義月粧子さんのレビュー一覧

リーガル・アクション 小説

義月粧子  有馬かつみ 

LA弁護士事務所でのアダルトラブ最終巻

「オブジェクション」「クロージング」に続く最終巻は、なんと所長のアーネストが主人公。
あれ?アーニーはストレートじゃなかったっけ?
…の謎を解いていくストーリーとなっています。

アーニーを口説く、と公言するシニアパートナーのヴィクターを軽くいなしつつ、部下の弁護士達への的確なアドバイスで事務所を順調に運営するアーニー。
そのアーニーが数年ぶりに自ら弁護士として法廷に立つと言う。
しか…

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クロージング 小説

義月粧子  有馬かつみ 

LA弁護士事務所でのアダルトラブ第2弾

「オブジェクション」の続編。2004年発表。
一冊丸ごと「オブジェクション」の3話目「下僕な美男」のCP、ニックと聡一でまとめています。
「オブジェクション」のレビューでは聡一がニックを「手玉に取っている」と表現しましたが、果たして。
「下僕な〜」ではニックが聡一にメロメロで下僕をしているのが周囲公認、という2人。
本作「クロージング」も3編構成で、まず2人の出会いから。
ニックは家業が…

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オブジェクション 小説

義月粧子  有馬かつみ 

LA弁護士事務所でのアダルトラブ第1弾

2003年発表の、アメリカが舞台の弁護士もの。
3編構成。

サンフランシスコの美男揃いの弁護士事務所が舞台。
とびきりのハンサムは所長のアーネスト(彼はストレートです)。そのアーニーが今は事務所を離れてしまったエディをもう一度引き戻すように、と超有能な色男弁護士・ロニー(バイ)に命ずるところから始まります。
主人公は、そのエディ(ゲイ)。
まずエディがロースクールに通いながら事務所で…

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オメガの発情警戒領域 小説

義月粧子  花緒ト綸 

No Title

社会人のオメガバースもの。ベッドシーンは多いですが、特段激しくはなく、苦しいシーンもありません。

オメガの惇也とアルファの竜崎。
この2人は同じアパートの別部屋に住んでいて、だんだんと交流ができてきます。そして惇也は竜崎に惹かれていくのですが、惇也は竜崎のことをベータだと勘違いしているんですね。住んでるのも庶民的なアパートなので、こんなところにアルファは居るわけないよね、と。

番にな…

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何度でも、オメガはアルファに恋をする 小説

義月粧子  小禄 

No Title


兄の友人の晧介に片想いしている瑞稀の恋。ながーーーい片想いなんですよ。ずっと弟みたいに見られていて相手にされない。ある日オメガということを打ち明けて縋るけれど…

辛い目にも遭って、大変だった瑞稀…想いを貫いたその先までなかなかしんどかったねぇ。こういう片想いずっとしている受けの話大好きです。いつ相手は振り向いてくれるのか…

晧介は瑞稀が辛い思いをした分これから大事にしてほしいですな…

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何度でも、オメガはアルファに恋をする 小説

義月粧子  小禄 

現代オメガバースもの

初読み作家さんです
再婚してできた7つ上の兄の友達にずっと片思いしているオメガの受けのお話。両視点ものです。

オメガということを家族以外には伏せて過ごしている瑞稀。それなりにモテているけど、高校二年生の時点ではまっさらピュアな高校二年生。
そして年上攻めの年の差って好みの要素しかないのですが、個人的な苦手要素がありまして評価は中立とさせていだきます。

受けが攻めをずっと一途に想って…

1

何度でも、オメガはアルファに恋をする 小説

義月粧子  小禄 

受けの片想いが切ない 少し攻めザマァ感が絶妙

晧介(α)×瑞稀(Ω)

表紙の雰囲気とは違って、
少女漫画のようなふわふわな恋模様ではない。


高校生の瑞稀が片想いしているのは、
7歳年上で兄の友達・晧介。
実力派イケメンで優しいお兄ちゃんのように接してくる晧介が、
ただ瑞稀を弟扱いするという王道的な設定。
義月粧子先生の作品だから、
そんなに簡単に優しい攻めにはいかない。

瑞稀の片想いが切なくて、感情移入せずに…

3

何度でも、オメガはアルファに恋をする 小説

義月粧子  小禄 

兄の親友をずっとずっと想い続ける、一途でピュアな受けの想いにグッとくる

一途受けお好きな方には特にグッとくるんじゃないかと思う、
ピュアで一途な年下男性オメガ受け君のお話。

一方で攻め・晧介(α)の気持ちの変化は少し唐突に思え、物足りなかったかな。。
可愛い弟扱い→恋愛対象へと変わる心を、もっとじっくり読みたかったなという気がします。

オメガバースの現代ファンタジーのこちら。
抑制剤や法律なども(一応)整えられ、オメガへの露骨な差別などはない世界です…

3

箱入りオメガは溺愛される 小説

義月粧子  すがはら竜 

チャラけた攻めの大事で可愛い仔猫ちゃん

皆さんの評価が辛口でびっくりしました!
まぁ確かに『溺愛』は【番外編 ショートストーリー⠀】に頼る事になっちゃうけど。
まぁ所謂(義月先生曰く)「チャラけたインテリアルファと、箱入り仔猫オメガ」
そう、攻めは『チャラけ』てるのであります。
『受け』はお金持ちのお嬢様(笑)ならぬおぼっちゃま。

チャラけた『攻め』だし、めちゃ出来の良いインテリだし、チョーお金持ちだし。
なので相手への…

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運命のつがいは巡り逢う 小説

義月粧子  小山田あみ 

は?な攻め

うーん。で?だから?と思ってるうちに突然終わった感じでした。

本宮にセフレの一人扱いされてると思い込んでた佑月。どんだけ快楽に弱くてチョロいの?と思ってたけど、本宮の匂いが特別だったんですね。

逃げ出し数年後に再会して。
またしてもセフレの一人か…と思ってたら!
本宮の嫉妬や独占欲に、んん?しかし連絡もないしやはりセフレか…。
なところへ一緒に住もうとか、つがいだろ?とか本命とか…

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