chikakumaco
そもそも、1巻がショートストーリーの様なので。番外編と聞いて、何を補足してくれるのか?と、思っていたけれど。そういう事でも無く。
あの蒸し暑かった夏が過ぎ。千紘は別れた彼女(マキちゃん)と委員会で居残りしている。
彼女はもう次の彼氏がいるみたいだけど。ちょっぴり未練もある模様。もちろん千紘は揺るがない。
『愁ちゃんと抱き合うのが気持ちいい』などと考えている。
二人はもう迷うことなく抱き合う…
従兄弟という設定はあまり活かしきれてないので、あくまで隣に住んでる同級生の幼馴染との恋であることを前提に読み進めることをオススメします。「母の涙を見たのは人生で二度」というモノローグから始まり、その二度目の涙が従兄弟の千紘で抜いている所を見られた時なので、これはかなり重々しい作品になりそうかもと身構えました。が、そこまで苦悩ばかりに焦点を当てられているわけでもなく、萌えるポイントはたくさんある作…