高宮東さんのレビュー一覧

好きなんて言わない 小説

真宮藍璃  高宮東 

キャラの性格が変わりすぎ

続編読んだ時の胸のもやもやが半端ないです(笑)
二人とも性格変わりすぎ。本編の怜司はツンツン具合が可愛いかったのに!続編はなんだか相当面倒くさい性格になっちゃってます。デレたというより性格そのものが変わってしまった気がしてなりません。
あと、饗庭もこんなクールだったっけ?って思いました。本編だと、ホテルで玲司を帰さないために特別な朝食を作らせたり、病院では用もないのに怜司に会いに来たりとかなり…

3

英のなまえ 小説

七地寧  高宮東 

BLじゃありません、「衆道」です。

七地寧のデビュー作。
デビュー作ゆえか、また90年代ゆえなのかとにかく読みづらい。
BLの前身ともいうべき「やおい」の語源は「やまなし・おちなし・意味なし」でありますが、
それを再確認するに至った。
80年代、90年代のJUNEあたりだと、このテの妙に技巧的な文章で綴られるBLってありがちだったような気もする。

だいたい、両方180cm以上の弓道部員てあたりからして撃沈した。

0

LOOP 小説

木原音瀬  高宮東 

木原作品の中では凡作

輪廻転生が根底にあるわけですが、正直言ってつまらん。
木原先生作品だということを差し引いても…というか、木原作品だからまだ読めたほうです。

州脇の中には「宮澤」という前世が内包されていて、
その宮澤は前世で愛していた女、文の生まれ変わりである英一に触れたいがために、
州脇に一ヶ月間、体を貸してくれと頼む。
中身は宮澤、表はイケメン州脇の状態で、英一とセックスにまで及んだ後、
宮澤は…

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彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

斬新ですね~。

記憶喪失ものなんですが、結構斬新だな、と思いました。『記憶喪失』自体は、BLではひとつの王道・テンプレ設定ではあるんですが、これは切り口が新鮮でした。
それに、確かに記憶喪失を扱っていますし、それが重要なファクターなのは間違いないんですが、『記憶が戻るかどうか』がキーポイントではないんです。

記憶を失った恋人が、まるで別人のように!というだけならさほど珍しい設定だとは思わないんですが(いく…

1

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

面白かったー

すっごい極端な話なんだけど、じつは物凄くシンプルかつ重要な人生の教訓が詰まったお話だと思いました。
シンプルな教訓、つまり、自分に優しくしてくれる身近な人をきちんと大事にしろ、おろそかにしてはいけないよ、という。
恋人に限らず、家族でも友人でも仕事仲間でも、人間って自分に甘い相手に対してごう慢になってしまう部分が少なからずあるように思う。もちろんこのお話の受けみたいなのは極端すぎてさすがにめったに…

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きらいきらいすき。 小説

栗城偲  高宮東 

失敗したオカマ?!

過去に自分の運命を変えてしまった1人の美容師。
その人に憧れ同じ職場で働きたいと一生懸命頑張った末に出会った彼は?!

オネエ言葉は大好きなので帯が気になり読み始め…
ん~っ、帯やあらすじから想像してたストーリーとはちょっと違ったかな。

何でオネエ言葉になってたのかが気になってたのですが
なるほどな~と。
人気商売は恐ろしい??
そしてその原因にもなってる1人のキャラが出てきて…

1

情欲と視線のベクトル 小説

きたざわ尋子  高宮東 

高城までも?!

高城との関係を隠したままで過ごす亨。
でも高城の気持ちがハッキリと見えずに悩んでる。
可哀想に、相手が高城だもんな…
そんな折に、高城に興味を見せる少年登場!!
この少年の件も含め更に↓↓↓な気持ちになる亨。

「高城も妾の子だった」っていうのが前作でチラッとだけ出てたけど、
それがこの少年に関係ありで。
高城の母親が誰の妾だったのか?っていうのが重要。

ストーリー中、元代議…

0

熱情と執着のベクトル 小説

きたざわ尋子  高宮東 

和希に続き亨までもが捕まった?!

謎の男・高城のお話だったーっ!!
それも相手は亨ときたかっ(><)
作家さんも、亨と将吾どちらにするか迷ってたみたいですが、
なるほどね~(笑)

前作にもチラホラ出てた、鬱陶しいそうなキャラ富岡が登場。
何かにつけて亨の前に現れ、チョッカイかけてくる。
もともと亨とは仲のよかった富岡。
実は亨、過去にこの兄に一服盛られ犯られちゃった経験あり。
それを知った富岡が兄との関係を求め…

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衝動のベクトル 小説

きたざわ尋子  高宮東 

過保護だねぇ…(^^;)

1作目に続き何処まで独占欲丸出しなんだ達郎!!
両想いになって拍車が掛かってますね~(笑)
達郎は和希が本当に好きすぎて、
カラダ込みで愛情をはかろうとする部分もあり、
和希にはそれがカラダ目当てにも取られてしまうんですよね。

本当なら今の屋敷を出て
和希と二人だけの世界に入りたいところです。
が、旅に出ていた義父も帰ってきて、
和希としては家族をしたいわけなんですが、
達郎…

0

欲望のベクトル 小説

きたざわ尋子  高宮東 

すばらしい執着!!(笑)

えっと、えっと、いい意味でバカっプル?!(笑)

複雑なお家柄みたいですが、別にいじめとかある訳でなく、
達郎の和希に対しての溺愛ぶりといいますか執着といいますか、
ここまでくると逆にすばらしいです!!

和希だけには見せない腹黒さ、
それにまったく気づかない素直(世間知らず)すぎる和希、
はい、お似合いです!!
おいおい酔ってるからって、何しても起きないのか和希(笑)

外…

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