桂小町さんのレビュー一覧

「re Roug et le Noir」 『ROUGE』『赤と黒 』 イラスト集・オリジナル番外編 コミック

桂小町 

愛しさがギュッと詰まってる。

スタイリッシュ且つ艶やかな絵に眼福しきり。
表紙が画面越しだと分かりにくいのですが、題字・唇・口紅が赤のグリッターでとても綺麗。裏表紙は題字・大和の涙がシルバーグリッターでこれまたとても美しい。
ページをめくればクールでモダン、そして麗しいとしか言い様のない画。
私は大和贔屓なので彼中心に感想を述べてしまいますが、大和と由紀夫の年末ショートストーリーがとっても良かった!
Twitterで読…

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ROUGE コミック

桂小町 

怖そうで可愛い


桂先生の男の子の〜が大好きでこちらも読みました。

ヤンキー高校のお話です。ヤンキー設定の漫画は普段あまり読まないのですが、ROUGEは本当に読んで良かったと思う程面白かったです。

まず、長門のバカさがめちゃかわいかったです。重たい雰囲気でも長門がおバカキャラで緩和してくれます(本人は自覚なさそうですが笑)。親の手伝いをする、仲間思いなど優しい上に、喧嘩が強くてかっこいい所も魅力的だ…

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男の子のことは何も知らない コミック

桂小町 

絵もストーリーも好み!

すっごく面白かったです。桂先生の描く絵が綺麗で、もうそれだけで満足なのですが、ストーリーがまた良い!今まで沢山高校生モノを読んできましたが、なんとも斬新な設定。拗れてる感じがカッコよくて可愛くてニヤニヤしながら読みました。

千早が「楓に以外優しくねえぞ」と言うシーンが好きです。あと、千早と潮が言い合いをする所。めちゃくちゃ面白かったです。もっと見たい笑

欲を言えば千早×楓、潮×皐月で一…

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「明日世界が終わるなら」 『赤と黒』オリジナル番外編 コミック

桂小町 

親世代の物語。

大和と由紀夫の親世代の若い頃の物語。槇視点で語られます。
槇(大和の母)、三笠(大和の父)、矢萩(由紀夫の父)の3人の関係性が切なくも愛しく描かれている秀作。
この三人はある種の共犯関係であったのだろうな、と。

『赤と黒』本編で一度も顔が出ることのなかった三笠ですが、こちらでは描かれています。
そして、本編で並々ならぬ執着と忠誠心を三笠(美洞組)に捧げていた矢萩はこの頃から既に強く惚れ…

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ROUGE コミック

桂小町 

学園勢力争いもの?と受けの再生のお話

ROUGE
高校生の学校での勢力争いとか、ケンカで誰が一番強くて頭になるとか、もうこの歳になると全くどうでもいいというか、共感できませんでした。この作品だからかな?カーストヘヴンはわりと楽しめたのですが。
大和を崇拝する藍。藍を好きな長門。長門は藍に付きまといケンカの決着をつけようとしてるうちに過去の話を聞いたりして…。

藍の過去が悲惨でしたが描写が少なくモノローグやセリフで語られてまだ…

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赤と黒 (2) コミック

桂小町 

一瞬でも由紀夫以外どうでもいいと思った大和が愛おしい

 前巻で少し関係が拗れてしまっていた由紀夫と大和。今作は大和が孤独を紛らわすため藍を呼び出すところから始まります。藍に居場所を与えてやりたくても、そもそも自分だって居場所を持ってないんだと自虐する大和の背中がとても小さく見えました。後日、意を決して大和の部屋に上がり込んだ由紀夫が大和の父の死に切り込んだことを皮切りに、2人はようやく互いの本心を晒し合います。そこで濡れ場に至ったので、想像より早い段…

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赤と黒 (1) コミック

桂小町 

家の重さに耐える2人の行く先を見守りたい

◆赤と黒(表題作)
 こちらはまだまだ先が気になる展開といったところです。『ROUGE』で藍が崇拝していた大和と、側近の由紀夫の物語。『ROUGE』では大和よりも無表情なことが多く何を考えているか分からなかった由紀夫ですが、今作では主人公であり内心に秘めている大和に対する想いを饒舌に語ります。大和は自分の弱みや心の奥底の感情は誰にも見せてはくれません。でも本当に深いところでは背負うものの重さに悲…

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ROUGE コミック

桂小町 

雰囲気の違う2作品を存分に堪能できた

◆ROUGE(表題作)
 後に発行される『赤と黒』シリーズの原点となる作品ですね。高校2年で一番強い長門が、過去に輪姦されていた同級生の藍の心を溶かしていくストーリー。絵に描いたような不良高校ではありますが、長門自身が特に喧嘩が好きで他人を自分の配下にしたいと考えているわけではないので無駄に抗争はなく、長門と藍の関係に集中できるところが良かったです。藍は強姦される日々から解放してくれた3年の大和…

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男の子のことは何も知らない コミック

桂小町 

不毛です。

絵がきれいで少女マンガっぽいですね。

お話は残念ながら萌えまで至らず。

〈愛かもしれねえだろ!〉だけはまだ良かったですが他はなんだか不毛です。

表題作
〈男の子のことは何も知らない〉
は二組のカップルが出て来て片方ずつ本命の身代わりにエッチしようとします。
でも最後までできず。
一つのカップルは気持ちを確かめ合えましたが、もう一つのカップルは攻めが受けには自分に似た他に好…

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赤と黒 (2) コミック

桂小町 

男気と色気

好きだなぁ。絵も綺麗だし、色気駄々漏れの大和と黒髪眼鏡の由紀夫の二人が本当に絵になる。こんな細くて綺麗なや○ざいないでしょと頭ではわかっていても、知らないからこそ憧れてしまうハードな世界にこんな美しい二人がいてくれたら最高!
舎弟の葬式で妹に追い返されたときとか、由紀夫に組は継がずに外国へ身を潜めてろと言われたときに放った大和の言葉と表情にも痺れましたね。普段は美しくていかにも美人受けってイメー…

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