華藤えれなさんのレビュー一覧

楽園は何処にもない 特典書き下ろしショートストーリー 特典

傲慢な俺様が魅せる極上ツンデレw

本編『楽園は何処にもない』その後のディオと航一。
航一は心から家族を愛していたので、家族と一緒にいられることが一番の幸せと思っていたのです。
しかし、亡くなった今はその幸せは夢で見ることしかできない。
昼のシエスタの合間にもそんな幸せを感じた航一に、嫉妬を感じるディオ。
しかし、航一の言葉に、いつもは俺様のディオが!?

「お前は愚かだ」とか言いながら、嬉しくてしようがないだろうディオ…

5

楽園は何処にもない 小説

華藤えれな  実相寺紫子 

破壊的な人格と恋愛

久々に、血沸き肉踊る(?)マフィアものに遭遇!!
容赦ないその姿と、内に抱える暗闇に滅茶ときめいてしまった。
華藤さん、やってくれました、ありがとー!!と叫びたい作品デスvv
尚、昨年出た『この聖なる束縛に』のリンク作品ですが、前作を読んでいなくても全く無問題です。

ナポリでピッツァテリアを営む日本人を両親に持つ支倉航一は、マフィアに虐げられる両親を見て育った為に、何とかしたいと警官を…

11

罪深き吐息さえも愛おしく 小説

華藤えれな  有馬かつみ 

すべて微妙

攻めもかなりひどい、イタイ人なんですが、受けも微妙。
医者としての腕もいいハイスペックな攻めは、いかにも甘ちゃんで傲慢。
その傲慢さに気づいているのに、自分では軌道修正できない甘さが、イライラしました。ラストで改心?というノリなんでしょうか。でも信用できない。ハイスペックな攻めなら、ハイスペックならではの改心した姿を見せてほしかった。
さらに受けも流されまくりで、うっとうしい。
健気ってい…

0

マスカレード 小説

華藤えれな  亜樹良のりかず 

華藤さんは好きなんだけど

設定も、舞台も、展開も、どれも好みだったのに、どうも薄味で萌えきれなかったのが残念。
一段組だったせいなのか、イラストが妙に大味だったせいなのか、原因はわからないんですが。
そっくりの攻めに板挟みって、もうネタはわかっているんですが、わからない受けがアホすぎる! と突っ込むような作風でもないので、アホ受けを愛でる作品でもなかったのがネックだったのかもしれません。
オチも取って付けたようだった…

3

イノセント ブラッド 小説

華藤えれな  藤崎寛之丞 

いろいろと微妙

健気受けなヴァンパイアと、彼に救われた少年が成長して年下攻めになる設定や展開は好みだったんですが、どう見ても作中には書かれていないけどバッドエンドです、ありがとうございました、ってかんじで、結末に納得がいかない。

BLだとハッピーエンドが約束なので、そういう雰囲気にまとめておきましたというだけで、それまでの話の流れから考えても、このまとめ方には無理があるような?

BLで書くことに無理が…

1

上海夜啼鳥 シャンハイナイチンゲール 小説

華藤えれな  真生るいす 

これはよい健気受け

ちょっと変人、偏屈が入った攻めと、国を追われたロシア貴族の受けという組み合わせで、どう見ても波瀾万丈、切ない系で、バッドエンドしか見えない設定だったんですが、なんとかハッピーエンドになってくれてよかったです。
いろいろ無理があるし、ご都合主義な展開も気になりますが、めでたしめでたしでよかった。

それにしても、やたらと長い。ちょっと疲れます。
あと、イラストが微妙。
真生さんは好きだし、…

0

共棲愛―シンクロニア― 小説

華藤えれな  海老原由里 

いい話なんですが

おはなしとしては、とてもいいと思うんですが、死にネタは苦手なので、どうしても複雑です。いいはなしだとなおのこと、こっちの心にも響いて、よけいダメージがくるので。

あと内容のわりには、イラストが薄い。
薄味だし、力に欠ける、説得力がない絵で残念。
海老原さんの絵は嫌いじゃないし、この絵だからこそ合う話もあると思うんですが、これには合っていなかった。

いろんな要素で萌えそこねました。

0

冥愛の鎖 小説

華藤えれな  高階佑 

うっかりツボった

ボディガードものは好きなんです。
心が壊れてる人も好きです。
そのあたりのツボにうまくはまったのか、久しぶりに華藤さんでおもしろかった一冊。

冒頭の出会いのシーンで、あまりにも簡単に受けが攻めを信用してしまうのがあり得ないと思いましたが、その理由が中盤以降、明らかに。
でも、どの設定も後出しにつぐ後出しで、そのへんが甘いといえば甘いかも。
結末も、わりとあっさり。

それでも、イ…

1

ミッシングコード コミック

華藤えれな  水名瀬雅良 

なにこれひどい。

華藤さんも、水名瀬さんも、好きな作家さんだけど、これはひどい。

あらすじ、ト書きだけような展開の上、ワンパターンな同じ表情の顔ばかりで、派手な設定、筋書きのわりには画面は何も盛り上がってないし、ここまで、つまらないとは驚きでした。

だいたい受けも攻めも謎がありすぎ、設定盛りすぎ。
オチは見当がついていたけど、それでも最後の最後まで、どこを楽しんでいいのか、悩んでしまうような一冊。

1

幾千もの夜の秘めごと 小説

華藤えれな  梨とりこ 

つめこみすぎ

アラブは好きだし、華藤さんも好きなほうだけど、これは設定盛りすぎで、詰め込みすぎ。
アラブだから、華藤さんだから、というか、ただの上っ面でかすめて、おもしろくなるはるかてまえで話が流れていくかんじでつまらなかった。

タイトルはかっこいいし、イラストもすてきだったのに、内容がこれではがっかり。残念にもほどがある。

初アラブとかいって浮かれてないで、きちんと話をまとめて欲しい。
これで…

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