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大島かもめ
てるてるせぶん
ネタバレ
大島先生はシリアスなのもコミカルなのも、ストーリーに強引さがなく、毎回すっと物語の世界に惹きこまれます。 受けのことが大好きな攻めと、攻めより一回り以上年上の受けのお話。 冷たくあしらわれてもめげずに頑張る高宮が可愛くて、つい、頑張れ!と応援したくなります。 一方の片山さんは…、まあ一回り以上年上だし、攻めを子どもの頃から知ってるし、逃げたくなる気持ちもよくわかります。 …
フランク
ノンケ×ゲイ 日仏ハーフで高身長&イケメンだけど、容姿のことを幼い頃から言われ続けてきて卑下する癖がついている譲二と、譲二がノンケだと判っていても屈託無く、積極的に近づいてくるゲイの悠。 譲二もそんな悠と一緒にいるのが居心地良くなるのだけど、社交的で誰にでも人当たり良く接する悠を見て、自分も彼を取り巻くその他大勢に過ぎなくのか…とネガティブ思考に落ち込みます。 そしてそんなネガティブ回路…
fandesu
唐突ですが、 『完璧な人』に恋することが出来ますか? あまり私の廻りにそういう人がいないもので、実人生では経験がない訳なんですけれども、もし側にいたとしても私は無理なんじゃないかと思うのです。 でも、もしその人の『ダメさ』『弱さ』を垣間見ちゃったりしたら、イチコロで参ってしまうような気がします。普段見せている完璧さがデフォルトなのではなく、その人の努力や気遣いによって成り立っていることが解か…
初読みの作家さん。シリアスっぽい表紙のものをあえて選んだのですが、思った以上にシリアスでした。 デキる上司を演じながら、仕事中、純朴な部下を脳内で犯している攻めは、最初はちょっと変態チックなキャラなのかと思っていたら、その部下と付き合い始めてから、どれだけ酷い仕打ちを受け入れてもらえるかで相手の愛情の深さを推し量る、という更にその歪さが垣間見えてきます。でも、それと並行して、攻めの育った…
長いことBLを読んでいると「作品の良し悪しと萌えは必ずしも正比例しない」ことを何度も思い知らされます。「萌え」って、本当に個人の経験によって発動したり抑えられたりするものだなぁ…… 表題作は大変興味深く読ませていただきました。面白かったです。 読み進めるうちに「あ、これって心が動く前に、頭が考え込んじゃうタイプのヤツだ」と気づきました。 以下、あらすじではなく、お話のキモをネタバレします…
maruchan
表紙に惹かれて読んだ一冊です。 もう高宮くんが健気で健気で。当たっても当たっても砕ける様に「がんばれー!」という気持ちになってしまいます。 対する片山さん、ツンデレ(デレ成分ごくわずか)なのも程があるというか、わかりにくすぎるというか…。年の差、立場の差…いろいろあって素直な態度を取りにくいのは分かりますが、結果として純情な青年を弄んでいるようなことになってしまっていて、むしろ大人としてど…
ミネミネ
大島さんのシリアス でも、欲望解消のためのお相手とのアオカンシーンでは攻め様の引いちゃった感じに笑ってしまいました 表情筋が死んじゃってます でも、頭の中じゃいろいろ妄想したり悲しんだりしてます 受けくんが正反対に心の中がダダ漏れです こんな屈折した人にはわかりやすいこんな人の方が受け入れやすいのかも まっすぐに自分を思ってくれる恋人を得て、攻めさま心の雪が溶けますように もう一つ…
大島さんの絵が好きです 攻めの独りよがりのカッコつけな求愛に、地に足がついている堅実な受け君 いい具合にお似合いだと思います 恋なんて落ちちゃったらそんな風に間抜けに暴走しちゃうこともあるもんです 塩サバ定食そんなに美味いのか? 定食屋の常連オヤジたちの以外な乙女な野次馬っぷりと、受け君の父ちゃんのアバンギャルドなことったら 大人やねぇ
東雲月虹
表題作、大島さんの作品がシリアスというギャップ!! これに尽きるのではないでしょうか…!! 会社ではスマートな物腰で人格者の課長が まさかの歪みっぷり…意外です。 それこそ誰も想像していない事でしょうね。 課長の裏の現場を見てしまった部下の柴村が 憧れていただけではなくてソッチだったと 疑惑からいっぺんに覚醒させられる姿がエロかったです。 課長の強引さと薄暗い支配欲、 普段と…
詩雪
タイトルにある "陰と日向" は主人公自身の中にもあるし、丸山と柴村を表しているようにも感じます。そして同時収録『街角のプロローグ』(舞台はイタリア・前後編:約60頁)にも当てはまるのかなぁと思ったりしました。ボーダーを引いて、あなたはあっち、私はこっちというふうにばかりしないで、向こう側を知って、それを理解してみようとする。いつでも自分が与える側になれるのではないか。恋でも愛…