華藤えれなさんのレビュー一覧

銀狼の婚淫 小説

華藤えれな  yoco 

愛に生きて

おとぎ話混ぜ込みマックスなお話でした(;´∀`)

言い方はお笑い気味ですがお話の中身としては、
一生懸命恩返しがしたくて健気な受け様と
冷たく生きている事に興味のないような、でも美しい攻め様が
おりなすファンタジー(言い方古い)でした

どうして受け様が孤児で狼と暮らしていたのか
どうして攻め様が孤独に生きているのか
とにかく秘密めいたことが沢山あるなか、次々と明らかになってい…

11

サウダージ 小説

華藤えれな  円陣闇丸 

雰囲気が素敵

退廃ムード漂う街、ブエノスアイレスに舞い降りた円陣闇丸さんのイラストによる美しい刑事の受け。刑事受け大好きです。ちるちるさんの検索ジャンルで「刑事受け」っていうのを作ってほしいくらいに(「警察」はありますね)

ストイックな職業の人が攻めに落とされてエロエロのメロメロになっちゃうのは最高です。手錠とか首輪とかがあんなに似合う刑事さんなんて犯罪級のエロさです。イラストがたっぷりで素敵です。やはり…

2

騎士王と愛の城 小説

華藤えれな  小椋ムク 

正統派のすれ違いドラマ

舞台は中世ヨーロッパのとある王国。
皇太子候補で腹違いの兄弟、
ユーグ(弟・攻め)とルネ(兄・受け)。
幼い頃から惹かれ合う二人だが
次期国王の座をめぐる周囲の策謀により引き離され……


美しく聡明な兄・ルネの人生は
魔物憑きとして教会勢力により幽閉されたことを機に
転落の一途を辿ります。
ユーグを庇い毒を飲んだことで失明、
跡目争いに敗れ、名ばかりの騎士団長として
男た…

15

恋愛派閥 小説

華藤えれな  佐々木久美子 

選挙に行きたくなる?

 華藤えれなさんといえば、これほどペンネームと作風がマッチしている方はいないと思ってました。そう、この作品を読むまでは・・・

  壮大な歴史ロマンか、華麗なメロドラマ。いずれにしても重厚でシリアスなものしか触れる機会がなかったので、そのどちらにも属さない華藤作品って、極めて新鮮。本当に同一人物が書いたのかと疑いたくなるくらい。

 舞台は永田町。受けの瑞木はクールで辣腕の若手二世議員。攻…

3

フリージング アイ 小説

華藤えれな  雪舟薫 

こんな受けが好きです

難攻不落な感じの受けを、攻めが口説いて口説いて口説きまくってやっとのことで落とす・・こういう話は大好きです。ツンデレのクールビューティーの受けはテンプレと言われようがなんだろうがやっぱり自分の大好物だと思いました。本編のスレイヴァーズシリーズより私は面白かったです。

攻めの弁護士さんはまだ30代前半なのに本当に寒いオヤジギャグをとばしまくります。かっこいい時間が短すぎるとか・・ウルトラマンみ…

5

うたかたの愛は、海の彼方へ 小説

華藤えれな  高階佑 

褐色ばんざい

高階佑先生の描く褐色肌のアンドレアがかっこよすぎる。あとがきの描き下ろしイラストのアンドレアが一番好きだ。

母への復讐心をレオーネに向けるのはお門違いと言いたいところだが、まあ仕方ないよね。自分は殺されかけたのに、同じ母から生まれた弟は幸せそうに生きてるんだもんね。

でも、母を殺しに行こうとは思わなかったのか?近くにいたのに。アンドレアの復讐は忘れても、母への恨みは消えない気がする。最…

2

破滅の恋~meu amour~ 小説

華藤えれな  緒田涼歌 

何ていうか…

ストーリーの結末を言ってしまうと、ハッピーエンド?なのかどうか複雑なところです。
華藤さんの作品は経過が重くて暗いものも多いのですが、最終的にはハッピーエンドがセオリーだと思うので、この2人の生活が長く続かないかもしれない…と匂わせる結末は、大団円が大好きな私には少し重かったです。(もちろんそれで主役の2人が不幸かというとそうではないですが)

他の方もレビューに書かれている通り、お話があま…

4

愛のおもてなし京都(表題作 深紅の糸 西陣織の京町家 「神に弄ばれた恋」) 小説

華藤えれな 

マタドール一行、京都へ。

闘牛シリーズと『黒豹の帝王と砂漠の生贄』の番外編。
各CPが京都を旅行するという同人誌ならではの楽しい企画です。


【神に弄ばれた恋】17ページ
日本スペイン交流400周年記念を機に
日本を訪れたアベルとサタナス。

アベルが西陣織の繊細な色彩の変化に
人生の光と影を、闘牛士の生と死を見出だすのが
切なくもロマンティック。

京町屋でのラブシーンの甘さにほっこりしました。…

8

眠れる森 小説

華藤えれな  いさき李果 

座りの悪い感じ

うぬぬ…あまりにあまりな設定です。
受けが体を売ることを生業にしているお話はBLでは時々ありますが、そこにこの作品は輪をかけております。
不幸の重ねづけといっても…こういうのはあまり好きではないかなあ。
あと、『おバカ』って表現の仕方は海外舞台なのになんだか最近の日本を連想させてあわないと思うのですが…

********************
受けの真汐はハンブルクの歓楽街で12歳…

2

黒豹の帝王と砂漠の生贄 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

彼は帝王であり続ける。

立樹は、大型のネコ科の声が聞こえる。
他の人には聞こえない故に独りであり続けた。
20歳になった立樹は養父が亡くなったため彼が務めていた
モロッコへ赴く。そこである青年に出会う。
その青年こそ、黒豹でありながら人へも姿を変えられるカイルであった。

カイルのひたすら綺麗な心では、今の世界では生きにくい。
でも立樹と一緒なら、愛する人と一緒ならきっと大丈夫。
異なる種族だとしても人と…

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