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4/11(合計:109件)
語シスコ
フランク
ネタバレ
すっかり語シスコさんの作品にはまってしまいまして、私が読んだのはこれで4冊目になります。 全体的に切ない&シリアス寄りの作品でしたが、可笑しいしエロいところは健在です。 こんな作品は後にも先にも登場しない、絶対に語シスコさんしか描けないと思ったのが【嘆くなり我が世のファンタジー】 良識ある大人のスーパーゲイを自認する32歳のゲイが語り部となって、新人類ゲイ(19歳)との出会いから、これか…
デビュー作の「LOVE&CATASTROPHES」に収録されていた「何処へも帰らない」の続きがあるので読んでみました。 「LOVE&CATASTROPHES」や「上等だベイビー」に比べると、バイオレンス、アウトロー風味が激減したけどクセのある(クセになるともいう)独特のテンポ、モノローグの多さは変わらずで決してちんまり大人しくなっちゃった訳ではありません。 そしてゲス野郎は減ったどころか、すっ…
「LOVE&CATASTROPHES ラブ&カタストロフィー」が面白かったので、こちらも読んでみました。 相変わらずバイオレンス多い、レイプ展開かなり多い、ロクデナシも、やばいヤツも、イカレたヤロウも何でもござれの禍々しい設定&属性。 一筋縄ではいかない面々がタイマンばりのかましあいをするんだけど、根底にはどこかピュアな愛があって、切なさが時折胸を締め付けたりする。 濃いセックス描写…
ちるちるのあらすじ、紹介文から強烈な個性がぷんぷん漂ってます。 「抱き合えば何もかもどうでもよくなる気がした。よりかかれるものなんて失うくらいなら欲しくはない」ホモエロマンガ家・菊池春人(21才)。 行きずりでワルで調子こきのイカレヤローにナメられそのあげく、永遠の恋に落ちた。愛と孤独と欲望に生きれば、未来は明るい。 このノリ。 正直怯んだのですが、心配ご無用! ぐいぐいとした勢いに…
りん
懐かしさ溢れる絵柄だ……。本単行本収録中一番古いものはだいたい10年前に描かれた作品ですね。こういう絵柄流行ってたなあ。顔長めでくちびるが厚くて目が大きくて……。いまは二次元でも三次元でも塩顔全盛だなあとあらためて思いました。 それはさておき、ストーリー……。重いです。 受けの子がレイプされるBLで泣いたのは初めてかも。涙が止まらないとかではないのですが、お義姉さんがベッドでふとんにくるま…
もっさり
察しのいい攻×究極のビッチ受 さすがというかなんというか。 ぶっ飛んでおもしろいです。 です、が、萌えか、と、いう、と、、、 悲しいかな、和希くんのビッチっぷりに私はついていけません! 辛抱たまらんとむしゃぶりついちゃうような受が好みなので語シスコさんの受はだいたい好きなんです。が。 和希は身も心も最後までビッチなのがどうしても……。 そして芹沢の諦観の境地というレベルの物分かりの良…
備忘録的レビュー 映画館でセックス、ドレッド中学生、刺青をつぶした鮫島、イチローと菊ちゃん、どれもいい。 なかでも特に『何処へも帰らない』 これがめっちゃ好きです。 カツローがいいキャラしてる。 全体的に世紀末の懐かしい感じ。 刹那的な、それでいてその中で永遠を探しているような。 出てくるキャラクターもいわゆる普通とはかけ離れていて、施設育ちだったり不良(というか犯罪者w)だった…
すみれ0401
当初の刊行予定日から1年以上待ち・・・の発刊でした。 途中、何度ホームページの全サ状況をチェックした事か・・・(^^; 執筆陣はさすが豪華で嬉しいのですが、目次がもう少し分かりやすいと良いかな・・・と思いました。目次が作家様のお名前と掲載ページだけだったのですが、できれば目次にも元作品のタイトルも併記されていたら、読む作品を選びやすかったな・・・と。(さすがにご掲載作家様の全作品を読んでいる訳…
ふばば
家の積み本より発掘しました。 よくぞこんな凄い作品を買っていたぜ我ながらセンスいいじゃないの! だが、何故今まで読まずに放っといたんだ…自分で自分を殴りたいっす。 「ワンオフラバーズ」 ヤクザの組長のバカ息子恭介と、車の修理工サン嵩史との出会い編。 ワンオフってのはクルマの特注のカスタムパーツの事。シスコさんタイトル秀逸です。いつだって恋の相手ってのは取り替えのきかない一点物だ。色ん…
この出会いこの始まりから、あのラストの収まり先。全く予想とは違ってて、正にサプラ〜イズ! ウェットとドライの奇跡的融合。お汁と汗だらけで抱き合うのに、別れの時もまたくっつく時もサラリと乾いている芹沢ちゃんと和希。 突き抜けたセックス依存性の和希は悪びれずに誰とでも寝て、どこか達観している芹沢ちゃんは和希の過去話を聞いても『いい思い出話を作る為に今を生きてんのか?』(この一行にはシビれた…) …