ソライモネ(あびるあびい)さんのレビュー一覧

88rhapsody コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

「ラヴが眩しい」

ソライモネ先生の新作。表紙がめっちゃオシャレで、ワクワクする!
正直、人を選ぶ、そして内容を選ぶ絵柄だと思うのです。
で、本作は内容と絵柄がすごく合ってると感じました。バンドもの、です。

「27star」
クラスに馴染めず保健室に通う転校生・星川夜高(よだか)。
昔事故にあって右目に大きな傷痕、視力も戻らない。それを自分で気にして殻に閉じこもってる。
そんな夜高の籠もる保健室のベッ…

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ハニーソルトアンドビターシュガー コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

素直な子の純愛は辛い

 『それでも恋する迷探偵』にも登場した谷が攻めとなって登場し、警部補として登場した川野の弟の総悟目線で、彼が谷への想いを募らせていく様子が描かれていました。谷はずっと瞬を好きだったようで、それは総悟と深く付き合うようになってからも変わらず、最後の方までかなり切ない物語となっています。谷は瞬では埋まらない寂しさを総悟で埋めているわけではないし、ちゃんと総悟には総悟の魅力を感じて付き合っているのだろう…

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それでも恋する迷探偵 コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

柔らかく可愛らしい下剋上

 ストーリーのテンポも良く、メイン2人の掛け合いも可愛さが溢れていて、読み応えも萌えも十分得られる1冊でした。ワンコ年下攻め×強気年上受けということで、攻めの松田が受けの榎本に厳しい言葉をかけられるシーンが何度かあるものの、榎本の厳しさは彼が自分に対して何かを戒めていて、その余裕のなさから来ているんだろうなというのはもう序盤でなんとなく感じ取れます。逆に、松田は何度凹んでも、常に余裕が残っているよ…

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泡沫の鱗 コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

確かにこれは埋もれてしまっては勿体ない!

「この作品がBLアワードにノミネートされなきゃ、死ぬ。」で取り上げられてからレビューを目にすることが増えて読んでみようと思った作品。
(広告やCMと一緒でレビューも3接触目くらいで目に止まりますね。書いてくださったレビュアー様方に感謝です!)
※以下、少しネタバレ気味なので未読の方はご注意ください。

アワード投票中に読めばよかったなってくらい、とても良かったです。
大人が読みたい絵本の…

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VIVA LA VIDA!! コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

細かい演出や表現力がお見事

 中盤まではありがちなストーリーかなぁと思ったんですが、中盤以降の展開に思わず悶えるほど萌えを感じて一気に評価が上がりました。それこそ宇宙人のような行動の読めなさと屈託のない明るさを持っているゲイのジョージ。コインランドリーで彼と遭遇してしまったノンケの瑛人は、自分の部屋の隣に越してきて、しかも彼氏もいるという彼に振り回されながらも、時折見せる健気さや寂しそうな表情とのギャップに惹かれていきます。…

0

泡沫の鱗 コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

消えずに残ってくれた泡沫

 終盤からの怒涛の展開は、きっと読者によっていろいろ解釈できるものだと思います。最初に読んだ時は感情を整理するのが難しかったけれど、今は希望や温かさが溢れている作品だったなぁと感じています。凪の父が話してくれたことの真偽は、正直私にはまだよく分かりません。完全なファンタジー作品だと捉えるなら本当なんだろうけど、そういうジャンルの話だと感じたわけではないので、私はすべて鉄太が作り出した世界だったんじ…

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泡沫の鱗 コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

まるで人魚姫のような…苦しさと、悲しさの中にある美しさ。

2018年、作品世界に感情を引っ張られて、しばらく戻ってこれないことが三度ありました。
『ラムスプリンガの情景』、『エンドランド』、そして三度目が『泡沫の鱗』。
すべて心交社の作品です。

もちろん作品の良さは作家さんの力量です!
でも三作品とも設定が特殊だから、他の出版社だったら軌道修正されてしまったかもしれない。
心交社は「好きに描いていい」と言っているとおり(『このBLがやばい!…

5

泡沫の鱗 コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

音楽と海

かたい絆で結ばれた凪と鉄太。

歌えなくなった鉄太が凪の歌声に惹かれ惚れ込み凪に歌ってほしくて、二人で凪の歌を皆に聞かせたくて。二人がどんどん仲良くなってかけがえのない存在になって目標に向かって頑張って愛し合って。

なのに!なんで海に入った!ううっ。

まさかの凪の正体にびっくりです。
愛する者にだけ記憶を残す。鉄太は愛されていたのに、凪は海に帰ってしまって。

どんな姿でもい…

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泡沫の鱗 コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

まるで絵本の世界…

初レビューです!!!!!
いつもは見ているだけなんだけど…『泡沫の鱗』への愛をどうても伝えたい。
1度読んで…気持ちが溢れてもうどうしていいか分からない。今年の夏はずっとずっと2人のこと思っていました。この作品がきっかけで、水族館に久しぶりに出掛けて…水族館のシーンに美しい青い海の色が重なります。

ソライモネ先生の美しい絵とファンタジーの世界…まるで絵本の世界。2人のその後を思って私の心…

6

泡沫の鱗 コミック

ソライモネ(あびるあびい) 

作品そのものが心を揺り動かす美しい音楽のよう

「この作品がBLアワードにノミネートされなきゃ、死ぬ。」でこの作品がアップされてて、確かにこの作品埋もれるの勿体無いわっ!と思ったのでレビュー書きます。
ほんといいお話なんですよーと声を大にして言いたい。
(ただしごめんなさい、私自身はぎりぎり180Pに達していない某新人作家さんの作品を推しましたが)


初めて読んだときは、「そんなぁ‥‥」とショックで………。

その切なさに心締め…

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