露久ふみさんのレビュー一覧

こまどりは、夜の帳 上 コミック

露久ふみ 

隠された村の謎が深まる上巻

双子、秘村、昔からの因習、儀式……と日本独特の不気味な要素を含みながら村に隠された謎が次第に深まっていくストーリー。
上巻は2時間サスペンスの役者が出揃う部分と、それぞれのキャラの性格が垣間見れる内容となっている。

因習……が人によっては地雷になりかねない内容(受けが攻め以外の他の男によって抱かれる)で、しかもそれが主人公(攻め)が村を訪れてからも繰り返されている、と考えると生理的に受け付…

4

こまどりは、夜の帳 下 コミック

露久ふみ 

世界観に浸りきれる1冊

后宮のオメガがどっぷりファンタジーなのに対して、リアルとファンタジーを織り交ぜたミステリーサスペンスBL。こちらもまた世界観に浸りきれる、ものすごく作り込まれた1冊でした。

呪いのようなものが関わってくる物語はしっかりファンタジーになるか、結局呪いではなくて人間の仕業でした、というどちらかの結末に行き着くことが多いイメージなのですが、こちらの作品は理由も死体遺棄の方法も警察の動きもごくリアル…

6

后宮のオメガ 上 コミック

露久ふみ 

絵もストーリーも最高!

表紙のイリヤの綺麗さに心鷲掴みされましたが、一気にストーリーにも引き込まれました。
Ωだからと自分を認められないイリヤを
子供ながらに一生懸命に思いを伝えて溶かしていくハーリドが素敵で…大人になってから
相応しい男になってから番うなんて、また
男前過ぎて…さらに心鷲掴みされました。
やっと幸せになった2人のその後、甘々な結婚生活のお話も読みたいですね!

8

后宮のオメガ 下 コミック

露久ふみ 

もっと続きを読みたくなる

こういう作品こそもっと巻数を増やして連載して欲しいと思いました。レーベルによるのでしょうか。

3

待宵の鬼 コミック

露久ふみ 

まさに好みドンピシャな作品

私のタイプがこういった妖系が好みだったのでこちらの作品はまさに、好みドンピシャなうえに受け攻めも好きなタイプでもありました。攻めの鬼の見目もとても女性人気な顔で、尚且つクールな性格なものだから、よく喋るタイプよりそっち系の方が鬼のイメージにあっているなとも思いました。そして人外ものがテーマでもありますが、人型にもなれるのであまり違和感なくというのか、気を抜くとそうだ鬼だったなとなります。
あとは…

1

こまどりは、夜の帳 上 コミック

露久ふみ 

No Title

事件警察官x事件関係者、この組合せだけでテンションが上がります、大好きな設定です。
ストーリーもミステリー感があって、あっという間に引き込まれて、自分の中で大満足の作品でした。

4

こまどりは、夜の帳 下 コミック

露久ふみ 

大団円ならぬ、中団円?

上巻から引き続きー

秘村に生まれ、そのおぞましい因習によって人生を壊されてきた卜部兄弟。
村の捜査にやってきた警察官の紀人と民俗学者の慎二たち双子の兄弟によって
村の外に救い出された慶臣と三輪でしたが…。

やはりこのまま安泰には終わらせてくれませんでした。
慶臣と三輪に異常なまでの執着を見せる里江が怖すぎます…。
上巻では使用人的ポジションだった彼女ですが、ラスボス感がハンパな…

1

こまどりは、夜の帳 上 コミック

露久ふみ 

絶妙な気持ち悪さ

前作『后宮のオメガ』に引き続き上下巻の壮大なドラマでした…。

不気味な因習やオカルティックな要素を含んだサスペンスストーリーで
前作と雰囲気は全く異なるものの、こちらもまた読み進める程に
のめり込まずにはいられない作品でした。

この気持ち悪さには覚えがあると思ったら、
子供の頃にテレビアニメで見ていた某高校生探偵の空気感に似ているんだ…。
ミステリーやオカルト、因習好きな方には…

3

こまどりは、夜の帳 下 コミック

露久ふみ 

下巻~!!!

お祭りで兄弟について話す紀人のカミングアウトが面白かったです。
これだけ慎仁を巻き込んでいながらそんな風に思っていたのねとクスクスしちゃいました。
そこから二人で抜け出して・・・の流れが最高でした。いつも余裕な顔の紀人が崩れた~!嬉
里江と再会して追い払われたあとの紀人の表情も良かったな。。
下巻は紀人の変化が見れて嬉しかった!

慶臣が村に戻ってからの展開はつらかったのですが、最終的…

2

こまどりは、夜の帳 下 コミック

露久ふみ 

上手く纏まった風

上巻に引き続きの購入
連続刊行の『后宮のオメガ』にも引き続きの購入

『こまどりは、夜の帳』『后宮のオメガ』どちらも世界観は面白い、助走も惹き込まれる、でもまとめ方が後ろ髪を引かれる(?)ような。BLとしてはハッピーエンドなんだろうけど、せっかく惹き込まれた世界観が置き去りにされてて作品として残念、と感じてしまいます。

双子で、2組の双子同士の二項対立、陽と陰や楽観や悲観、呪と穢れなど…

3
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