円陣闇丸さんのレビュー一覧

threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

カバー下のイラストもいいです

表紙に目を奪われたのが購入のきっかけでした。
前作の短編集と今回のタイトルのthreesomeから、内容的にそちら重視かと思いきや予想外に個人的にはいい意味で裏切られました。
こんなに読まされるとは!
途中、うるっとしてしまい、この本でこんな気持ちになるとは!と。
辻が言う本当に悪い夢はいい夢って言うシーンのところが本当に好きで(´;ω;`)ブワッ
なんだかんだと女王様な辻はいいですね…

9

花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁(2) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

麗しいお姫様 だけど軍服が一番よく似合う

続編では兄想いの双子の弟ハミードがパートナーを見つけて幸せになるのかなと思っていましたが、あらまあ三角関係?かと思いました。
けど、彼まで後継者の作れない伴侶という訳にはいきませんから困りますね。

はじめ秋成がお役目もなく引きこもったまま何もしない状態で心配しました。秋成の性格として耐えられないでしょうから。でもちゃんと活躍の場があってよかったです。

新婚の夫が飛行機事故で帰らぬ人に…

1

砂楼の花嫁 小説

遠野春日  円陣闇丸 

優しくて紳士的なアラブの王子さま

続編の『花嫁と誓いの薔薇』を読みたくて『砂楼の花嫁』を再読しました。
記憶ではもっと強引で鬼畜な印象があったのですが、それはあらすじを読んでの思い込みだったのを思い出しました。
イズディハールはアラブの王子様にしては紳士的だし強引に関係を迫ることにありませんでした。案外ヘタレだし…
そのぶん弟のほうが拷問するわピアスを強要するわちょっと怖い人でした
はい、ちょっとです。

アラブもの+…

3

threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

愛される男の真相

”スリーサム” ゴルフのプレーマッチじゃないですよ
あ、そっちのほうが縁がないか!(笑)
『エロティカ』収録のヤクザ組長と弁護士と犬の3Pもの続編ですが
榎田節といいましょうか、あおり文句の”エロティック極上3P”よりも、愛される組長・辻 という人間を、社会を背景にしてしっかりと掘り起こした人間描写に目を奪われるお話になっていました。
が、辻が中心であるだけに関与する弁護士・財津と犬・菊池…

9

threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

くれぐれも挿絵を先に見ちゃならねいよ…。

発売を知った時からとても楽しみにしていました。
―が、到着してわくわくしつつ取り出して、美しい装丁と表紙をためすすがめつ眺めていましたら手が滑ってあるページが偶然開いてしまい、それがまた少々核心に触れる様なカットだったため読む前から何事かを察せざるを得なくなり、ややテンション下がりつつ読了いたしました……。あのページでなければまだ違ったと思うのですが、円陣さんのひときわ冴え渡る素晴らしい筆のおか…

17

threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

任侠ドラマ>3P

『erotica』収録「10×3」の続編ですが
本書単独でも読めます。

受けは、暴力団幹部で
自分の組も持つヤクザ・辻(表紙の男性)。
攻めは、
(1)暴力団の顧問弁護士・財津(敬語変態攻め)
(2)財津の甥で辻の舎弟の菊池(ヘタレワンコ)
という二人。
二人とも辻にメロメロですが、
二人で辻を共有するというルールがあるため
三角関係で揉めることはありません。

絡みは…

17

threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

安心の榎田クオリティ

お久しぶりの榎田先生のBL新刊!
『erotica』ではこの3人のお話がいちばん好きだったのでほんとに楽しみにしてました。
しかし一瞬値段を見てなんかの間違いかとおもった…

円陣闇丸先生の挿絵もすごい久しぶりな気がします。大好きな絵師さんなので、この表紙を見た瞬間、ふおおぉぉっこの女王ヤクザがインテリメガネとワンコにあんなことやこんなことされまくるんや!と鼻息荒くなりました。前作の扉絵か…

13

二重螺旋 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

負の連鎖

現在出ている、9巻まで読んでの感想です。
すみません。

この作品、シリーズ通してそうなのですが被害者が加害者になるという負の連鎖が延々と続きます。その部分はとても痛く、苦手とする人が多いかもしれません。
ただ、この作品の中で時間は確かにかかりますが、主人公、姉、弟など様々なキャラクターがそれぞれ自分自身と折り合いをつけそれぞれ異なる成長していく様子がすごく好きです。
BLでありながら、…

3

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

エロ特化

エロのバラエティが豊富な一冊でございます。
エロ万歳でございますヽ(*´Д`*)ノワショイ♪
あらすじを読んだだけでおなかいっぱいになりそう。

そんなこんなな読み始め。
武家の息子として生まれた受は、なぜか領主にみそめられ
寵童として召し上げられることになる。
淫らに調教されていく身体。
いくら身体を散らされても心は~な流れのお話。
主を喜ばせるために、少しずつ身体を慣らされて…

2

百年の恋 小説

高尾理一  円陣闇丸 

心情の変化についていけない

作者買いです。

今度の攻めは、あきれるほど人の話を聞かない(笑)そのための受けとのすれ違いが前半延々と続いて、ここからどう収拾をつけていくんだろうなぁと楽しみにしながら読みました。

薬を盛られた受けを抱くところから気持ちに変化が訪れるのですが、攻め様の気持ちが今一つ良くわからず。あれほど敵対していたのに、どうして受け様を抱く気になったのかさっぱりですし、元からゲイだったのかやけに手馴れ…

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