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3巻まで既読の人のレビューです。すみません、最後までのネタバレが含まれる可能性があるのでご注意ください。
読み返すと、逃げてますねー勇紀もかなでも。ひたすら逃げてる。勇紀は今まさにかなでから逃げていた。一緒にいたいからこそ逃げていた。とりあえずの安心感を優先してしまった。なるほどな〜〜
そして「知ってて それでもつきあいたかった」のあとの「ごめん」はかなり重い「ごめん」だ。つきあいたいと望んでしまったと。
で、裕太に対する「今までだまっててごめん…」の「ごめん」…これは逃げてたことへの「ごめん」かなぁ。でも同性が好きなことは言うも言わざるも肯定するも否定するもそれこそ自由だから、逃げも逃げずもない気もする。ただ人に対してと言うより、自分が納得してない逃げかなぁ。
かなでは雀と勇紀と書くことから、父親から逃げてましたね。
「かわいかったあのかなでが……っ」は素直に面白いです。うん、可愛かった。
『さよなら、おとこのこ』の2巻目。
1巻は終盤に『起きて最初にすることは』の番外編が収録されていましたが、2巻は丸々1冊『さよなら、おとこのこ』が収録されています。
1巻で子どものビジュアルに何故かなってしまったかなで。
2巻で、何故かなでが子どもになってしまったのか、が判明します。
ネタバレしています。ご注意ください。
同棲もしているラブラブカップル、の、かなで×勇紀の二人。
なのだけれど、二人のなれそめに対する記憶が若干異なっている。
子どもになってしまったかなでの対処に苦慮する中、勇紀の弟・裕太と、謎の男の登場が二人をさらに混乱させる。その「謎の男」は、勇紀の心の声を具現化した男で…?
色々な人と話をしたり、記憶をすり合わせるうちにかなでが思い出したのは、自分が本当に好きな男は誰なのか、という事だったー。
という、なかなかにシリアスなお話です。
本当に好きな男は自分のものにならないと諦めたかなで。
かなでが、本当は誰を好きなのか知ったうえで、それでもなお、かなでに恋焦がれた勇紀。
この二人の恋の行く末は。
そしてかなでは大人の身体に戻れるのか。
というところを軸に展開していくストーリーでした。
まー、とにかく、かなでが可愛い…!
可愛いけれど、俺さまなところは健在。でも、子どもに戻ってしまったからこそ見えてくるものもあり、少しずつ彼は精神的に成長していったように思います。
かなでのビジュアルが子どもなので、濡れ場らしき濡れ場はなし。
ショタ地雷の腐姐さま、ご安心めされい。
一途な勇紀が可哀そうになりつつ、でも別れることもなく恋人を続行中のかなで×勇紀の二人に一安心。でもまだ不安定要素はあるような…。
3巻はどういった展開になるのか楽しみ。
志村作品なので、もしかしたら痛い展開もあり得るのかな…?と危惧もしつつ、でも楽しみに3巻の発売を待っていようと思います。
何度も読み返してしまいました。
(それとは別に1巻も読み返し必須だった)
以下、とりとめなさすぎる感想を。
かなでが忘れようとしていたあれこれが一つずつ掘り起こされて、それらと向き合って、自分だけのお話を作り上げるという展開になると思うんですよね。
逃げずに己の現実を見つめよ、まずはそこからだ、みたいな。
そして、あの人ならざるものが、かなでと勇紀の二人にしか見えないというところが鍵なのかなぁ?そもそもあいつって何?
はぁ……よくわかんないや……。
??がいっぱいよ………。
書けないと絶望して泣くかなでに対して「別れたほうがいい?」と言う勇紀に愛を感じました。
2巻はよ!!状態だったけど、2巻読み終わった今、3巻はよ!!状態です。
【自分用の覚え書き】
一人になりたい発言→かなで公園ベンチで願う&月の光に願ったな男に遭遇→勇紀の元へ戻る→弟から明日兄ちゃんち行っていい?メールがくる→朝、起きたらかなでが子供になっていた→弟、来る。
2巻!!
前回のお話しがすごく好みだったのですごく楽しみにしてました。
なぜ小さい姿になってしまったのか。
小さい姿になった意味。
何を想い、何を考え、どうしたかったのか。
過去の恋。今の恋。思いそれから。
物語の確執の部分が少しずつ明かされていく展開です。
正直こんなしっかりした話だと思ってなかったわ(^_^;)
軽い気持ちで読んでた。
完結したころにまとめて読むと
すっと読めるのかな。
前回の可愛い展開とは打って変わってのシリアス目な展開でした。
2巻も面白かった!のですが、時間軸が1巻のあの部分とここがつながるのか〜となったりするので少々混乱。
焼うどんをかなでは何回裕太に作ってもらったのかも分からないから1巻と2巻を行ったり来たりしてる笑(おそらく2回?服で判断しなきゃ分からなかった)
読見返せば読み返すほど混乱してくる不思議…。
謎の男もゆうきの心の声だと思ってたけど、かなでも大分前に出会ってたみたいだし…むずい!でも面白い!
私のスカスカの頭でも最終的に納得できる終わり方になるのかがすごく気になるところです。
3巻が手元にないので、速攻入手してきます。