亀井高秀さんのレビュー一覧

だって運命じゃない? 小説

桜木知沙子  亀井高秀 

攻めの雰囲気は好きですが…

桜木作品、読書はかなりご無沙汰です。
寮物をむさぼり読んでいた頃の『真夜中の学生寮で』以来かもしれません。
実際あとがきにも久しぶりの仕事とありまして。
そしてやはり桜木さん、舞台は北海道(苦笑

受けは20歳ながらもウブな医大生の牧生。
攻めの瀬戸口はホストクラブのオーナーで31歳(去年30ということで)。

瀬戸口が女性と別れる場面に偶然居合わせたというのが出会いで、その後牧生…

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だって運命じゃない? 小説

桜木知沙子  亀井高秀 

疲れている時に読みたい作品

元ホストのホストクラブオーナー×医学生の年の差です。

瀬戸口と牧生の最初の出会い、再会、人間関係など色んな点でまさしく運命としか思えないような事が多いです。
牧生も瀬戸口からホストよりも自分の抱き枕としてのバイトを持ち掛けられ、普通なら断るべきなのに惹かれる事があり引き受ける事にしました。

瀬戸口は年上らしく余裕があるようで、牧生を他の人とは違う「キオちゃん」と呼び最初の方から独占欲…

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だって運命じゃない? 小説

桜木知沙子  亀井高秀 

確かに運命的です

帯の文言は「勤務内容、抱き枕」です。
添い寝ではなく抱き枕というのが何だか気になりました。

いくつかの運命としか思えない不思議な巡り合わせ。
これまた不思議な抱き枕のアルバイトの勧誘。
でも瀬戸口には抱き枕のアルバイトを牧生が引き受けたくなる何かがあります。

1浪して医学生になった時田牧生は居候している部屋を出ようと思い、給料のよさそうなホストで稼ごうと考えます。
面接先のオー…

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だって運命じゃない? 小説

桜木知沙子  亀井高秀 

抱き枕はいいよね

表紙買い。○○の休日シリーズが気になっていたのですが、当作で「初めまして」の先生でした。表紙の印象通り、キレイで優しいお話です。攻め受けとも割合好きなタイプだったのですが、やっぱりちょっとだけキレイすぎたかなと思ったので萌です。キレイな優しいお話が大好きな方には、たまらんのではないかと思います。本編のみ260P超+先生のあとがきでした。あ、地雷としては攻めにほんの少々女子が絡むことかと思います。

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人気俳優の初恋独占欲 コミコミスタジオ特典ペーパー 特典

世話焼きもほどほどに

本品は『人気俳優の初恋独占欲』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、帯刀視点で
2人の痴話喧嘩に巻き込まれるお話です。

伊織が俳優を引退しても
マネージャーだった帯刀は
色々と彼の世話を焼いています。

伊織に年下の恋人ができても
脚本家としての仕事もあり
その関係はあまり変わりません。

そんなある日突然、
帯刀は呼び出された伊織に
家…

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人気俳優の初恋独占欲 小説

佐倉温  亀井高秀 

このオチじゃ無かったら、評価はもっと上だった

ドタバタ系ラブコメのイメージが強い作家さんですが、今回はややシリアス寄り。お得意の、独占欲むき出しの攻めはいつも通りですが、落ち着いてちょっと影がある年上受けです。

内容ですが、睡眠障害で引退を余儀なくされた元人気子役の伊織。事務所の後輩で若手人気俳優である理人から頼み込まれ、同居して彼の面倒を見る事になり-・・・というものです。

伊織が落ち着いていて達観した所があると思うと、意外と天…

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喫茶男子と子守りと甘い恋 小説

松幸かほ  亀井高秀 

降って湧いた子守に翻弄される受けとそれを見守る攻め


亡き父の後を継いで喫茶店「たんぽぽ」を経営をしている和帆(受け)は兄嫁が事故に遭い入院してすることになったため甥っ子の祥吾(2歳)を預かることになります。
朝食、保育園の送迎と兄和則が帰宅するまでの子守りは近所に住む兄の親友の達紀(攻め)と兄の後輩の正弘の協力もあり、なんとかこなすことができていました。しかし、祥吾は精神的なものやら年齢的なものやらで夜泣きがひどくなり、仕事が立て込んでいる和…

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喫茶男子と子守りと甘い恋 小説

松幸かほ  亀井高秀 

特典まで読むのがいいかもです!

なんかタイトル的にも美味しそうな、甘々な感じかな?と購入し、プロローグを読んだ段階で『あ!これは好きな感じかも…』と、ワクワクしながら読み始めました。

和帆は、亡くなった父の跡を継いで喫茶店を1人で切り盛りする真面目そのものといった受けさんで、その喫茶店に通う常連さんの、翻訳を生業としてる兄の友人でもある攻めさんの達紀さん。
ある日、和帆の兄のお嫁さんがひどい交通事故に遭い、入院を余儀なく…

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喫茶男子と子守りと甘い恋 小説

松幸かほ  亀井高秀 

甘い恋 < 子育て

松幸さんお得意の子育てモノです。

祥吾くんはもちろん可愛かったですし、彼がいたからこそ兄弟の蟠りが解け、達紀との恋も発展したであろうことは感じられますが…もっと二人の甘い恋を見たかったというのが正直な感想です。あと、他の方も書かれていらっしゃいますが、受けのネガティヴ思考について、私もちょっと“めんどくさいな”と感じてしまいました。成人男性が作中二度も号泣て。

達紀がどういうきっかけで…

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喫茶男子と子守りと甘い恋 小説

松幸かほ  亀井高秀 

あまあますーぱーだーりん

翻訳家のスパダリ攻めと喫茶店マスター受けの、ほのぼの和やか、のちちみっこタイフーン襲来、なお話です。

受けは亡き父から引き継いだ喫茶店を一人で切り盛りする青年。おっとりした頑張り屋さん、でもちょっとテンパるところのある二十代。
その受けの兄の友達である攻め。受けとは映画という共通の趣味があり、兄抜きでも成立する友人付き合いを長年続けている関係です。ランチ客の引けた時間に毎日ランチを食べにき…

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