座裏屋蘭丸さんのレビュー一覧

後宮皇子 小説

西野花  座裏屋蘭丸 

弟を母から守る兄たちの物語

表紙のイメージにかどわかされてしまったかもしれない。
内容にドラマチックな盛り上がりが無いので、10分ほどで速読読了してしまった。

官能シーンに萌えたい方が喜ぶ本だと思います。下記の筋書きの間に【過激な濡れ場】が3:7の割合でサンドイッチされた、ほぼ濡れ場の官能小説。
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昔々ある所に、三女神を奉斎する国がありました。
国の実権は王妃が握り、強い王妃は王様を尻に敷いています。

1

コヨーテ Ⅲ コミック

座裏屋蘭丸 

僕等はもう大丈夫だよ

リリーに誤解を解きたいがためだけに単身ヴァラヴォルフの住処までやってきたマレーネ。
リリーへの愛が揺らぎない。

満月期が終わってからマレーネに会いに行くのがリリーらしい。しかも狼の姿で。
マレーネの過去の話から、謝罪、もう嘘はつかないとの誓い、愛の言葉まで一連の流れが美しい。
台詞の全く無いキスシーンがまるで映画のワンシーンのようでした。

人質交換することになり、2人が会える最後…

5

コヨーテ II コミック

座裏屋蘭丸 

恋のために死ねる

2巻!色々な事が動き出して、切なすぎる展開になってきました。

自分がガーランドの人間だと言えないマレーネ。
言おうとしてたんだけど、言えなかったんだよー泣
そして別の方向からリリーが知ることとなってしまって…あーこれ拗れちゃうやつー_| ̄|○
必死で弁解するも、信頼を失ってしまった泣
リリーの涙も切なかった…あぁ早く誤解を解いて欲しいっ!

またリリーに話を聞いてもらえるのか、信…

1

コヨーテ 1 コミック

座裏屋蘭丸 

美しき人狼

人間×人狼の恋のお話。
人外のお話は好きではないと言っていた過去の私にはサクッと別れを告げました。
人間であれ、狼であれ、よいモノは良いのです。

ピアノバーで知り合った人狼のリリーとピアニストのマレーネ。
二人でいる時にリリーに発情期が訪れて…。
作者さんの美しいエロにうっとりさせていただきました。娼館での3Pに続き、マレーネの自宅でも。昼夜を問わずって…キャー(//∇//)
発情…

1

コヨーテ 1 コミック

座裏屋蘭丸 

マレーネしか勝たん

最高の一言です。

購入するの迷ってる方、

選択肢は一つです。

買うしかない。

1

リカー&シガレット コミック

座裏屋蘭丸 

これ以上のイケメンがいますか?

もうほんと好き。
何度読み返したか分からないほど好き。
紙媒体とデジタル両方購入した上で、保存用紙媒体も買ったほど好きです。

スペイン映画で観たような階段のある街並み。
お向かいで煙草屋と酒屋を営むカミロとテオは幼馴染み。
高校に入るや学校一のイケメンに成長して、煙草屋を継いだ今は隣町の女性にまで慕われるほどのカミロの求愛を受けたテオの心の動きが叙情的に描かれています。

カミロ…

15

眠り男と恋男 コミック

座裏屋蘭丸 

これはっ良いエロ…

こちらの作者さまとても気になる存在だったんですが、外国人、褐色の肌に萌えを感じないと思い込んでたんですね、私。
ただの食わず嫌いでした。ちなみに3話目は食わず嫌いのお話です。

多彩なエロスが散りばめられた短編集です。
表題作の長髪×短髪のお話も良かったのですが、外国人旅行者×褐色の肌の少年のお話「太陽と秘密」が好きです。
こちらももれなくエロいです。
異国の地に来た旅行者に現地の少年…

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眠り男と恋男 コミック

座裏屋蘭丸 

大変刺激的な短編集

人生で初めて読んだ座裏屋作品がこちらでした。
美しい作画にも衝撃的なえろすシーンにもとにかく驚いたのを強く記憶しています。
ずっとレビューが書けないでいたのですが、この度記録を残すべく再読してレビューを残したいと思います。

「眠り男と恋男」
睡眠時に異性同性関係なく隣にいる人間を襲ってしまうという病気のロイスと、仕事仲間でゲイのジュード。
ロイスくん、たちが悪いです。襲っても記憶なし…

1

VOID コミック

座裏屋蘭丸 

これは、映画です。

いろいろ考えさせられる作品でした。
R18作品なので官能的なシーンは多いのですが、作画の美しさで上質な映画を観ているような気分になりました。
前半には結構ひどい場面が出てきます。
でもストーリーに重きが置かれているので、そういうシーンにもきちんと意味が込められていて、余計に切なさを助長してくれました。

容姿と記憶の一部を人間から受け継いだヒューマノイドのアラタ。
押収された「それ」の…

3

コヨーテ Ⅲ コミック

座裏屋蘭丸 

座裏屋流壮大なロミジュリ

人間とヴァラヴォルフ(人狼)。
相容れない種族に属する2人が、偶然出会い、恋をして、結ばれる。
ふつうであればそこで”happy ever after”となるはずが、そこから物語が動き出すのがこちらの作品。

結ばれて、引き離されて、お互いが自分には相手しかいないと分かっているのにそれを許さない環境が切なすぎます。
簡単に言ってしまえばロミジュリですが、圧倒的な作画と長編映画を観ているか…

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