hitomiさんのレビュー一覧

透明な愛のうつわ コミック

hitomi 

愛の教科書

学校の教科書にしてほしい、とまでは言わない。学校の図書室に置くべき。おれは本気だぞ

hitomi先生に前作で惚れ込み、前情報無しの即買い。ストーリー、イラスト、キャラクター全てが美しいと言わざるを得ない...。これ買っときゃええねん!!!!って自信を持って言える一冊です。

不幸体質の受けと、人の感情を糧に生きる生き物の攻め。初っ端からドSFチック設定で読者に「理解しろ」と思わせる出会い…

26

透明な愛のうつわ コミック

hitomi 

タイトルの意味

物語は静かにゆっくりと穏やかな雰囲気で物語は進むのだが、
幼い頃から何故か不幸体質な人生を歩む、堂上美記。他人を自分の不幸に巻き込まないようにいつも独り。

ある夜、自らを『あかしびと』と名乗る人ならざる者と出逢う。
しかも、『人の不幸を糧になる』と。

美記は自分の不幸体質が誰かの為になる、誰かと過ごせると、そして『あかしびと』に『シロ』と名を与え宿主となる事を決める。

やがて…

4

透明な愛のうつわ コミック

hitomi 

慈しむ愛が染み渡ってく

めっっっっっっっちゃ良かった!(;///;)泣

あらすじに「破滅」ってワード見えるし、
絵がキレイで繊細だから痛々しいとシンドイなーって…
最近ツラいお話を読むと落ち込んじゃうので正直迷った。

けどこれはもう…!
現代版おとぎ話ともいえる展開に愛の温もりがあって、
グワッと胸を鷲掴みにされてめっちゃ良かったです!!

『慈しむ』って言葉がジワッと沁み渡ってく作品でした。

14

1人と一人の3650日 コミック

hitomi 

中編2つ

表題作より、後ろに収録されていたお話が良かったです。そちらがデビュー作でしょうか?

表題作は、学生の頃、卒業式で思い切って告白した友人を、気持ち悪いと拒絶した男性の話。
実はお互い好きだったのに、体面を重んじて離れた二人。再会から物語は始まります。
優しくてどこまでもいい人な本屋の店員と、引きこもりがちなリーマン。昔友人を拒絶したトラウマで恋ができず、そのことを負い目に感じています。

2

1人と一人の3650日 コミック

hitomi 

勝己が、すごく刺さりました♪

昔、保身のために、牧の告白を「キモいんだけど」と手酷く振った勝己。
けれど、そのことを忘れることができずに、自らを傷つけることで心のバランスを取ろうとしている姿が、痛々しくて可愛い。
勝己が適当な男に、痛めつけられる好意を繰り返していると知った牧が勝己に「罰を与える」というけれど、牧は勝己を傷つけることはしない。
勝己の心の弱さが堪らなく可愛いいです。
牧が昔を変わらず、勝己を大事に思って…

1

1人と一人の3650日 コミック

hitomi 

うーん

本当は自分も好きだけど酷い振り方をしてしまい10年悔やんで自分を痛め付けて。
それを当の本人に告げて、重すぎる気持ちに相手がダメージを受けるとは思わなかったのかな。私ならいくら相手が優しくても言いにくいなぁ。
許されたのは相手も自分にまだ気持ちがあったからで、もし気持ちがなかったら重すぎてドン引くだろうし、自分に酔ってる?と思ってしまうかも。その辺りが都合良いなと感じてしまった。
+αで受に…

3

1人と一人の3650日 コミック

hitomi 

きれいです

すごくきれいです。もうちょっと話を延長したらいいと思います。

1

1人と一人の3650日 コミック

hitomi 

好き

表紙の受けの泣き顔が可愛すぎて購入しました。
買って大正解でした。表紙に惹かれただけあって絵は勿論上手くて、泣き顔だったり行為の時の表情、攻めの優しい顔の表現力が素晴らしかったです。そして何よりストーリーが私にとって好みそのものでした。内容は重くても最終的にハッピーエンドなものは大好きなので、尚更。
欲を言えば2人の今後も少し見てみたいなーと。


健気な受けが好みなのですが、健気どころ…

2

1人と一人の3650日 コミック

hitomi 

科した罰

表題作は重めなお話でした。

牧をひどく傷付けてしまった過去の自分を赦せない勝巳の長くて暗い10年。
いろんな感情が積み重なって
病んでしまっている勝巳が痛々しかったです。

再会した時、傷付けたはずの勝巳はボロボロで
傷付けられた牧は当時を"過去"と割り切って生きている、その温度差が切なくて…。

そんな風になるほど牧への想いは強かったということだけど
自…

2

1人と一人の3650日 コミック

hitomi 

表題作をじっくり読みたい

表題作、素晴らしかったです。
表題作のみでレビューします。

すごく重い。
重いんだけど、その重さやその罪をどうにかして償おうと体で無茶をする受けが切なくて、それを救おうとする攻めの姿に心を打たれました。
最後の最後まで受けは苦しんで、無理矢理知らない野郎に抱かれ、体を傷つけ時には吐いたりして…自傷行為に走らせるのは、『過去の攻めからの告白に対してきちんと返事をすることができなかった、好…

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