゆきで彼を居候させることになり、誘われるまま身体まで繋げてしまい…

『花舞う夜に奪う愛』のスピンオフで、前作受けの友人・戸次の話。
前作では飄々とした人物という印象でしたが、本作の戸次はややヘタレで流され系のキャラという感じで、ちょっとイメージが変わりました。

前作受け…

4

「窓辺のヒナタ」購入者特典書き下ろし小説ペーパー 特典

甘く幸せな日々

A4サイズの用紙に片面印刷。
本文は4段組で全体の用紙サイズの3/4、残り1/4はカバーのあらすじの再掲。
内容は、新と日向の二人が同棲を始めた後、梅雨も終わりが近づき夏になりかけの頃。
新が店長を務める陶磁器店で、閉店後に二人でいちゃつく話。
まず、下のショップで可愛い雑貨のお買い物をした後、2階の展示会スペース奥のバックルームへ入るとそこにはろくろが届いていて…。
本編で登場していた…

0

家に王子が泊まっています 小説

鳩村衣杏  yoco 

とっつきやすい身分差モノ

王子様に憧れ等の思い入れは無いつもりでしたが、
ロマンス全開!!というわけでもなく
今作の王子・コンラッドはお菓子が大好きで気さくて
とても親しみが持てました。
そんな無邪気になさったら
いくら極秘でも途端に世間に知れ渡ってしまいます!と
心配してしまいましたがww

大手菓子メーカー勤務で仕事とはいえ、
王子御一行様を自宅にお招きしなければならないなんて
聞くだけでも責任重大…

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