野原耳子さんのレビュー一覧

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

続編を……!

表紙オビのインパクトとビリー・バリバリーさんの絵に惹かれて購入。
結果、大当たりでした。
お話は表紙の絵柄の通り受けの主人公は本当にオッサンで、攻め2人が美青年です(しかもどちらもけっこうな巨根…!)

異世界に迷い込んで戦いに巻き込まれていくというのはよくあるパターンですが、こちらの作品は妙なリアルさが必ず入っていて、ゾクッとすると同時にそこに面白みを感じました。(過去にこの世界に迷い込…

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傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

続きに期待!

実物見ると分かるんですけど、分厚いうえにこれ一冊だけで完結じゃないんです...
でも『美人+ショタ×オッサン(37歳)』ってこの部分だけでピンとくる人はとりあえず読んでみては如何でしょうか。
無自覚男たらしな男前が受です!!(大事なことなので)
この組み合わせって商業において貴重なので筋肉おっさんスキーとしては推していきたい。

ただ、ライトなタイトルではあるけれど内容はガッツリ戦闘あり…

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傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

真ん中の目つき悪い子が受!

タイトルが全てを表してくれている親切な一冊。女神と呼ばれるのは真ん中の目つきの悪い37歳傭兵おじさん。

異世界に紛れ込んでなぜかいきなり理由もなくハーレム状態に陥るのかと思いきや、キャラクターが背負っている悩み、呪い、過去がきちんと書かれており、その理由によって各キャラの行動原理が見えてきます。
だからこそ主人公に惹かれる理由も様々でそのかき分けが素晴らしい。


綺麗な従者、子ども…

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花嫁のカヤ 小説

野原耳子  桝目の助 

骨太!!

こちらの作品、kindleでしか読めないことに驚きでした。
あらすじと表紙見て面白そうとなり、どこで売ってるのかなと思ったら、まさかのkindle限定。
出版社さん!!紙で出して下さいと、これほど願ったのは久しぶり。
紙で持ち歩きたいし、続編も読みたいし、願わくば音声でも聴いてみたいと、それ程までに本当に面白かった!

世界観としては、私が想像するに19世紀中央アジアを舞台にした、イェフ…

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花嫁のカヤ 小説

野原耳子  桝目の助 

とにかく丁寧!入り込みやすい1冊でした!

1冊ですが、まるで1シリーズのドラマを見た感覚でした...!!

平和的な民族イェフェム、好戦的な民族アジム族。
アジム族の前族長の息子カヤは、無理矢理に花嫁としてイェフェム族長の3男ユーティに嫁がされます。

カヤの生い立ちがとにかく悲しくて、新族長に父を殺され、ケガで足が悪くなり、挙げ句の果てには男なのに花嫁にされてしまう。
カヤの嘆きがとても心に響いて、序盤ではやくも物語に入り込…

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再生 小説

野原耳子  桝目の助 

女子(が活躍する)BLがお好きな方におすすめです

友人の風俗嬢はサブ主人公ともいうべき存在で、最終編は攻に憧れる女子視点です
野原さんはいつもですが、中短編の連作で主人公を変えながら一つのカップルを追ってます。
珍しく表紙以外にもイラストがあるのですが、中イラストはアマレベルです、同人なのでしょうがないですね。
受が自己完結して「俺なんかじゃなくて女の子と結婚してほしい」と泣いて身を引く→周囲の人に助けてもらってくっつく、というほぼ同じ流れ…

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