篁ふみさんのレビュー一覧

異界の双王と緑の花嫁 小説

宮本れん  篁ふみ 

これは良い3Pもの!!(* ´ ▽ ` *)

こちら、異世界トリップ+3Pになります。

神との契約で緑を失ってしまった国。
植物を甦らせる力を持つ〈緑に愛されたもの〉である主人公が、国土を救う為に召喚されー・・・と言ったお話になるんですね。

実は、ストーリーとしては、若干ツッコミ所があるんですけど。
何で言葉が普通に通じてるのとか、いくらなんでも、この人物の正体に気付かないのは不自然じゃ無いかとか。
他にも諸々。

ただ…

6

恋の病が重すぎて 小説

名倉和希  篁ふみ 

何度読んでも楽しめると思います。

これすごく面白かった。

転勤先に向かう電車の中の若宮の心の声がおかしくて。

終始、一樹への溢れんばかりの愛と欲望が心の中に渦巻いています。
過去は二丁目の暴れん棒だったかもしれませんけど、一樹を好き過ぎて暴れる事もできなくて可愛かった。嫌われるのが怖くて過去を知られたくないばかりに危険な小森の事もまともに忠告もできない始末。

この小森が本当にキモい。一樹が危機感が無さすぎて若宮…

3

お側にいます いつまでも 小説

夢乃咲実  篁ふみ 

浪漫を感じる恋

大正期で主従、おまけに女装がありと見ればもう手にとらざるを得ませんでした。
こういう話大好きです。表紙もとても美しく...可愛い男子が女装をするってもう似合うので文句の付けようがありませんね。
作中、女装だけでなくやたらフリフリな描写もあったので妄想が膨らみました。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

冒頭、志信の幼少期の描写があります。この描写がたまらなく愛らしく、おまけ…

2

お側にいます いつまでも 小説

夢乃咲実  篁ふみ 

上手にできたのでしょうか

夢乃先生の文章のもつ雰囲気と、大正時代という設定がぴったり合っているように感じられて好きだなと思ったので萌かなと思ってましたが、最後の最後に萌え死にそうになったので萌2にしました。ほんといい子だと思ったお話、本編250P弱+あとがき。

父が亡くなった後、家督を引き継いだ叔父は商才が無かったのか、みるみる財産を食いつぶしてしまい、すっかり傾いてしまった三輪家。ある日、志信はその叔父から「東京の…

3

お側にいます いつまでも 小説

夢乃咲実  篁ふみ 

賢く健気な従者が愛おしい

初読みの作家さん。ちるちるさんのインタビュー記事から気になって購入しました。受のシンデレラストーリーかと思いきや、賢い受さんの話でした。

幼い頃出会った若さまの家に奉公に出される事になった志信。金使いが荒く金に目がない叔父から、大金が支払われて断れないと言われ戸惑いながらも向かう事に。出迎えたのは、記憶の中での雰囲気が変わった明るく軽い調子の若さま。奉公とは名ばかりで、何もせず若さまに愛玩の…

2

お側にいます いつまでも 小説

夢乃咲実  篁ふみ 

かなり意表を突かれました

こちら、大正浪漫+主従ものです。

放蕩者で無能な若様に、女の子のドレスを着てお人形のように愛玩される小姓の、ひたすら甘い主従ものー。

と、思ってると、なかなか意表を突かれる作品になります。
健気でいじらしい主人公に、もう完全にノックアウトですよ。
また、何故か攻めザマァの心地ですよ。


内容ですが、大実業家、折坂家の若様・威史×奉公に上がった小姓・志信による、時代もので主従…

15

お側にいます いつまでも 小説

夢乃咲実  篁ふみ 

沢山の「愛」が描かれています

初読みの作家さまですが、あらすじと表紙の可愛らしさに惹かれて購入。





時は大正。
もともと庄屋で、人望のある父をもつ志信(5歳)が主人公。

東京の大家の奥様、と言う人が現在志信の家の離れに病気療養の目的で滞在中。優しい奥様のために毎日花を摘みそして届ける志信だけれど、ある日、奥様の息子さんという男性が訪れていた。

優しいその男性と会話を交わしたことをずっと忘れずに…

11

恋の病が重すぎて 小説

名倉和希  篁ふみ 

面白かった〜!

ちるちるの作家さんプロフィールにある「受けを好きすぎてちょっとおかしな事になっている暴走気味な攻め」を期待してこの本を購入したのですが、途中までは、あれ?作品間違えたかなぁ?と思ったほど。

途中までは。

というのも、攻めの浩輔は紳士でカッコいい同僚として登場し、受けの一樹に正々堂々と情熱的にアプローチし、浩輔のあまりのいい男ぶりに一樹はノンケでありながらクラっときちゃってついに恋人同士…

6

にわか雨の声 小説

水白ゆも  篁ふみ 

『謎解き』に走っては楽しめないお話

『花宿人』の不思議な世界観と、文章の間から漂う濃密な香りが良かったので手に取りました。
こちらも不思議な世界観。
ある特殊な設定があり、それを説明してしまうとお話を読む楽しみが激減してしまうと思うのですよ。なので、感想のみを。

前半は太陽主軸に描かれていて、とてもサスペンスフル。
話として辻褄が合っていない状態が続くんです。
「あれ?あれ?」と思いつつ、謎がどんどん深まっていく力で読…

1

恋の病が重すぎて 小説

名倉和希  篁ふみ 

攻めが面白く笑えます!

浩輔が一樹を褒め称える言葉の多さに感心しました!浩輔にとって一樹は二丁目の暴れん棒を卒業する程の衝撃だったのですね。

入社式で一目惚れし四年間同期として仲良くやってきたのですが、浩輔は一樹に相応しい男であろうと?真面目で紳士で仕事熱心な男として振る舞ってました。

浩輔の告白から一樹が受け入れるまでも自然な流れで良かったです。

浩輔はエッチも我慢してひたすら一樹に快感を与え開発して…

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