高宮東さんのレビュー一覧

愛しい眠り 小説

清白ミユキ  高宮東 

熱い視線の先にいるのは

今回は米国帰りの心臓外科のスペシャリスト外科医と
緊急指定を受ける都立病院勤務の麻酔科医のお話です。

二人の出会いからまとまるまでの表題作に
その後の恋愛模様を綴った後日談を3本収録。

受様は都内でも有名な緊急指定病院に
麻酔医として勤務しています。

受様は
恩師だった麻酔医を手術事故で亡くした事から
外科医ではなく麻酔医となりますが
麻酔医は患者と接する機会は多くあ…

1

秘匿の花 小説

きたざわ尋子  高宮東 

進化した新しい人種の恋

進化した新しいタイプの人間が主役のお話で、受け様は両親も既に無く天涯孤独。
そして幼なじみで身元引受人だった恋人に捨てられてからはたった一人で生きてる。
でもそれも長くは続かない、恋人と別れた半年後に体調を崩し、医者に診てもらうが
すでに手遅れで余命1年と宣告されてしまった受け様。
身よりもいない受け様は一人末期の患者が暮らすホスピタルに入る事にして、
そこで最後の時を一人で迎えようとし…

4

恋愛は貴族のたしなみ(文庫化) 小説

遠野春日  高宮東 

意地っ張りで傲慢すぎ

SHYノベルズの文庫化レーベル創刊第一弾で選ばれたのが、遠野春日先生の2作品。
情熱シリーズと同じような過去の作品の貴族シリーズですが、意外に再読すると
面白いのですよ。
この作品の攻め様は、傲慢と言う言葉がここまで似合うお方はいないのではないかと
思えるような、遠野先生が描く傲慢系の原型に近いのではないかと思える攻め様です。
それに、かなり不器用すぎて、歳を取ったら無口な頑固おやじにで…

1

愛しい眠り 小説

清白ミユキ  高宮東 

視線が語る

無意識下での一目ぼれから始まる恋。

表題作では視線がちょっと淫靡な感じを漂わせています。
患者に対する態度の主張で衝突したりもしますが、お互いがお互いを認め合い、
理解しよう・直してもらおうと努力する姿勢が見られて、気持ちのよい二人だと思います。
まぁ「お前の言うこと聞くから、その対価にキスね!」というのはBL的一種のお約束。
結ばれるまではお互い探り探りなので、なんだか微笑ましさも…

1

愛しい眠り 小説

清白ミユキ  高宮東 

視線が絡まりっぱなし

麻酔科医×外科医との一目ぼれ同士のラブストーリー。
白衣萌えには良さげな病院内ラブと医師と患者の関わりをさり気なく盛り込んだ
一目ぼれ同士が恋人になるまでのお話でした。
病院が舞台になっているけれど、医療に対する設定はあっさりしていて、
過去に攻め様が大事な患者を亡くしたトラウマと同じように受け様も恩師を麻酔の
医療事故で亡くし、外科医から麻酔科医へ転身したこだわりが背景にあります。

3

情熱で縛りたい 小説

牧山とも  高宮東 

電子版より紙版が好き

もう10年以上前の本なんですねぇ。
『ためらいの連環』というタイトルで電子書籍化されています。
…が、攻めの恭一の口調がかなり変わっていて、やんちゃっぷりが半減してしまっていますので
私としてはこちらの方が断然好きです。(電子版だと萌~中立くらいになっちゃう)
すんごく頭悪そうな話し方なんですけど、それっぽくていい。
あとイラストもとてもいいです。やんちゃな攻めと美人な受けが一目で分かっ…

0

好きなんて言わない 小説

真宮藍璃  高宮東 

キャラの性格が変わりすぎ

続編読んだ時の胸のもやもやが半端ないです(笑)
二人とも性格変わりすぎ。本編の怜司はツンツン具合が可愛いかったのに!続編はなんだか相当面倒くさい性格になっちゃってます。デレたというより性格そのものが変わってしまった気がしてなりません。
あと、饗庭もこんなクールだったっけ?って思いました。本編だと、ホテルで玲司を帰さないために特別な朝食を作らせたり、病院では用もないのに怜司に会いに来たりとかなり…

3

英のなまえ 小説

七地寧  高宮東 

BLじゃありません、「衆道」です。

七地寧のデビュー作。
デビュー作ゆえか、また90年代ゆえなのかとにかく読みづらい。
BLの前身ともいうべき「やおい」の語源は「やまなし・おちなし・意味なし」でありますが、
それを再確認するに至った。
80年代、90年代のJUNEあたりだと、このテの妙に技巧的な文章で綴られるBLってありがちだったような気もする。

だいたい、両方180cm以上の弓道部員てあたりからして撃沈した。

0

LOOP 小説

木原音瀬  高宮東 

木原作品の中では凡作

輪廻転生が根底にあるわけですが、正直言ってつまらん。
木原先生作品だということを差し引いても…というか、木原作品だからまだ読めたほうです。

州脇の中には「宮澤」という前世が内包されていて、
その宮澤は前世で愛していた女、文の生まれ変わりである英一に触れたいがために、
州脇に一ヶ月間、体を貸してくれと頼む。
中身は宮澤、表はイケメン州脇の状態で、英一とセックスにまで及んだ後、
宮澤は…

3

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

斬新ですね~。

記憶喪失ものなんですが、結構斬新だな、と思いました。『記憶喪失』自体は、BLではひとつの王道・テンプレ設定ではあるんですが、これは切り口が新鮮でした。
それに、確かに記憶喪失を扱っていますし、それが重要なファクターなのは間違いないんですが、『記憶が戻るかどうか』がキーポイントではないんです。

記憶を失った恋人が、まるで別人のように!というだけならさほど珍しい設定だとは思わないんですが(いく…

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