廣瀬航さんのレビュー一覧

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

漢字の理解力が問われた

廣瀬航先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのがとても楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
痛々しい 3
シリアス 3
切ない 3
エロ 3
な感じだと思います。

龍の刺青を背負う男×通信社の派遣調査員のカプです。舞台は香港で、攻めに龍の刺青ということで香港マフィア物の作品です。通信社の香港支部で働く慧は、高校生時代にホームステイに来た李煌(リーファン)と1年間過ごす内、…

0

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

精神的な痛さが辛すぎた

香港が舞台の初恋+再会モノ、マフィアと記者の組み合わせ。肉体的にも痛いが、それ以上に精神的な痛さが半端なかった。相手を想い合う二人が表面上は加害者と被害者になり、交互視点でお互いの辛すぎる心理描写が続く。
一番の山場だけがとても不思議なことになっていた。

慧は複雑な生い立ちで気胸を患っており、何度も日本から香港まで消えた初恋の人を探しに行く執着心を持つ。李煌は事情が複雑なうえに内面まで歪み…

0

皇帝陛下と恋する子猫 小説

廣瀬航  北沢きょう 

残念すぎる!最後で全部ぶち壊し

ケモミミ中華風ファンタジー。受けは子猫から人間に変身しても、もともとの中身が人間じゃないためか無垢な子供のよう。攻めは何度もこれじゃ自分は母猫だと自覚しており、その通り保護者に見える関係性。
ベタな権力争いに神獣の話が絡まっていて面白かった。

舞台を彩る細かな描写がとても好き。風景や建物、衣服や小物に至るまで、丁寧に描写されている。煌びやかな世界にどっぷり浸かれる。

キャラも魅力的で…

0

皇帝陛下と恋する子猫 小説

廣瀬航  北沢きょう 

途中までは良作

受けの子猫に癒される、中華風BLファンタジーです。皇帝陛下の晧月はスパダリ感もあり、個人的には好きな攻め受けでした。
物語冒頭からの子猫との出会い、神獣との関係や伝説が徐々に明かされ、炎輝率いる神官側との対立。そんな中、晧月と翠玉の仲が緩やかに甘くなっていく過程にきゅんとしながら読み進めていたのですが、最後の神官側を追い詰め始める辺りから突っこみ所が畳み掛けるように出てきて困惑しました。
せっ…

0

皇帝陛下と恋する子猫 小説

廣瀬航  北沢きょう 

・・・・・へ?

最後まで楽しめました。
でも、最後の最後にあんな展開で終わるなんて…!
という、BL未満のただのケモ耳ファンタジーなお話でした。
本当に最後まで楽しめていたんです。
子猫だった翠玉がある香りを原因にケモ耳少年になってしまい、
実は神獣伝説が深く関わる壮大な事実があったり、
誰にも弱みを見せない晧月が唯一翠玉には甘くなったり戯言を吐いたり…と
王道中の王道ファンタジーだったんですが、面…

4

ケモ耳フェア「雪豹さんのお嫁さま」「皇帝陛下と恋する子猫」書き下ろしSSペーパー 特典

2タイプのもふもふを楽しめます

本品はルビー文庫3ケ月連続ケモ耳フェアの
書き下ろしペーパー(一部対象書店のみ配布)で
『雪豹さんのお嫁さま』『皇帝陛下と恋する子猫』の
番外編です。

A4サイズ四つ折りで両A面で
それぞれの番外編が載ったペーパーになるので
今回はそれぞれを簡単にご紹介します♪

『雪豹さんのお嫁さま』は
月花村の初めての秋のお話です。

桜介と雪が心を結びつけた事で
真っ白だった雪に…

1

皇帝陛下と恋する子猫 小説

廣瀬航  北沢きょう 

ケモミミ中華ファンタジー

怪我をして森で凍えているところを、皇帝である晧月に救われた子猫の翠玉。彼の懐の香りを知って以来翠玉は、ひとときも晧月の元を離れたくなかった。ある時、翠玉は晧月に喜んでもらおうと花を摘みに外へ出る。そこで感じた晧月の匂いに導かれるようにして入った神獣を祀っているという六角堂で、翠玉はどういうわけか人間の姿に変化してしまう。
記憶喪失の翠玉は、どうやったら元の子猫に戻れるかも、何故自分が人の姿になっ…

3

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

一ヶ月早い七夕BL

一ヶ月早く、七夕blのレビューを書きます。この作品は昨年に読んでいたのですが、何となく時期を逸してしまったので。 (追記です)ネタバレにチェックしましたが、本当に大事なところには触れないようにしましたので、未読の方でも大丈夫かと思います。
「愛のカタチは言葉にできない」、これには日本と香港の七夕がとてもドラマチックに描かれます。
主人公は樋口慧、通信社の香港支部所属の特派調査員(要するに、海外…

6

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

BLは初めてとは思えない

あらすじは皆様が上手に書かれているので読んだ感想を。

攻めの李煌の口では嫌いと言いながらも短冊に慧の幸せを願う事を書いたり、マフィアの跡継ぎにさせないように身代わりになったりして慧を大切にしているところにとても惹かれます。このツンツン具合が絶妙で、こんな攻め探してた!という攻めに出会えました。
受けの慧もたびたひ香港を訪れては李煌を探す健気で一途なところが良いです。

視点がころころ変…

6

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

合わなかった

・傷舐めあり
・精神的近親姦あり
・エロが濃厚すぎる
・展開が早くて目まぐるしい
・明るいのを読みたい人には全然向かない

10
PAGE TOP