水樹ミアさんのレビュー一覧

獣によりて獣と化す 小説

水樹ミア  サマミヤアカザ 

執着攻め

表情には出さないけど受けを絶対逃さないマンの攻めです!溺愛!
裏からあの手この手で受けを逃すまいと策略を巡らせています。終盤で実はそうでしたって展開ではなく序盤から受け攻め両視点で進むので攻めの気持ちも最初からドーンと開示されています。分かりやすく受けが溺愛されるお話が大好きなので楽しめました。
あと個人的萌ポイントは天涯孤独になった受けを攻めが引き取り育てるってところですね。紫の上系のお話も…

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獣によりて獣と化す 小説

水樹ミア  サマミヤアカザ 

こんなのじれったすぎるじゃないか

うわ、じれったい!
読みながら思わずそんな言葉が口に出てしまいそうでした。
水樹ミア先生の一風変わったファンタジーもの。
神子や神官というワードが並ぶと一見難しそうにも見えますが、全く小難しくなく、むしろとても読みやすいです。
こちらの作品、サマミヤアカザ先生の麗しいカバーイラストでも分かる通りのケモミミものです。
ただですね、ちょっと他のケモミミ作品とは設定が変わっていて面白いんですよ…

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「獣によりて獣と化す」コミコミスタジオ特典ペーパー「獣は刻印する」 特典

独占欲

本編での両思いになってから裁定の儀式までの幕間のお話のようです。

王宮の中庭で昼食を取っていると侍女のレニエからユノの耳が動いていると指摘をされます。

レニエが言うにはユノの耳は嬉しい時に良く動いているようです。
美味しい物を食べている時、友人のイーサが訪ねて来た時、そして1番良く動いているのはアルドが来た時だとレニエは言います。

ユノは斎宮なので儀式の時に嬉しいならまだしも、…

1

獣によりて獣と化す 小説

水樹ミア  サマミヤアカザ 

溺愛攻め

受けのユノと攻めのアルドの両視点で進むので、早々に両片思いのお話だと分かります。

そしてお互いに自分の思いが知れたら嫌われると誤解しているので、終盤までずっとすれ違いが続きます。

ユノの母親が亡くなって神官のアルドに引き取られたのは幼い時で、アルドに恋していると気が付いたのは13歳です。
でもアルドに告白していた男性が振られていたの見てしまったのと、屋敷の使用人がアルドはユノの母親に…

5

アポロンの略奪 オメガバース・契りの運命 小説

水樹ミア  コウキ。 

溺愛攻めだった

痛々しい内容だったらどうしようかと思いましたが、そんな事もなく読了しました。

シュイのそれまでの生活は奴隷故に悲惨極まりない物でしたが、ルサと出会った事により大きく動きだします。

ルサはとてつもない力を持った強いアルファですが、非常に冷静で優しい人物でした。なので途中まで頑なにルサを拒むシュイに、読んでてイライラしました。

領主の屋敷に囲われながら2人はようやく思いを通わせるので…

1

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

まさに深愛、純愛


愛を貫く姿に感動しました。

とてもよかったのです。もうすでにたくさんのあらすじと感想が書かれていて、書くことがないので感想を少しだけ。

翼王のイシュカ(シス)が天上人と地上人との混血ということと珍しい白い翼のせいで他の天上人から畏れられ蔑まれる中で、翼王という役割を誠実にこなしていったことが認められて、知らないうちに味方が増えていっていたこと、そしてそのことに最後に気が付けて、本当…

3

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

攻めが一途でした

こちらの作品はあらすじで損をしてると思いました。
冒頭を読みながら?ってなったのであらすじを読まないで読むことをお勧めします。

シスの前世の記憶からトリティーの一途な思いや、シスの誤解は何となく読者は気がつくのですが、それでも切なくて途中に何度も泣きました。

悪魔の存在や黒幕の正体など、後半になるにしたがってハラハラどきどきしてとても面白かったです。

全翼王の護衛官のケルなど…

3

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

翼王の楽園

高星先生の挿絵目当てで購入。思っていた以上にお話が好きだったので萌と萌2の中間です。本編270Pほど+あとがき。空飛ぶものが好きな方にはおススメしたい。羽根ものスキー。

天上人の王(翼王)を父とし、地上人の母から産まれたイシュカ。
父王の後をついで翼王となりましたが、2000年の伝統を持つ生贄の儀式を行わないと大臣たちに宣言します。地上人の母の事を思い、地上人に対して生贄を要求したくなかっ…

4

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

純度の高い有翼人ファンタジー

2019年刊。
久々に純度の高いファンタジーを満喫できた。
おまけに高星さんの挿絵と相まってキラキラ感が半端ない。
一冊読み終えるまでに一体どれだけ”たはー(*´Д`)☆ミ”となった事やら…

読む前は前世ものにある、既に現世を生きている当人を目の当たりにして、何故生まれ変わる前の人格に拘るんじゃい!?と引っ掛かりが出るのを懸念していたが、実際は何の違和感もなく読めた。

それもその…

6

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

本当に「翼王の深愛」でした。

面白かった!
水樹さんの過去作を読んで、面白いものを書くだろうと思っていましたが、今作も当たりで嬉しい!

前世の記憶を持った主人公のシスが、とても健気なのに芯のある好感の持てるキャラなのです。
前世の出来事の書き方とかも分かりやすくて、攻めのトリティの気持ちを想像すると堪らなくなります。
シスの、ここで死んじゃうのかー!となってからの現世へ。
そしてトリティとの出会い。

トリテ…

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