ふばば
初めて読む作家さんでしたが、とても好みのタッチでした。線が細めで、攻めも受けも表情が美しいなぁと感じることが多かったです。最初こそコメディ路線ですが、徐々にシリアスな雰囲気にシフトしていきます。けっして深刻過ぎるということはないものの、受けの柊の達観した性格がどこか仄暗さを醸し出していたような気がします。ただ、達観しているが故に、それなりに重い過去もあまり悲壮感を漂わせることなく明かされていまし…
まさか。
表題作もとっても可愛いんだけど、同時収録の「センチメンタルドレスコード」でホロリとさせられるとは…想定外でした。迂闊にも泣いてしまった。
一瞬しか出て来ませんが、ゆうのお母さん、粋なんです‼︎
小学5年生(と、いうことは11歳か。)のゆうはその日、幼馴染で親友の真奈にスカートを借りて学校に行った。「なんでみんなおかしい目で見んねん。」「おれはヘンやない。」
学校で独り残されて、先…