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5/9(合計:87件)
志村貴子
kurinn
ネタバレ
切ないけれども悲壮感とかは全く無くて、話の進め方がとても上手いと思いました。 CASE・2、3、5が繋がっているので1番読み応えありました。弟が兄が親友をバラす経緯が良かったです。応援する事になりましたけど。 でも続きがもっと読みたいと思ったのはCASE・1でした。結婚したクズ兄貴の行く末と、捨てられた恋人と弟がどうなるのかを読みたかったです。 それとお気に入りはCASE・4の仲…
みざき
独特のテンポと間の演出にセンスが光る作品集。 志村先生は魔法使いなのかな。漫画が上手すぎる。 どれも心惹かれる素敵な作品でした。 ごくありふれた平凡な日常の中に、綺麗なものも、汚いものも、切なさやときめき溢れるものまで、非常に巧みに描かれています。 瞳で語るというか、登場人物達の感情の揺らぎがちょっとした表情や間で表現出来ているのが凄いです。 今作は「血の繋がりのある兄弟同士」の恋愛…
うーゆむ
兄弟特化エピソードです。 うむ。兄弟ってひとくくりには、なかなか出来ないですね… 兄弟の数だけ、そこにしかない関係が有るわけですし。 こちらも、そうです。 兄の元カレを好きになっていく弟。 これは、兄が振り回しているけど、結局のところは相手を大切に出来ない兄が不幸ですよね。人を大切出来なきゃ、自分を大切にしてもらえるわけがないと云うか… 兄嫁さん、将来はきっと兄を大切に出来なく…
クリボウ
兄弟間というだけでなく、兄弟のまわりをとり巻く愛情。 申し訳ないけど、帯の煽り文句は私の読後とはズレます。 「 再上質BL」には賛成だけど「恋が燃える」…燃えてるか?という感じ。 ハッピーエンドに向かう話はあれど、明確なカップル誕生~的なハッピーエンドはありません。 背徳感や波乱の展開なんかなくて、淡々と日常と片想いがじんわりにじむような線で重ねられます。 それが現実味を帯びてい…
しろたん9610
従来の兄弟BLとは一風変わった、兄弟のいろいろな関係性を描いたオムニバス形式の一冊。 1話目と4話目は独立したお話で、2、3、5話は繋がっています。 1話目、結婚が決まった兄の婚約者から、兄には男の恋人がいることを聞かされた弟は、その恋人に会いに行く。会話をするうちに、その男は実は…というちょっと驚きの展開。兄がひどいヤツみたいな扱いだけど、兄の心情は直接的には描かれておらず、読み手は想像…
ポッチ
作家買い。 志村さん初となるon BLUE作品。on BLUEは個人的にハズレがないレーベルで、かつ志村さん作品ということで発売を心待ちにしていました。 志村さんの新刊のテーマはタイトルからもわかるようにズバリ「兄弟」。 うんうん、志村さんと言えば兄弟もの、っていうイメージは強いよね、と思いつつ手に取りました。 ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 …
bowm400
表紙二人のガチBLを想像しない方がいいかもしれません、兄弟と友人にまつわる恋愛もしくはBLという感じです。右の子が左の兄に片想いしてるけど今の所プラトニックです。 最初の話の兄の屑っぷりが凄いのでこれ以降どうなるかと思ってたのですが、割と穏やかな話が続きます。デカいオネエと三白眼チビの兄弟の話は一般誌でやっても問題無いような健全な話で湿度高めのストーリーの中で清涼剤でした、次巻は多分表紙の話…
ぷれぱーる
志村先生の兄弟BLといえば「起きて最初にすることは」だと思うのですが、こちらは義兄弟の気持ちの揺れ動きを見事に描いたダメ恋ストーリー。 本作は片想いはあれど兄弟で恋愛をする話ではなく、兄弟やその周囲の人々を描いた連作短編集です。 日常の中にある非日常を描かせたら、志村先生の右に出る者はいないと思います。 可愛い絵柄からは想像出来ないほど赤裸々に綴られる物語は、憤りさえ感じさせるものもあり…
よそみ
電子書籍先行配信で買いました。 兄弟BLではなく、兄弟とボーイズラブの短編集でした。 全3組の兄弟はそれぞれ関係性が異なりますが、全員同性が恋愛対象で、その相手が兄弟だったり、別の人だったりします。 濃淡はともかく兄弟BLを期待して読むと「どうして~~~」という気持ちになってしまうので(単にわたしがそうなったというだけの話ですが)、ボーイズラブの中にいる様々な兄弟の話くらいに思って読んだ…
『さよなら、おとこのこ』の3巻目にして完結編。 劇団員のかなでと、バスの運転手の勇紀。二人は同棲中の恋人。 ところがある日、かなでが突然子どもになってしまって―。 というファンタジー要素モリモリの今作品。 なぜかなでは子どもの姿になってしまったのか。 そして元に戻ることができるのか。 そこを軸に進むストーリー。けれど、今作品で描かれているのは、ゲイであるということに対す…