笠井あゆみさんのレビュー一覧

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

箱庭から外の世界へ

やさしくて哀しい2人だけの箱庭。
受けの境遇可哀想すぎるし攻めの境遇も中々辛いものがあり、
許されない罪だとしても、優しい鬼と非情な人だったらどちらが鬼というのかって読みながら思う。
2人とも生い立ちとか憂いはあるんだけど、出会い惹かれ合う様は美しき純愛。
......って何回ヤってるんですかこの方達ーッ!!
精力が漲る怒涛のエロが凄い(笑)
ストーリーでも読ませるけど、中々にエロも凄…

4

式神の名は、鬼2 小説

夜光花  笠井あゆみ 

大◯闘スマッシュブ◯ザーズかってくらいキャラ達が暴れまくってる内容盛り盛りな2巻でした。
一巻でこれは......と思っていたことが判明したりまさに”動”の巻です。
不思議な雰囲気で人を魅了し掴みどころのない八百さんの真意は?
式神の嫉妬なんて可愛いと思うくらいあの人の本性がまたヤバかったヽ(´o`;
そして何より羅刹と櫂の関係性に変化が。
立派な執着攻に育つんだよ!
巨根は浪漫。

0

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

単巻じゃない(°▽°)

続きものと知らずに読んでしまった一冊。
読みながら伏線回収されてないし、どうもキリよく終わるにはページが足りなくないか?と思っていたら案の定続きもの!
現在は2巻まで発売中。

攻めの肉体の逞しさは見ての通りである意味素直な鬼。
この逞しさがエロの時に異種ものの醍醐味ですよね。
対して受けは見た目は大人しそうなんだけど、
中々にいい性格をしている(笑)
けっこーうっかりしているとこ…

0

「眠れる森の王」初回限定書き下ろしSSペーパー「トワイダルの夏」 特典

フィセが悶えさせる

初版限定?で封入されている両面ペーパー。フィセがオーレリアンの隣に戻って初めて迎えた夏のお話でした。少年フィセの小悪魔のような一面を感じて本編同様良かったので神にしました。

フィセを連れて少し高い所に連れてきたオーレリアン。というのも、一面に広がる国土、延々と白い薔薇に覆いつくされる国土を見せたかったのです。白い薔薇、それはどう考えたってフィセのオーレリアンへの思い。そんなの見てたら、フィセ…

3

深窓のオメガ王子と奴隷の王 ご購入特典書き下ろしペーパー 王子様はご機嫌斜め 特典

甘々

妊娠して体調が悪くてロランに八つ当たりをするキリルのお話でした。

2人が両思いになってからが短かったのでSSで読めて良かったです。

想いが通じて番になってからは、キリルへの愛情を隠そうとしないロランが良いです。
どんなに悪態をつかれようが、理不尽に責められようがキリルの事が大好き過ぎて許してました。

お腹の子を2人の名前からキランと呼んでいて、優しくキリルを宥める姿はロランの本…

1

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

不器用な2人

小林典雅先生のオメガバース、そして笠井あゆみ先生がイラストって知って楽しみにしてました。

今回はいつもの穏やかな溺愛攻めではなく、悪しき先王を倒して王位に付いた奴隷上がりで俺様な敵国の王ロランです。

受けのキリルは小さい時に城で重臣に狼藉を働かされそうになり、森の奥で大切に育てたられた箱入りのオメガの王子なのです。  

キリルの兄が和平交渉の際にロランを暗殺しようとした事から返り…

5

狐の告白 狸の添い寝 ‐眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

次がとても楽しみで仕方ない!v

番外編を含むシリーズ四作目です。
エピソードは一作ずつ完結していますが、
物語は続いていますので、
一作目から読むことをお勧めいたします!

相変わらずドタバタと
無理矢理に有生さんに押し倒されていた慶次くんですが、
今回はそんな二人に大きな進展が!
そこがクライマックスなのですが、
そこへと至る小さなエピソードが二つ。

私的には正直、
前半の豆まきエピソードはなくても良…

1

眠れる森の王 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

身が亡ぼうとも構わない_そんな命がけの愛を見ました

犬飼のの先生の官能童話シリーズ第4弾。
(人魚を入れると第5弾)
のの先生のファン,読者は大好きなシリーズの一つですよね。
私も発売されると決まってから読める日を心待ちにしていました。

読み始め…冒頭からの展開に胸が苦しく、切なく…
(言い表すとすれば捨てようとする紙を手のひらで
グシュッとするような…)

涙も滲みました…。
流れ出なかったのは、読みながら
「(2人はきっ…

6

式神の名は、鬼2 小説

夜光花  笠井あゆみ 

怒涛の展開に手が取まらず

前作が大変面白かったので、続編を楽しみにしていた今作。
いや、凄かった。期待以上でした。
手に汗握る怒涛の展開に、ページをめくる手が止まらず…
夜光花先生、本当に凄いです。

1巻から名前が登場していた「八百比丘尼」がまさかこんな風に繋がってくるとは。
歪んだ心を持った人間に接触している様子の八百比丘尼。
彼女の目的も存在も謎めいていてまだ分からないことばかりですが、かなりダークサイ…

1

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

受難だらけの美貌の粗忽者陰陽師

続編が出たとのことで再読です。
個人的に夜光花先生のファンタジー作品や一風変わった設定のお話が大好きで。
今作も陰陽師に鬼に式神と、特殊な設定にも関わらず、3章を読み終える頃には作品の世界観にどっぷりと浸ってしまいました。お見事です。
起承転結が絶妙で、読ませる力が凄い作家さまだと思います。

今作の受けである櫂。
艶めいた美しい容姿を持つ実力ある陰陽師でありながら、細かな事には雑で、…

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