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高遠琉加 茶屋町勝呂
霧笛丸
ネタバレ
「世界の果てで待っていて」第二作、今回は前作にも出てきた、円山芸者さんの以知子の弟の事件を軸に、黒澤の謎の部分がより深まる展開になります。 前作の双子は中学生でどこか現実離れした、いい意味でおとぎ話のような事件でしたが、今回の以知子の弟、三崎双葉は高校生でぐっと現実的になり、、よりシビアな展開になっていきます。 というかですね、今回は本当にセックスの場面はありません。なのにエロさは前作よりも増…
高遠先生は文章力はいわずもがな、タイトルセンスが非常に洗練されていると思います。私が好きなタイトルはプルーストの「失われた時を求めて」なのですが、このタイトルも同じくらい好きです。 「世界の果てで待っていて」。簡潔であり様々なイメージを想起させる、一行の詩のようなタイトルではないでしょうか。 この作品の主人公は黒澤統一郎、元刑事で今は探偵。渋谷区神泉に探偵事務所を構えています。 櫂谷雪人…
高遠琉加 ヨネダコウ
マキヲ
お話自体は起承転結がハッキリしていて緊迫感があって面白かったのですが、BL的萌えポイントがよく分かりませんでした。飴屋と零の関係も最後まで明かされなかったし、他にも回収されなかった伏線がチラホラ。シリーズ物なのかなと思ったのですが、そうじゃないようで…。 司郎視点で描かれているから当然といえば当然ですが、零の感情の機微も掴めなかった。クーデレということなのかな。 これから司郎は、得体が…
高遠琉加 小椋ムク
朝倉視点の現在パート(27歳)→棚橋視点の過去パート(16歳)→再び朝倉視点の現在パート(27歳)、という面白い構成の作品です。この仕掛けがとても効果的で、二人が抱えるそれぞれの思いが切なくて堪りませんでした。 最初のパートでは、無愛想な数学教師の朝倉と何やら因縁がありそうな棚橋との関係が少し不穏なムードで描かれています。二人の過去に何が…? 過去パートでは一転、二人の出会いから蜜月、…
高遠琉加 金ひかる
roseーlily
いやぁ、本当に面白かった。 何が面白かったって、沖屋のキャラクターが! これぞツンデレというくらい、ものすご~くとがっていました。 捻くれ者、天邪鬼、意地っ張り。 そういうキャラが好きな人には、これはたまらない人物かも? 沖屋は、弱小出版社の官能小説雑誌編集長。 若いのにとても切れ者なので、かなり口が悪いのに、周囲には一目置かれています。 実は部下思いの優しいところもあったりして…
綾瀬あやせ
これは手に入れて良かった! 「美女の憂慮」(法医学者と刑事の相性 番外編)愁堂れな こちらはちょっとした推理モノのお話から、冬城がちょっと嫉妬的なラブ的濡れ場有り。 「エゴマのゴマはゴマじゃない」(毎日晴天! 番外編)菅野彰 あーかわいい。世の主婦の方は感じるであろう金銭感覚の相違のお話。 秀が怒って、明信は秀の気持ちが心底わかる。 でも大河と龍はまったくわからない。 龍はしかし…
muccu
全寮制男子校に通う、人気者でチャラ男の香司と優等生の昴という正反対の二人。 香司が合コンで知り合った女の子を寮の屋根裏部屋に誘ったところを昴に目撃され、それを黙っている代わりにと交換条件を出されたことで二人だけの秘密が始まります。 真面目な昴は負担は全く心を開かないのに、大好きな星の話をしている時だけは生き生きと饒舌になります。 そんな自分にしか見せない顔に香司はどんどん惹かれていきます…
M+M
現在では入手困難でしょうが、本編のファンには必見の内容だと思います!A6サイズ66ページ(表紙・裏表紙込み)です。 「夢の庭 Le jardin du reve」 59ページの小説。理人の目線で進んでいきます。 一緒のものを食べ続けていたら、細胞が入れ替わる七年も経てば、他人でなくなるだろうか、という様な言葉で物語は始まります。 仕事中、理人が朝食を食べ損ねて空腹を感じ、厨房に出…
高遠琉加 葛西リカコ
碧暗い水
攻め視点、受け視点とところどころ変わります。 受けは、攻めの叔父に片思いしていました。その叔父が亡くなっていてというお話です。 受けは、幸せになりたくないとか、笑いたくないとか、食べ物の好き嫌いが多く歳上なのに未熟な行動を遠慮なくしています。無意識に、攻めがいる安心感があるからそういう行動をしていたのかな、と。 私は、SFのようなファンタジーという印象が強いです。 時間感覚の曖昧さにぼんや…
高遠琉加 六芦かえで
ニノニャン
片思いものを読みたいなあと思いながら高遠先生のこの小説に辿りづきました。 タイトルからいかにも片思いものな感じです。 クラスメイトである堂島(攻め)の弓道をやっている姿に惹かれ、いつの間にか彼に目を追うようになった三浦(受け)。 一人暮らしの堂島が病気になったところを熱心に看病してあげたのをきっかけに、二人の距離が自然に縮まってきたと同時に、堂島への思いは重ねてくる。 卒業を目の前にして、…