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遠野春日 円陣闇丸
はるのさくら
ネタバレ
シリーズ4作目のこちら。 今回は、秋成の出身であるザヴィアでクーデターが起こり、祖父母を心配して帰郷するお話。 秋成がザヴィアを離れイズディハールに愛されるようになって、もう2年以上たつのですね。 両親を亡くした秋成が引き取られた母方の祖父母のローウェル家。 そこで冷遇されて、結局祖父母は家督を又従兄弟に当たるワシルに継がせた、という経緯があったのだけど。 最初にそのワシルと…
遠野春日 笠井あゆみ
碧雲
面白かったけれど、 テンポよい展開ではないので、焦れものが嫌いな人には向かないと思う。 焦れ焦れジワジワ。 どうして、あの破天荒な里村靖祐の下に、怜悧で有能な青柳美紀が就いているのか、その訳が書かれている巻でした。 母親ソックリな里村の容貌。里村の親は強盗に殺されてしまった。 引きこもりの帰国子女で、親が離婚して子を顧みない人だった青柳。 二人は幼少期近くに住んで居た。 人の…
kurinn
遠野先生作品の中でも大好きなシリーズです。 遠野先生の抑制された文章とキャラに対する深い愛情が光る作品だと思っています。 もし秋成が両性具有だという事で読むのを躊躇っている方がいるならば、遠野先生の文章は秋成を女性だと感じさせない表現を使っているので安心して読んで欲しいです。とてもベテラン作家様らしい多彩な表現をお持ちでした。 私がこのシリーズが好きな理由のひとつは、イズディハー…
シリーズも3作目。 2人での外遊の際、最後に訪れた国にて、イズディハールと珍しく別行動になった秋成。 仮装のお祭り真っ最中で、秋成も怪盗紳士に仮装してお祭りを楽しんでいる途中、カフェで相席したファントムに扮した青年に一目惚れされてしまう。 その青年は、実はとある小国の第二王子のアヒム。 怪盗紳士が忘れられず、シャティーラの身分のある人であろうと探しにやってきちゃう。 秋成が女…
前作、とても好きだったので、イズディハールと秋成のその後が読めて嬉しい(≧▽≦) 両性具有であり、孤独の中で生きてきた受け様の秋成と、秋成を得るために皇太子の位を降りたイズディハール。 イズディハールの元、惜しみ無い愛情を受けて、秋成はますます神秘的な美貌に磨きがかかっているようです。 今回はイズディハールの双子の弟であるハミードの婚約が決まった、という朗報から始まり。 …
4巻が出るので、いそいそと読み返し中です(*^^*) 受け様は軍人の秋成。 駆け落ちした両親が亡くなった後、祖父母に引き取られたのだけど冷遇され、軍に押し込まれたけれど、そこでも居場所がない薄幸美人。 攻め様は、シャティーラ国の皇太子イズディハール。 秋成が大臣の警護でシャティーラを訪れた際に出会った2人。 一目でお互いに忘れられない存在感を感じるも、そのまま別れるし…
あーちゃん2016
大好きなシリーズ4作目。出ると知った時には万歳三唱ものでした。今作は秋成、イズディハールが頑張ってて、おおおカッコよさげなサブキャラ出たじゃん!とウキウキしていたら、最後に全部ハミードが持っていったお話。ハミード好きなので神にしました。Chara collection extraにあった前日譚40Pほど+本編220P弱+あとがき。受けの設定が気になる方もいらっしゃるかもなので、ご確認の上、1作目か…
ポッチ
作家買い。 『砂楼の花嫁』の、シリーズ4作目です。今シリーズはタイトルに数字が振られているので順番が分かって親切だなとか思いつつ。 あとがきで遠野先生も書かれていらっしゃいますが、シリーズ1作目の『砂楼の花嫁』が刊行されたのは2008年。長きにわたり続編が書かれている人気シリーズで、私もすごく好きな作品なのですが。 個人的な好みで申し訳ないのですが、前作でハミードに恋人(って言って良…
ぴんか
長いシリーズものです。 初めはぎこちなかった二人は、 長い年月の間にここまで来ましたv いきなりここから読んでも分からないと思うので、 出来たら初めての方は最初から 読んでいただけるといいと思います。 長いですが、 読み始めればここまでは一気かと。 長いこのシリーズ、 魅力はやはり主人公佳人さんと遙さんの魅力だと思います。 が、脇のキャラも魅力ですv 特に今回は冬彦君…
渋茶
2016年刊。 もうじきこの物語の4巻が発売されるのでこの機会にと3巻も入手した。 それにしても『砂楼の花嫁』がシリーズ化するとは意外だったな。 結婚したその後も読める花嫁ものってのは貴重なのだが、主人公・秋成が抱えている性の秘密設定って大衆受けするものではないのでは?と感じていたので… 外見を切り替えると男性的にも女性的にも心情が切り替わる主人公ってのは興味深いが、いくら受けキャラの…