碧蓮
いつか読みたいと思いながら、あまりファンタジーは選ばないのでずっと積んでました
読んだ感想はレビュー通り、素敵なお話でした
サラリーマンと妖怪のお話
線が細い絵にぴったりの世界観で不思議な雰囲気がとても心地よかったです
人と妖怪のままならない気持ちや、会いたいだけで会えない距離
ファンタジーなのにすごく切なくて美しかったです
設定も面白かった
まだシリーズでお話があるので…
シリーズ作品ですが、こちらだけでも楽しめます。
世界観がしっかりあって、魅了されるファンタジーです。
とにかく絵が美しいです。
鬼と陰陽師という敵対する関係なのに惹かれる王道ストーリーなのですが、世界観がしっかりとあって、二人の気持ちがとても繊細に丁寧に描かれているので響きます。
ハッピーエンドまでしっかり描かれていないので、これからの二人の時間はまたどこかで読みたいです。
…
まず。フェロモンが結晶化して視える、というのが新しい。それは、纏う人によって違い、フェロモンが色濃く現れて。持つ人の心の内を詳らかにするという。
だから、やましい気持ちはドロドロとした不快な色を放ち、そのそれぞれの沢山の色と光はチカチカと朱音の視界を刺す。
フェロモン、人の欲情が視えるというのは気持ちが悪い。それは朱音をずっと苦しめて来た。ただ1人、穏やかに無色透明の結晶を放つマキ先生だけが。…