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華藤えれな 葛西リカコ
とほこ
ネタバレ
立樹は、大型のネコ科の声が聞こえる。 他の人には聞こえない故に独りであり続けた。 20歳になった立樹は養父が亡くなったため彼が務めていた モロッコへ赴く。そこである青年に出会う。 その青年こそ、黒豹でありながら人へも姿を変えられるカイルであった。 カイルのひたすら綺麗な心では、今の世界では生きにくい。 でも立樹と一緒なら、愛する人と一緒ならきっと大丈夫。 異なる種族だとしても人と…
華藤えれな 高階佑
麗音
華藤えれなさんは好きな作家さんなので評価にかかわらずとりあえず読みます。 イラストが好きな高階佑さんなので期待していたのですが、よかったのはカバー絵だけで特に中の挿絵は似ているけで誰が描いたのかと思われるような絵でびっくりしました。 時間がなかったのでしょうか。 カバー絵の銃を構える細身の男と美形の軍人、どっちも受けに見えました。 主役は日本人外交官と東欧のスパイ。 ハニートラッ…
華藤えれな 小山宗祐
situmon
性格の悪い受という設定なら萌え作品になったと思います。 この作品の何が悪いかというと受の行動は自己中心的で 他人を踏み台にしてあまつさえ普段はそれを忘れているというのに、 攻がそんな受のことをモノローグで絶賛している所だと思います。 しかし受の実際の行動は最低の一言なので、 読んでいるほうはギャップを感じてストレスが溜まります。 もとから性格の悪い受で、そんな受でも攻は惚れてい…
とてもロマンチックな話です。 攻も受もどちらも好感の持てる人物で、どちらも応援したくなりました。 特に受の強さが抜きんでています。 男らしさとも違う人間としての強さを感じました。 具体的に言うと職場でゲイばれしても職務の為に普通に通勤してくる所や その職場で後々出世してるところがすごいなと思いました。 そういう趣旨のストーリーではないですが痛快でした。 ど真ん中ハッピーエンド…
華藤えれな 実相寺紫子
華籐さんといえば異国情緒。 異国の街並みや文化の魅力的な描写が攻の魅力と相通じる所が好きです。 今回の攻もとても魅力的でした。 攻の魅力の一つがレモンをかじる仕草に象徴されています。 この描写がとても印象的なのですが、それもそのはずで 攻の内面を語る伏線になっています。 あくの強い攻と、男らしく潔い受は最強の組み合わせでした。 受はむやみに吠えません。芯が強くじっと耐えるタイ…
華藤えれな 松尾マアタ
ココナッツ
華藤さんというと個人的にはハード?と思っております。 初読みなのであまりハードでなさそうな物と思い、こちらを選択いたしました。 こちらハードではなかったのは有難かったのですが、ちょっとアッサリ色々なことにかたがつくお話でした。 ******************** 受けの旭飛は、中高生に見えてしまう容姿の19歳。 十年間小児癌と戦い、やっと一年遅れでパリの大学へ入学しました。 …
やまぶき
豹に変身する人間といえば、コミック『闇のパープルアイ』とか映画の『キャットピープル』等思い出されるが、それらは豹の獰猛さや美しさ、そして他者とは異質な存在である哀しみなどを連想させる。 主人公、仁科立樹は育ての親である伯父の死をきっかけに、モロッコを訪れる。 動物学者である伯父の研究資料を整理するためだ。そして運命の人カイルに出会う。カイルは自由に豹に変身することのできる『砂漠の帝王』で…
華藤えれな 十月絵子
少尉のイヴァン・アシモフはマフィアになってしまった、 親友のエドアルドの元へスパイとして潜入する。 しかしエドアルドにばれてしまい監禁されてしまう。 だが監禁がきっかけで、今まで知られていなかった事実が浮かび上がってくる。 物語の中盤でイヴァンの目的は達されるのですが、 マフィアと軍人という禁断の関係は最後、どのような選択を迫られるのでしょうか。 続きがありそう?というか、是非…
おみかん
受けが非常に不快でいらいら。 歪んでいて自己愛が非常に強く自分のことしか考えていない。 最後に成長するのかもしれないと思って読み続けたが最後まで自分のことばかり。 受が愛される理由がわからない。 罪を償うことも罰せられることもなく、丸くおさまったのには唖然とした。
華藤えれな 雪舟薫
カイ
懐かしい… いろんな意味で痛い作品ですこのシリーズは。 亡くなった使用人の息子を父親が引き取ることで2人は出会います。 (本当はそれ以前に出会ってますが柊一は覚えてません。 というかそれが冴木だとは思っていない) 柊一は冴木に嫌われてると勘違いし、冴木と距離を取ってしまう。 そして父が亡くなり自分の家も会社も乗っ取られたと、これまた勘違い。 だけど冴木はなにも真実を話さずにしてる…