貫井ひつじさんのレビュー一覧

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

幸多かれ

先生買い。今後も先生買いしようとめっちゃ思いました。攻めがめちゃ好き&お話の終わり方が好きだったので萌2にしました。うーん読んで良かった。イケメンがしれっと溺愛するお話がお好きな方におススメしたいです。本編220P弱+あとがき。今までのひつじ先生のご本の中で一番好きかも。

猫獣人たちが暮らすヴェルニル王国の田舎ダンザで、ロールダール公爵の館に下働きとして仕えているシェイン。公爵家領を取り仕切…

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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

奥行きのあるストーリー展開が秀逸すぎて。

初読みの作家さま。
あらすじと、可愛らしい表紙に釣られて手に取りましたが、めっちゃ良かった…!スパダリ攻めさん×薄幸受けさん、が個人的にドストライクな設定なのですが、もうその性癖ドンピシャな一冊でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





獣人たちが住まう世界、が舞台。
猫獣人のシェインは、なぜかは分からないが言葉を話すことができない。
父親は彼の記憶にはなく…

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風帝に捧げる純情花嫁 コミコミ特典ペーパー 特典

我を統べる帝について

本品は『風帝に捧げる純情花嫁』のコミコミ特典ペーパーです。

飛龍から見た風帝のお話です。

花嫁を見つけてから風帝は変わった

風帝の眷属たちは個性がバラバラで
風帝に対する感情も様々ですが皆が口を揃えます。

飛龍は敬意も感謝もそれなりに持っていましたが、
格別な想いは抱いていませんでした。

ただ飛龍が生まれたその日に
頭を撫でながら微笑んだ顔を見た時からずっと

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風帝に捧げる純情花嫁 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

失われた半身を求めて

今回は風を司る風帝と身代わりで花嫁になる双子の弟のお話です。

姉の代わりに神の供物となった受様が攻様の隣にいる決意するまで。

受様の国には年に一度、国を挙げての祭りが催されます。

かつて国に疫病が蔓延した際、全てを押し流す風を起こして
全ての悪しきものを払拭した風の神がいました。
風の神は魂を分かつた花嫁を探す為世界を巡っており、
偶然この国の惨状に目を留めて慈悲を掛けて下…

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風帝に捧げる純情花嫁 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

風の神様

先生買い。さらっと読めたので萌にしました。本編+あとがき。ひ〇りさんで買ったので電子限定書きおろし短編あり。イラストありで、ルビーさんは裏表紙、カバーの折り返しの先生プロフィールまで入れてくれてるので安心して電子買えます・・・

年に1度の祭りの季節が近づいてきましたが、今年、琉衣の村はどんより重い雰囲気。というのも、くじで当たりを引いてしまったので、風の神に捧げる花嫁を村から選出しなければな…

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風帝に捧げる純情花嫁 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

甘いだけに惜しい

これから訪れる死を覚悟して、美しい駕籠に乗る偽りの花嫁。
偽者だと分かってしまう前に、どうか早く着いてくれ。
そんな焦燥感と絶望感に満ちたシーンから始まる物語。

風を司る神様×身代わり花嫁の組み合わせ。
タイトルを見ると糖分多めの花嫁もののような印象を受けますよね。
なので、レーベル的にもタイトル通りのお話にきっとなるんだろうなと思いつつも、序盤のあまりのシリアスっぷりと重苦しさに、…

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孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

それは困ったな

読み損ねていたのですが、どうしても読みたくなって購入。王道と思いますが、幸福感満点だし好きなセリフに複数出会えたので萌2にしました。本編250Pほど+あとがき。生きていくのがイヤんなった王様や、頭でっかち系統の鈍くさそうな美人さんが気になる方におススメです。レビュー書くのにもう一回読んでますが、やっぱり良い・・

先王とはうって変わって厄介者の墓場という意味合いが強くなった後宮に、兄に押し込ま…

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溺愛騎士と無垢な愛妻 小説

貫井ひつじ  明神翼 

攻の心境を知りたい

不憫な受を救い出してくれる攻という好みな作品なのですが、攻が受を嫁にするまでになった心境をもう少し詳しく知りたかったですね。
受視点ということもあるのでしょうし、描かれていないところで、例えばアルビン・リースの墓参りの時に初めて合った時のことや、謝罪してから再会するまでの間に受のことをどのように思っていたのかなどが攻の口から語られていたのかもしれませんが、そういった攻から見た受のことも読者にも分…

3

孤高の陛下の至宝の寵姫 コミコミ特典ペーパー 特典

後宮の中庭にて

本品は『孤高の陛下の至宝の寵姫』のコミコミオリジナル特典
ペーパーです。

本編後、ヴォルフが後宮の庭から掘り起こした日のお話です。

ヴォルフは多くの兄弟がいましたが、気を許していたのは1人の
兄と1人の弟だけでした。不審死が続いても気にせず、兄が王と
なり、自分達が補佐する未来を信じていました。

しかし、弟はヴォルフを庇ってこの世を去り、兄もまた全ての罪
を背負って裁か…

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孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

悔恨と傷心を抱えた王を変えた人とは

今回は兄弟殺しを噂されながら王位に就いた国王と
厄介払いされて後宮に棲む男爵家の次男のお話です。

生きる気力のない国王の寵姫となった受様が本当の伴侶となるので。

血統主義のグランドシル王国では尊い血を絶やさぬよう妃や子共を
手厚く守り育てる場所として後宮が設けられますが、国政が安定し
始めると男女を問わず、閨で王に仕える者達が集う場所となります。

また跡継ぎさえもうければ…

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