水樹ミアさんのレビュー一覧

リュカオンの末裔 オメガバース・紡ぎの運命 小説

水樹ミア  コウキ。 

受け様の成長ににっこり(^.^)

初めこそ辛い目にあっていたオメガが幸せになるオメガバースで、オメガの成長を嬉しく思うお話でした。

白国はアルファが絶対的存在であり、オメガは国によって管理され、アルファの子を産む存在だけとして扱われている。

受け様は、そんな白国の王の息子でオメガのシア。
18歳になっても発情期が訪れず『役立たずなオメガ』として応急の外に捨てられてしまう。

そこで黒国のアルファであるイズマに助け…

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獣によりて獣と化す 小説

水樹ミア  サマミヤアカザ 

言葉足りずな攻自己完結受

二度目ましての作者様です。
書き方は情景描写や感情描写ともに良いバランスでとても分かりやすく読みやすかったです。
イラストのサマミヤアカザ先生のイラストはとても美麗で眼福でした。

育ての親で寡黙な神官の獅子の獣人攻×養い子で素直になれない神学生受というカプです。



お話は人と獣人が暮らす国。
獣人と只人との融和の象徴として神聖な存在の斎宮。
ユノ(受)は育ての親であるアル…

2

リュカオンの末裔 オメガバース・紡ぎの運命 小説

水樹ミア  コウキ。 

主人公の性格が合いませんでした

初めての作家様です。
オメガバースは好きなのですが、あまりにも学習せず同じことばかりを繰り返す主人公の行動にイライラさせられてしまいました。
文章自体はライトで読みやすく、すんなり入ってきますがその分、物足りなさが残る気もします。

何より個人的に気になったのは、内容の描写と挿絵の表情が合わないこと。攻は今そんな険しい表情なの?と何度か読み直してしまいました。
もう少し内容にあったイラス…

1

氷の王子と魔法使いは花の褥で恋を語らう 小説

水樹ミア  羽純ハナ 

おとぎ話のような素敵な話



生物を氷漬けにしてしまう呪いに侵された文字通り「氷の王子」と春の加護をもつ魔法使いの運命的な出会い


春の加護をもつ魔法使い・ラファ(受け)は感情が動くと勝手に花が舞い散るという、強すぎる加護をもっています。
ラファたち魔法使いの村では成人を迎えると、各国からの要請に従い、必要な場所へ魔法使いを派遣しているのですが、身を守るすべのない魔法使いゆえ魔法使いだとすぐにわかってしまうラ…

2

アルテミスの揺籠 オメガバース・結びの運命 小説

水樹ミア  コウキ。 

このお話が1番好きです

シリーズ3冊を読んでみて、こちらの作品が1番好きでした。

前巻のシアの異母兄のサウロがとても賢くて、月の宮のオメガ達を守るためにとても頑張っているのです。

白の国の前王からの言いがかりに近い恨みと酷い仕打ちに胸糞悪くなりますが、それがオリカとの出会いに繋がっていました。

そしてオリカは前巻のイズマの友人ですが、彼と違う点は周りの人間に好かれて彼等を変えて行く点でした。
彼の分け…

2

リュカオンの末裔 オメガバース・紡ぎの運命 小説

水樹ミア  コウキ。 

先に読んでいれば…

「アポロンの略奪 オメガバース・契りの運命」のルサの両親のお話があると知り読んでみました。こちらのお話を先に読んでいればと後悔しています。

まず白国と黒国の成り立ちの違いや国民の特色がスッと頭の中に入って来るからです。

さらに次巻の「アルテミスの揺籠 オメガバース・結びの運命」を読んでいれば、赤国がどんな国かも分かったと思いました。

こちらのお話は白国の王の血を引くオメガのシアと…

3

獣によりて獣と化す 小説

水樹ミア  サマミヤアカザ 

私の四つ耳

表紙買い。前半攻めにぷんぷん怒ってしまって「読めない!」と思いましたが、後半盛り返し萌2という感じでしたので萌にしました。すれ違いでツライのは大丈夫!という方でしたら良いのでは。二段組の本編240Pほど+あとがき。

8才の時に母を亡くし、神官のアルドに引き取られたユノ。15才の頃にアルドへの恋心に気付いたものの、アルドは亡くなったユノの母が好きだったらしいと知り、早く独り立ちしたいと神学校へ…

2

氷の王子と魔法使いは花の褥で恋を語らう 小説

水樹ミア  羽純ハナ 

花降り舞い落ちる

その手でそっと触れただけで生き物を凍らせてしまう。冬の呪いをその身に背負い、冷たい氷に閉ざされた北の城壁で孤独に生きる麗しい王子様がおりました。

お伽話のような読後感の、優しくて可愛らしいお話でした。すごく好きです。
攻めであるウィルクが受けた呪いの設定もあって、氷や冬という言葉や表現が多く登場するのですけれど、作品全体に流れる空気はふわりとあたたかい。
色とりどりの花が柔らかな春風とと…

2

氷の王子と魔法使いは花の褥で恋を語らう 小説

水樹ミア  羽純ハナ 

可愛いと花があふれてる

とにかく可愛い!
受けのラファは自分の力で人の役に立ちたいと、自立心がきちんとある成人。
ぽやんぽやんしてるわけでも、天然ちゃんでもないのにもうほんとーーーーにかわいい!
純粋で悪意のない村で育ったからただただ気持ちがすっきりしてる。
朗らか。
そして嬉しいと花を降らせちゃう。
かわいいーーー!!
白雪姫みたいに森で妖精(白雪姫は動物だけど
と話してる。
可愛いーーーーーーー!!…

5

氷の王子と魔法使いは花の褥で恋を語らう 小説

水樹ミア  羽純ハナ 

某童話を彷彿とさせるが

あらすじを拝見してめっちゃ面白そう!と思い手に取りました。

水樹さんの新刊は魔法使いのお話。
主人公は魔法使いですが、なんとなく「美女と野獣」を彷彿とさせるお話でした。ネタバレ含んでいます、ご注意ください。





主人公は魔法使いのラファ(20歳)。
魔法使いの住む村の長を務める父と、優しい兄姉に恵まれ幸せな日々を過ごしているラファだが、彼には悩みがある。

本来魔法…

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