たつもとみおさんのレビュー一覧

ネコ×ネコ コミック

たつもとみお 

ほのぼの、可愛い二人のお話

作家買い。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。









たつもとさんの新刊は、リバカップルのお話。


主人公は左官工の敬太。
母親似の可愛らしい顔立ちで、子どもの頃から女の子に間違えられることもしばしば。が、敬太自身は、男らしい顔立ちや身体つきにあこがれている。
そんな彼が、高校生の時に一目ぼれしたのが一つ先輩の智史。ノンケさんの智史のために女装…

6

日の当たらない場所(3) コミック

たつもとみお 

控えめに言って最高です。

3冊まとめての感想です。
完結を待っての購入でした。
出来るだけ完結済みの本をまとめて読むのが好きです^m^
読み甲斐あるし、終わってる安心感あるし…。

とにかく、面白かった\(◎o◎)/!
3冊まったく飽きる事なく続きが気になりどんどん読めました。
でも、1巻で拓斗が寛也をいきなり襲うシーンがあってそこだけう~ん(+_+)ってなったんです。
脈絡もなくいきなりそういうシーンを作…

4

1/365の恋人 コミック

たつもとみお 

両想いになれるってホント素敵な事。

「日の当たらない…」を3冊一気購読しましてとても感動しました。
で、私的には以前読んだこちらの作品もとても好きで再読してやっぱりお薦めしたいなあ、思ったのです。
綺麗な絵柄で、とても丁寧に描かれているので読みやすいです。

10年も攻めを思い続ける切ない隆史君の想いや、ノンケの颯君が隆史くんへの想いを恋愛感情だと気が付いてお互いを信じるまでに至るさまを相手の言葉や行動ひとつで揺れ動き一喜一…

3

日の当たらない場所(3) コミック

たつもとみお 

一方通行じゃない、強い結びつき。

いよいよ、完結編。拓斗が、寛也たちが、一生懸命に心血を注いだ、復興イベントの直前に一部の島の人々の悪意とゲイに対する反感も重なり、寛也たちは島を引き揚げることになってしまいます。万が一イベントが失敗でもすれば、島の復興は叶わず、存亡の危機に直面してしまいます。引き揚げる前に寛也は島民に頭を下げて訴えます。「どうか、引き続き皆さんの力で成功させて下さい!」と。それまで反目していた寛也の父を始め、心を…

5

日の当たらない場所(2) コミック

たつもとみお 

この気持ちを受け取ってから、返して欲しい。自分の気持ちは自分のもの。

個人的には読み返すのが結構ツライ2巻なんですよね。せっかく想い繋がったのに、妙な横槍が…。不穏な空気を残していきます…。
この物語が素敵なのは、拓斗と寛也のラブに関してだけでは無く、寂れた島の復興に向けて真面目に取り組んでいる若者の姿を丁寧に綴っているところでもあります。
そして、ゲイである事が社会的にどう捉えられているか、特に閉鎖的であろう島内にどんな影響を及ぼすのか?といったところにも言及…

3

日の当たらない場所(1) コミック

たつもとみお 

多感な10代の頃の、今までの人生の中で最高にエロティックな記憶。

最初に一読した後、そのトーンの暗さにどうにも耐えきれなくて、しばらく放置したままだったのですが、久々に読み返してみたら大丈夫になっていました。描き下ろしのオマケのせいか、ちょっとだけホッとするところもあって。(あんな所にある自分の黒子を寛也は誰に教えて貰ったのか…?拓斗が気にするのも無理はありません。)
過疎化著しい島の復興の為に、仕事として15年ぶりに訪れた寛也。漁師の家に生まれながら、日光ア…

3

日の当たらない場所(3) コミック

たつもとみお 

するする読める

タイトルに惹かれて、あと絵が好きなので1巻を手に取り、するする3巻まで読んでしまいました。
たつもと先生の「365/1の恋人」を読んだときも思ったんですが、読みやすさと絵のきれいさに惹かれます。後味さっぱり、安定のおいしさというところ。その分、印象が淡泊になる感もあるんですが、このサラサラした作風は癒される気がします。幼馴染→再会、それぞれの抱える過去と現在の設定も無理なく、わりといい配分で現実…

8

日の当たらない場所(3) コミック

たつもとみお 

いい形で終わったかなと思う

ついに完結。
復興の企画も終盤というところにきてまたひと悶着。
はてさてどうなるかというところからのスタートな今作。
イベント当日のトラブルに、
実は「ゲイ」という事実の露見。
企画立案者である受も島を離れることに。。。

そんな中でのお父さんの行動が意外。
と、思っていたんですが
実は受が忘れていた幼いころの記憶と
協力してくれる姿と。
思わず涙腺が緩んだ( ノД`)
満…

1

日の当たらない場所(3) コミック

たつもとみお 

”日の当たらない場所”に居た二人がたどり着いた居場所。

さびれゆく島の再生とからめた、男たちの再会ストーリーは3巻で完結。
電子連載で追いかけていましたが、キャラの辛い状況や心情が、綺麗な絵でリアルに描かれているので、途中、読むのが辛い時もあり…
幸せな結末が待ち遠しかったです。シリーズ通しての感想になります。

誰しもが自分の生まれ育った土地になんらかの愛着があると思う。

寛也は日光アレルギーで、海に囲まれた島の生活に馴染めず、漁師であ…

4

日の当たらない場所(3) コミック

たつもとみお 

全てのピースが自然にはまっていく。

とうとう完結しました。待っていたけれど、いざ終わってしまうとやはり寂しいです。
ですが、心地好く読み終えられる締めくくり方でとても良かったです。

寛也と拓斗の想いは通じ合っていてそれなりに安定しているので、中心はどちらかと言うと島の活性化事業の行方でした。
その活性化事業と寛也自身、拓斗自身、寛也と拓斗二人の生き方との話の絡ませ方が絶妙で上手いなぁと思いました。読みやすかったです。
環…

5
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