よしぴす
2巻まではどこか一線を引いて弥生に接していた踊場。でも、この3巻では自分の弥生への気持ちも完全に認め、それでも自分から前には踏み出せないのだけれど、弥生の言葉に背中を押されてとうとう吹っ切れたみたいですね。皆が皆、世間の目を気にせず堂々と付き合わなければならないわけじゃない。周りに知られないようこっそり付き合うのもありじゃないかという弥生の台詞が、シンプルなんだけどこの歳で言えるのはすごいなぁと…
踊場が弥生からの好意をちゃんと認識していながら、結構振り回していましたね。それは別に安心して胡座をかいているわけではなくて、年齢差やノンケへの配慮だったり、自分が傷付かないようにするための予防線でもあったりするんでしょうけど。でも、弥生にとっては狡い大人のやり口には変わりなくて。踊場の態度のせいで喧嘩したりもするけれど、お互い週1の逢瀬を楽しみにしているのは同じで、顔を合わせれば自然と楽しそうな…