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2/8(合計:74件)
PEYO
いちご狂
ネタバレ
表紙がとても可愛くてセンスがあって、タイトルも素敵で気になっていました。 それもそのはず、色んなところで面白いと評判でした。 その後作者急逝の知らせを見て驚き、まだ読んでいなかったことを思い出し、亡くなった後だけど絶対読もうと決意した。 今すぐに読もう!にはならなかったのは、演劇部の子達のお話というところにあまり食指が動かなかったからだと思う。 いつか必ず読む...だった。いつかの末、今頃…
日々日々
自分の過去に向き合って、最も辛かったことに向き合うことはすごく力がいることで、気持ちも持たないと出来ないことだと思う。 まだまだ幼い高校生の2人がそれに向き合って、更に相手に対して向き合おうとしている姿に、本当に凄いなと思った。 誰かを好きになって、好きな気持ちを伝えたいという気持ちと、相手に好きだと伝えるために、相手の辛いものを一緒に背負おうとする気持ちが、とても尊くて、涙が出た。 不器用…
Yuriyuri
エロを求めてる人にはお勧めできません、 しかし! エロを期待することを忘れるほどいい話でした展開は早すぎず置いてかれることはないもののテンポ良く読み進めます。 有馬と大河が二人とも抱えてる過去もよく作られ。なにを思って二人が行動をしているかも読み取ることができるようになっています。 過去の話を含めた全てがこの一巻に綺麗にまとめられて感動しました。私が普段読んでいるblとは違いジ…
猫黒歴史
そこそこシリアスで重くて、互いが互いに憧れていて良かった
みじん子
「この世界にとって、キミはただの【誰か】かもしれない。けど、誰かにとってキミは世界そのものかもしれない。」 アメリカの絵本作家、故ドクター・スースが残した名言。 本作を読みながらふと思い出しました。 最後のページを捲ってもまだ「終わってない」感覚、隠されたすべての宝物を掘り起こしたいと何度も何度も読み返したくなる衝動… BLに限らず、たまにこのような神作に出くわすので、いつになっても…
鳥藍
神でした!おすすめしたいです。 属性…現代、学校、青春、ヒーロー、友情、初恋、演劇部活、繊細、過去、健全 ●キャラ ちょっとお馬鹿っぽい元気な大河くんが主人公かな、相手役がワケアリ男子な有馬くん。 ・大河くんは父子家庭です。お父さんとお母さんは仲良しと見せかけて実は不仲で、不仲が判明した後でお母さんが病気になり亡くなりました。 ただのお馬鹿っぽい元気な子ではなく、過去に家庭絡…
kmt
ずっと気になっていたので購入しました。表紙からPEYO先生の世界観が伝わってきて惹かれました。本当に作家様の魅力が伝わる一冊でした。声も映像もついてないのに勝手に頭の中でお芝居に変換されていってもう、凄かったです。とにかく、BLという枠に収めずに多くの人に読んでもらいたいです。でも、涙腺崩壊するくらい泣けるのかなと思っていた割にはそんなでもなかったかな。 大河と有馬は性格は全く似ていませんが…
藻とカレー
これは…神に近い萌2と迷いましたが、神〜とさせて頂きます! まず、素人が生意気ですが、絵とマンガがお上手。 大河がどアホだけど、そうなった理由に説得力がある。 有馬と出会い、どう変わっていくのか見せつつ、有馬の背景、悩みのターンがあり。 有馬の母親が女の子のように育てたことは想定内でしたが、子どもの時にレイプ被害までとはヘビーでちょっと驚きました。 それだけの恐怖を体験し心の…
襖くろーらー
ファンシーな表紙だから中身も可愛いのかと漠然と思ったら、すごいパワフルな少年漫画でした……。 画面から溢れる熱気と圧がすごい。若さと情熱が溢れてるというか。こういう作品を描く方が商業BLに来たというのは奇跡ですね。商業BLの作家さんって、たとえ商業BL自体は初でも漫画執筆歴は長い方が多いんでないかと思うので。 主人公達と同世代の頃に読めたらよかったのになぁ、と思いました。 ……と思う…
tamayaya
肉体的な繋がりではなく、心の繋がりを重視する方に読んでほしい一冊です。 人間の表面しか見ず、あまり深く物事を考えようとしなかった大河の精神的な成長が描かれているのとは対称的に、大河と有馬を取り巻く人々の性に対しての偏見が浮き彫りになります。「性」に固執しすぎず、一人の人間として相手を好きになる大河のひたむきさ、アイデンティティが揺らぎ葛藤する有馬の人間らしさがPEYO先生のあたたかい絵柄で描…