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45/55(合計:548件)
久我有加 松本花
M
疲れた男と、必死に生きて苛立ちを隠せない少年の初々しい恋物語……というやつかな? 一時期は小説家として一世を風靡して、栄光と挫折を一度に味わった誠は生きる気力もなく、ただ惰性で生きていた。 そんな誠の前に現れたひなびた小料理屋に不似合いな、容貌の整った青年と小学生くらいの少年の二人連れ。 しばらく二人は店に通ってきていたが、ある日突然、その少年を「あんたの息子や」と紹介される。 …
久我有加 山田睦月
メパチコ
じれったいお話は初めてです。 人気俳優と大学生の親友。それで上手くいっていたのに、起きてしまった一つの事件。 言葉のアヤによるけんか別れ。 でも、やっぱり心配でほっとけなくて。 男女のケンカだともっと違う方法での仲直りもあるんでしょうが。 やっぱり男同士は力技が有効ですね。 おとなしい真一くんですが、怒るとコワイ。 ここまでが「長い間」 「あいたい」はもう、せつないです。 …
久我有加 桜城やや
お笑い芸人シリーズのスピンオフみたいな。 「バンデージ」と「パイロットランプ」のお話を読む前に先に読んでいて。 そのときは「ふーーん」だったんですよ。 はじめて読んだ関西弁もなんか違和感あって。 関西弁とお笑いはセットなんかい?って感じだったし。 今は違いますけど。 久我センセのお話は、その世界観をつかんでしまえばたいへん面白く読めます。 竜さんは男前なのに、みょうに甘やかし…
このお話はホストの攻と、小料理屋さんを営む受なんですが…。 お店、やってけてんでしょうか? おにぎりしか出さないお店。魅力ではありますが、変なトコリアルに考えてしまう。 閑話休題。 無気力に生きている受に、いきなり高校時代の先輩との子どもとその叔父が現れる。 これもまた、ベタなお話なんだけど関西弁がふんわりしてていい感じでした。 静か(怠惰)だった生活に差し込んだ光みたいな感じ…
久我有加 金ひかる
ネタバレ
「月」シリーズ第2弾。 売れっ子になりつつあるハルくんと秀永くんのお話。 相変わらず謙虚で仕事に一生懸命な二人です。 努力は報われますが、そのせいでグルグルしはじめます。 結局二人ともいい奴だから。 また相川くんと土屋くんが先輩芸人としていて。もう40近いって書かれててびっくり! でも、ハルくんと秀永くんが29って話だから当たり前か。 『モダンモーション』と『アジター…
『何でやねん!』の後に読みました。 またもや関西弁で漫才コンビ。頭の中をグールグル言葉がまわります。 今回は城坂温(はる)くんと、秀永元継くんのお話。 すいません、こっちのほうがお話的に好き。 ハルくんのけなげさと、秀永くんの男前さがすごくアタシ好みなの。 一個のケーキ、一本のビール。 なにか二人を象徴していて素敵です。 出会いと言うか始まりが始まりだから、ハルくんが躊躇する…
久我有加 草間さかえ
雀影
久我さんの、お笑い界物シリーズ4作目。 一番最初の「なんでやねん」が容姿才能ともに持ち合わせたスーパースター『バンデイジ』、「月よ~」は、お笑いブーム最後のスター『パイロットランプ』、そしてお笑いブームがさって、お笑いをやめてしまった男の話「それは言わない~」と、ずっと時間は続いて、どんどんリアルさが増しているこのシリーズ。 今作品は、お笑いブームがさり、実力がありながらも、どうしても売れずに…
久我有加 山田ユギ
1,2とイッキ読みしたため、相川くんの位置にびっくりしました。 とりあえず身近なコンビで当てはめてみたのですが、ダメ、誰もあてはまらない。 山田ユギセンセのイラストの影響もあるんでしょうね。 二人とも美形なんですもん。いないってリアルには。 アタシ的にはこのお話、BLではなく普通に読んでしまいました。 いや、ちゃんとHシーンはありますが…。 漫才コンビの葛藤が相川くんを通し…
びっくりです。 大阪で関西弁で(当たり前じゃ!)漫才からんで。 そんでもってBL話とは、脱帽。 相川くん、子どもの頃のトラウマで笑われるのが大嫌い。 土屋くん、そんな相川くんに惚れて「一緒に漫才やろ」って言ってくる。 普通はそこで「しつこい!」バキッドカッゴスッ!ですよね? でも相川くんはボクシングを習っているから殴らない。 シッシッと追い払うだけ。 土屋くんはいい男で…
ぼっこ
久我さんの芸人シリーズ第四弾。 待ってた。 雑誌掲載時からずっと待ってた。 実力はあるものの時流に乗れなかったため売れっ子になれなかった芸人(受)と、そのマネージャーをしつつ片思いをしていた大阪の劇場の支配人(攻)。 仕事出来るけどヘタレな攻とツッコミなのに受な美人。(日本語変だ) 割とそっけない(ツンデレまではいかない)受に、縋って縋って縋り捲くる攻がいい。情けないのに仕事が有能と…